屋根裏の幽霊

解説

「三人花嫁」「ブーツ」「亭主改造」「妙計大当たり」等と同じくドロシー・ギッシュ嬢主演のパラマウト映画であるが、監督はいつものクリントン氏ではなく、「ミッキー」「野良に出て」「戦ごっこ」等で知られた喜劇の名手F・リチャード・ジョーンズ氏である。通俗小説家ウェルス・ヘースティング氏が原作者である。相手役はウィリアム・イー・バーク氏。怜悧な犬やオウムが興を添えている。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:The Ghost in the Block

ストーリー

貧乏なデスリー・オーデールは突然前触れものなく金持ちの叔母さんの家へ愛犬とオウムを唯一の財産として住み込みに来た。叔母さんの家の近所にはいとも古びた廃墟のようなうすきみ悪い一軒の空家があった。そこを根城とする頭の妙に鈍い臆病な四人組の悪漢がいた。彼らはそれでもさすがは商売柄でデスリー叔母の家から7万5千ドルの首飾りをせしめた。ここに奮起したデスリーは奮然身を彼等の間に投じ大格闘をしたった娘の細腕ではかないっこないから、妙案を立て化物屋敷と名の他界その空家に白布を纏って忍び込み、4人の膽を散々冷やした上で首飾りを奪還しようと、彼女独特の奇法を凝せば、果たして妙計大当たり、であった。

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