すべての旗に背いて

劇場公開日:

解説

「成吉思汗」のハワード・クリスティが1952年に製作した色彩海洋劇で、同じく「成吉思汗」のジョージ・シャーマンが監督した。原作脚色は「艦長ホレーショ」のイーニアス・マッケンジーで「海の無法者」のジョセフ・ホフマンが脚色に協力している。撮影、音楽は共に「成吉思汗」のラッセル・メティとハンス・J・サルター。「フォーサイト家の女」のエロール・フリンと「静かなる男」のモーリン・オハラが主演し「世界を彼の腕に」のアンソニー・クイン、「静かなる男」のミルドレッド・ナトウィク、アリス・ケリーなどが出演する。

1952年製作/アメリカ
原題または英題:Against All Flags
劇場公開日:1953年3月1日

ストーリー

18世紀、インド洋を荒らしまわっていた海賊を撃滅するために英国士官ブライアン・ホウク(エロール・フリン)は部下2人と海賊に変装して根拠地のディエゴ・スワレスに上陸した。3人は見張りに発見されロック(アンソニー・クイン)という海賊船長にスパイであることを見破られたが、居合わせた女船長スピットファイア(モーリン・オハラ)のおかげで海賊船長会議の審査をうけることになった。船長会議でもスピットファイアがかばってくれ、どうやら海賊団に加わることができた。彼がピストルを買うために銃器店に行くとそこはスピットファイアの持店で二階の彼女の室には島の要塞図があることがわかった。ロックはホウクを船の乗組員に加えて出帆しインド王の持船を襲い、莫大な財宝と美女たちを奪った。そのなかには王女パトマ姫がおり、美女達の競売が始まったときホウクは王女を救い出そうとして彼女に高値をつけたが邪推したスピットファイアに横取りされた。ホウクは要塞図を写し取って砲台の要所に爆薬を仕込み沖に待機していた英国軍艦に合図を送ったが、王女を救い出そうとして捕えられた。ホウクに好意を持つスピットファイアはひそかにホウクを逃しパトマ姫を人質にしてロックと共に英艦の追撃から逃れようとした。しかし、船内にひそんでいたホウクたちは海賊たちと戦って首領のロックを倒し降参させた。王女とスピットファイアを連れたホウクは英国艦長にスピットファイアの罪を許してもらい晴れて抱き合った。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0理屈抜きのアクション

2022年2月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

海賊映画が昔流行っていた。 海洋活劇とか言っていた。西部劇の海賊版である。我が親父コレクションで受け継がせて貰っている。東京オリンピックの頃見た。第一回の東京オリンピック。

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