マドリードで乾杯
劇場公開日:1965年5月5日
解説
ジョン・H・セコンダリの原作を、エディス・ソマーが脚色、「すてきなジェシカ」のジーン・ネグレスコが監督した青春もの。撮影は「不沈のモリー・ブラウン」のダニエル・L・ファップ、音楽は「女房は生きていた」のライオネル・ニューマンが担当した。出演は「泥棒を消せ」のアン・マーグレット、「リオ・コンチョス」のアンソニー・フランシオサ、「枢機卿」のキャロル・リンレイ、「翼のリズム」のパメラ・ティフィンなど。製作はデイヴィッド・ワイスバート。
1964年製作/アメリカ
原題または英題:The Pleasure Seekers
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1965年5月5日
ストーリー
マドリードに来たアメリカ娘スージー(パメラ・ティフィン)は、先に来ていたマギー(キャロル・リンレイ)、フラン(アン・マーグレット)の3人で共同生活を始めた。マギーは通信社に勤め、フランは歌と躍りの勉強をしていた。マギーの同僚ピートは彼女に好意を持っていたが、彼女は上役のバートンに心惹かれていた。一方フランは医者アンドレスと、スージーは貴族の息子エミリオと知りあい、おたがいに惹かれた。バートンが開いたパーティの日、フランはフラメンコを踊り大喝采を浴びた。その時、バートンの妻ジェーンが現われ、悲しくなったマギーは急ぎアパートに帰ったが優しく送ってくれたのはピートだった。数日後、フランはアンドレスと再会したが、マドリードでの開業に彼が反対したために、そのまま別れてしまった。同じ頃スージーはエミリオに約束をすっぽかされ、怒ってアパートに帰ってくる。フランとスージーはアメリカへ帰る相談を始めた。数日後マギーはバートンと踊りに行き、そこに来たジェーンに口汚くののしられフラン、スージーと共にアメリカへ帰る決心をした。それから間もなくニューヨーク転任となったバートンは3人娘を食事に招き、自分の後任としてピートを推薦したことを述べ、マギーに彼の秘書になってほしいといった。そこへ、ピート、エミリオ、アンドレスの3人がやってきた。3組の恋人たちに幸せがやってきた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジーン・ネグレスコ
- 脚色
- エディス・ソマー
- 原作
- ジョン・H・セコンダリ
- 製作
- デビッド・ワイスバート
- 撮影
- ダニエル・L・ファップ
- 音楽
- ライオネル・ニューマン
受賞歴
第38回 アカデミー賞(1966年)
ノミネート
編曲賞 | ライオネル・ニューマン アレクサンダー・カレッジ |
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