ゾロの復讐
劇場公開日:1959年9月10日
解説
黒衣黒覆面の快傑ゾロを主人公とする作品。ゾロに扮するのは「快傑ゾロ(1958)」に次いでのガイ・ウィリアムス。ジョンストン・マッカリーの原作に基づいてローウェル・S・ホウリーとボブ・ウェリングがシナリオを書き、監督はチャールズ・T・バートン。撮影を「快傑ゾロ(1958)」のゴードン・エイヴィルが担当している。音楽はウィリアム・ラヴァ。他に出演するのは、ヘンリー・カルヴィン、ジーン・シェルダンら。製作ウィリアム・H・アンダーソン。
1959年製作/アメリカ
原題または英題:Zorro, The Avenger
配給:日本RKO
劇場公開日:1959年9月10日
ストーリー
カリフォルニアがスペイン領だった頃。大地主ドン・アレファンドロの息子ディエゴ(ガイ・ウィリアムス)は、黒衣黒覆面の快傑ゾロに扮して、人知れず正義の士として働いていた。その頃、カリフォルニアは、イーグル団とよばれる凶悪な陰謀団一味によって荒らされていた。アレファンドロはこれに対抗するため自警団を作り、総監府の許可を受けるためモントリオールに向かった。その間に、首領イーグルは自から新任の司政官ホセ・セバスチャンを名のってやってきた。彼は警備司令ガルシァ軍曹(ヘンリー・カルヴィン)をおどして、アレファンドロの屋敷を官邸として接収した。ディエゴは立腹したが、忠実で口の不自由な従者ベルナンドとともに、秘かに様子を見ることにした。司政官の部屋にしのびこんだディエゴは、どうやら彼がイーグル団の首領らしいことを知った。やがてディエゴは、一味が自警団50人の名簿を手に入れようとするのを妨害し、一味がカリフォルニアを手中におさめ、外国に売り渡すことを計画しているのを調べあげた。ディエゴはいろいろイーグルを脅迫した。だが一味は配下を集めて再び城内に攻め入り、イーグルの旗印をかかげて町を占領した。町に帰ったアレファンドロと、ディエゴ主従は、ガルシア軍曹とともに監禁されてしまった。自警団の名簿を渡すと偽って部屋を出たディエゴは、ゾロとなって剣をふるい、イーグル一味を散々に痛めつけた。1人逃げようとしたイーグルは部下に撃たれて死に、カリフォルニアには平和がよみがえった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・T・バートン
- 脚本
- ローウェル・S・ハウリー
- ボブ・ウェリング
- 原作
- ジョンストン・マッカリー
- 製作
- ウィリアム・H・アンダーソン
- 撮影
- ゴードン・エイヴィル
- 音楽
- ウィリアム・ラバ