その日その時

劇場公開日:

解説

アレック・コッペルの原作を彼自身とジョン・リー・メインが共同で脚色、「心の旅路」のマーヴィン・ルロイが製作・監督したラブ・ロマンス。撮影は「マイ・フェア・レディ」のハリー・ストラドリング、音楽は「シャレード」のヘンリー・マンシーニが担当した。出演は「悲しみよこんにちは」のジーン・セバーグ、「007/ゴールドフィンガー」のオナー・ブラックマン、「侵略」のアーサー・ヒル、「黄色いロールスロイス」のグレゴワール・アスラン、TVの子役のピーター・ロビンス、ショーン・ギャリソンほか。

1965年製作/アメリカ
原題または英題:Moment to Moment
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1967年6月17日

ストーリー

リビエラの保養地。ケイ(ジーン・セバーグ)は精神分析医ニール(アーサー・ヒル)の妻で息子ティミー(ピーター・ロビンス)まである。夫は仕事熱心な男で出張中。ある日ケイは米人の若い海軍少尉のマーク(ショーン・ギャリソン)と知り合い、車で送ったり、彼女の家に立ち寄らせるようになってから関係を結んでしまった。ケイは自分を押さえるつもりだったが、夫に早く帰ってくれるように電話をかけ、断られてからそうなったのだった。けれどもケイは精神的も肉体的にも淋しさを満足させられて、初めて責任というものに目覚めたが、マークはひきさがらない。彼が前にもまして熱烈に求愛するので夫の寝室に入って鍵をかけ、拒絶した。マークはピストル自殺をすると騒ぎだし、ケイが驚いてそれをもぎとろうとして爆発、マークは床に倒れた。ケイは隣に住むダフネ(オナー・ブラックマン)の協力を得て死体を捨てに行った。数日たったが新聞記事にもならない。心配のあまりケイは不覚にも現場へ行ってみた。警官が張り込こんでいる。彼女は尋問をうけた。そのとき夫が帰って来た。ところが驚いたことにマークは死んでいず、記憶喪失に患っていた。警察はニールにその治療を依頼、ニールの熱心な看護で間もなく意識を回復したが、マークは彼女とのことだけは思い出せない風を装いつづけて去って行った。ケイと2人きりになったとき夫ははじめから妻とマークの間に情事のあったことを察知していたと言ってケイを驚かせた。だがニールはその責任が自分にあると認め、今後そのような問題が起こるような状況は作らないと誓うのだった。

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