舞姫ザザ(1923)

解説

ピエール・バートンとチャールズ・サイモン合作の舞台劇を、アルバート・シェルビー・ル・ヴィノが脚色したもので、「ロビン・フッド(1922)」「月の囁き」を監督したアラン・ドワンが監督の任に当タった。主役は「放埒娘」「大陸に鳴る女」等出演のグロリア・スワンソンで、対手役には「暁の前1時間」等出演のH・B・ワーナーが珍しくも出演する。ちなみにこの原作はかつてポーリング・フレデリック主演のもとにラスキー社で製作された事がある。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:Zaza

ストーリー

フランスのある小さな町の野天劇場の花形女優ザザの美しい姿は、その町を訪れた外交官のベルナール・デュフレーヌの心を索いた。ザザが怪我をした時ベルナールの優しい介抱を彼女は感謝をもって受けた。2人は静かな別荘を借りて住む事となり、しばらくの幸福は続いたがベルナールの妻が現れた時、2人の仲はさかれねばならなかった。ザザは妻ありと知らず他の女ができたため捨てられたのだと誤解してパリに出たが、パリで彼女はベルナールが妻ある身である事を知って驚いた。年は過ぎた。世界大戦が起ったが、戦禍の恐ろしさは今までの激しいザザの心をもやわらげた。妻に死に別れたベルナールがザザに再会した時、彼女の友の計らいで、2人の上に再び幸福の日が輝く事になった。

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