妖雲渦巻く

解説

ジョン・コルトン原作の舞台劇を、トッド・ブラウニングとA・P・ヤンガーが脚色し、「法の外(1921)」「二国旗の下」と同じくトッド・ブラウニングが監督し、プリシラ・ディーンが主演した。対手役は「嵐」主演のマット・ムーア、「野に咲く花」「生の焔」等出演のウォーレス・ビアリーで、中国人のアンナ・メイ・ウォンも重要な役を演じている。中国を背景の活劇である。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:Drifting

ストーリー

上海の近くにアヘン密売団があった。首領のジュールス・レビンは美しいアメリカの女カッシー・クックを使って、盛んに商売をしていたが、イギリス政府の役人アーサー・ジャーヴィスが鉱山技師と偽って調査に来たので、レビンはカッシーに命じて彼の行動を監視させた。悪人の一味李博士の娘ローズはアーサーに恋していたが、カッシーもまた彼に恋するようになった。悪人一味とアーサーの指揮する土地の人々の間に激しい戦闘が開かれ、レビンとアーサーとは物凄じい一騎打ちを演じたが、ローズはレビンを射殺してアーサーの危機を救い、自らも重傷を負って倒れる。アーサーとカッシーは救援軍に救われ、やがて幸福な身となる。

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スタッフ・キャスト

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