ディオールと私
劇場公開日 2015年3月14日
解説
老舗ブランド「クリスチャン・ディオール」全面協力のもと、オートクチュールの裏側に迫ったドキュメンタリー作品。2012年、空席になっていたディオールのアーティスティックディレクターの座に就任したラフ・シモンズ。自身の男性ブランド「ジル・サンダー」で活躍するシモンズだが、その認知度は低く、オートクチュール界での経験は皆無で、この大抜擢は世界中のファッション関係者を驚かせた。通常のコレクションでは半年近くの準備期間が必要とされている中、ディオールでの最初のコレクションまでに、シモンズに与えられた時間はわずか8週間。限られた時間の中で、世界中が注目するメゾンのコレクションを成功させるため奮闘するデザイナーや職人たちの裏側に密着した。
2014年製作/90分/G/フランス
原題:Dior et Moi
配給:アルシネテラン、オープンセサミ
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2020年12月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
工業デザイン学校で写真を学んだラフ・シモンズ。ファッションは独学なのだとか。作中でポピンドゥー・センターで絵画鑑賞するシーンがあるが、それをヒントに色鮮やかなドレスを製作するなど、人間、これまでの経験が先に繋がるのだなぁと思った。コレクション会場の花の演出など、写真を学んだラフならばこそ出来ることだと思う。
2020年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
オートクチュールコレクションを開催するために、
たくさんの人が関わって、
みんなが自分の仕事にプライドと誇りを持っていて、
初めて参加するデザイナーに最大限の力で協力して、成功を成し遂げる。
ラフはもちろん、みんながカッコ良かった!!!
たくさんの花で飾られたオートクチュールコレクションの会場が
映し出されたとき、あまりにも素晴らしすぎて、本気で泣けてきた。
いやぁ~、素晴らしすぎると涙出るのね。
これ、絶対参加できないけど、もし、実際にこの会場に足を運べたとしたら、
この美しさに感動して号泣してるわ、わたし。
また、ラフの涙も良い!やっぱり、稀に見る才能があっても、
決して横柄にならず、緊張して泣いちゃう感じが人間らしい。
才能を表現するって、たいへんだなぁ…。
ワクワクドキドキ、感動を味わえました。
2020年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
アトリエ(工房)のお針子さんたちの実力の物凄さに圧倒されました。
アトリエに光を当てた稀有な映画です。
オートクチュールって、デザイナーが作った型紙と、その指示に従ってお針子さんが“下請け”で手縫いで仕上げているのかと思っていました。
ぜんぜん違うの。
希望するデザイン画を、担当したいお針子さんが自分で選ぶ。
「やりたい仕事には情熱が入る」と主任の言葉。
で、型紙作りもそこそこに自分でチョイスした生地をボディにかけて、そしていきなりの裁ち鋏ですよ!
新任のムッシュー・ラフは、ほんの少し手を加えてウエストの膨らみを調整する程度でほとんどの作業がアトリエの個々人に任されているのでした。
創立者ディオールの精神を受け継ぎ、
新任のデザイナーの意向を読み取り、
そしてお針子自身の好みを明白に投影しながら作品が仕上がります。
びっくりしました。
よく撮りました。
===========
追記:
ディオールのジャケット、ヤフオクで落としました♪
(笑)
2019年2月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ジル・サンダーを離れ
2012年
アーティステックディレクターの座に就任
ディオールのオートクチュール発表までの期間はわずか8週間
成功させる為に奮闘するデザイナー
ラフ・シモンズと
職人たちの姿を追ったドキュメンタリー
今もアトリエに現れる(?!)ディオール氏
その歴史に真摯に向き合うラフ
メゾンを支える職人達の見事な技術
溜め息が出てしまうほどの美しい衣装には
彼女達のプライド…魂が宿ってるよう
コレクションを成功させたラフと
ピーターの涙を見たときは一緒にウルウル
.
映画で夢をみさせてもらえます
すべての映画レビューを見る(全19件)