ボルサリーノ
劇場公開日:2014年3月1日
解説
「気狂いピエロ」「暗くなるまでこの恋を」のジャン=ポール・ベルモンドと「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンというフランスを代表する2大スターが初共演し、話題を集めたギャング映画。1930年代のマルセイユ。3カ月の刑期を終えて出所したシフレディは、自分の女であるローラをめぐってカペラという男と殴り合いになるが、そのケンカ沙汰をきっかけに2人の間には奇妙な友情が芽生える。ギャングとしての野望を達成するため、シフレディとカペラは街の大物ギャングたちを翻弄し、マルセイユを手中に収めていくが……。1970年初公開。2014年、44年ぶりにデジタルリマスター版で再上映。
1970年製作/125分/フランス・イタリア合作
原題:Borsalino
配給:メダリオンメディア
日本初公開:1970年6月13日
スタッフ・キャスト
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2022年11月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
素直な感想は、一部の人には常識かもしれないが、『傷だらけの天使』は
かなりこの映画の影響を受けてるなということ。
成り上がろうとする純朴な2人なんだが、どこかに悲壮感が漂う。
音楽も似てる。
2人の喧嘩のシーンは素人ながら、すごく作り込まれてるなと感じた。
色んな批評はあるだろうが、自分は楽しめた。
それにしても、スーツをビシって決めて、男はこうじゃなきゃと思わせてくれた。
カッコつけてなんぼだね。それでいいのさ。人生一回だけだから。
2022年11月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
フランス映画らしいいかにもおしゃれなテーマ曲からスタート。アランドロン扮するロッコシフレディが2ヶ月早く出所してきた。ジャンポールベルモンド扮するフランソワカペラとカトリーヌルーヴェル扮するローラの取り合いで殴り合いだ。
ジャンポールベルモンドが主役の位置づけだが、製作はアランドロン。ボルサリーノが似合うのはアランドロンをおいて他にないね。ジャンポールベルモンドはハンチングだな。何故にして題名がボルサリーノなのかな? やっぱり決まるのはアランドロンだな。
2022年11月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
原作はBandits à Marseille(マルセイユの悪党)、麻薬のフレンチコネクションを作ったマルセイユのギャング、ポール・カーボンとフランソワ・スピリットがモデルと言われている。
二大スター競演ということでパラマウントピクチャーズからの資金提供を受け、制作費1400万フラン(20億円越え)という破格の予算で作られたから、街並み、車、衣装、装飾品に至るまで豪華絢爛、手抜きが無いので眼の肥しになります。本作のヒットでボルサリーノはソフト帽の代名詞にもなるほど流行ったようです。
ストーリーは二人の若者がマルセイユのギャンングのボスにのし上がるまでの下剋上を描いています、と言ってもストーリーよりは二大スターの存在感、競演が見どころであることは間違いありませんね。アランドロンが製作でベルモンドはゲスト扱いなので不満タラタラ、ドロンと同じ数のアップ・ショットを要求したというから大人げない、本作以降、二人は疎遠だとか・・。
(ネタバレ)
どうも、ラストをみるとマレロとポリ以外にも悪党が残っていたようですね、カペラの仇は誰なのか、続編「ボルサリーノ2」でロックが方を付けるようです。(競走馬の誘拐を依頼した酒屋のボルポーネらしい)
2022年4月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ジャン=ポール・ベルモンドとアラン・ドロンが初めて共演したギャング映画。
1930年代のマルセイユ、二人は一人の女を取り合い、殴り合いの大立ち回りを演じたあと、仲良くなる。
当時のマルセイユは、二人の大物ギャングが牛耳っていたが、のし上がるため・・・。
いい帽子をかぶっている。