大都会の女たち

劇場公開日:

解説

ロナ・ジャッフェのベスト・セラー小説を「ある微笑」のジーン・ネグレスコ監督が映画化した作品。ニューヨークの出版社を舞台にビジネス・ガール達の生態が描かれる。脚色はエディス・ソマーとマン・ルビン。撮影は「アンネの日記」のウィリアム・C・メラー、音楽はアルフレッド・ニューマン。出演者は「大戦争」のホープ・ラング、スージー・パーカー、マーサ・ハイヤー、スティーブン・ボイドなど。製作ジェリー・ウォルド。

1959年製作/アメリカ
原題または英題:The Best of Everything
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1960年1月8日

ストーリー

許婚者エディが欧州から帰って来るまで、キャロライン(ホープ・ラング)はフェビアン出版社に勤めた。主任タイピスト、メリー・アグネスのもとで、彼女は古参の女編集員アマンダ(ジョーン・クローフォード)付きタイピストとなった。社を休んでいるグレッグ(スージー・パーカー)の代わりである。妻のある幹部社員と情事を続けているアマンダは新社員につらく当たるのを楽しんでいるような女である。美人で評判のデザイナー、バーバラ(マーサ・ハイヤー)も、実は亡夫の子を養いながらシドニーという男との愛に悩んでいる。昼休みにキャロラインはエイプリル(ダイアン・ベーカー)という同じ新入社員のタイピストと知り合った。女好きの編集長シャリマー付きとなった彼女は早速誘惑された。社を休んでいたグレッグは劇作家兼演出家のデビッド(L・ジュールダン)に熱を上げる女優志願の女である。キャロラインは、誘われてエイプリルとグレッグの住むアパートに引っ越すことになった。欧州でエディが金持ちの娘と結婚したのを知って落胆したキャロラインは、社員のマイク(スティーブン・ボイド)に慰められ、2人は親しくなった。やがて彼女は編集員に昇進する。エイプリルはデキスターという金持ちの息子と恋仲になった。デビッドを追うグレッグは女優として失敗し、焦っている。アマンダは相変わらず男に恵まれないでイライラしている。妊娠したエイプリルは、事故がもとで流産した。アマンダは2人の子持ちの、やもめ男と結婚するため退職したので、キャロラインはその後任になった。グレッグは、デビットと、彼の芝居に出る新人女優、ジュディの仲を嫉妬し、アパートの梯子から落ちて死んだ。アマンダもまた社に戻ってきた。キャロラインは彼女に職を譲り、やがてマイクと結ばれるだろう。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第32回 アカデミー賞(1960年)

ノミネート

衣装デザイン賞(カラー)
主題歌賞
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