サイレンサー 破壊部隊
劇場公開日:1969年4月8日
解説
ドナルド・ハミルトンのスパイ小説を、「宝石を狙え ゴールデン・ブル作戦」のウィリアム・P・マッギヴァーンが脚色、「サイレンサー 沈黙部隊」のフィル・カールソンが監督したシリーズの4作目。撮影は「招かれざる客」のサム・リーヴィット、音楽は「サイレンサー・待伏部隊」のヒューゴー・モンテネグロが担当している。出演はおなじみのディーン・マーティン、「ラスベガス強奪作戦」のエルケ・ソマー、「哀愁の花びら」のシャロン・テイト、ほかに「代爆発」のナンシー・クワン、「踊れサーフィン」のティナ・ルイスなど。製作はアーヴィング・アレン。
1968年製作/アメリカ
原題または英題:Wrecking Crew
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1969年4月8日
ストーリー
デンマークで列車がおそわれ、50億ドルの金塊が奪われるという事件が起こった。通知をうけたICEのチーフ、マクドナルドは、カメラ片手に女の子にヤニ下がっている、マット(ディーン・マーティン)の尻をたたき、コペンハーゲンに発たせた。ホテルでマットは旅行案内係と称する女、フレヤ(シャロン・テイト)を知った。マットは彼女とともに強盗の頭目と目されるコンチーニ伯爵の邸を訪れたが捕まえられた。特製の毒ガス・カメラで逃げ出したが、次にはユー・ランという女とその一味に襲われ、命からがら逃げ出した。ユー・ランそして伯爵の女リンカ(エルナ・ソマー)が次々とマットをお色気戦法でせめてきた。だが、その度にフレヤがわりこんできた。実は彼女は英国のスパイだった。やがてマットとマクドナルド、そしてフレヤはユー・ランの罠におち一味に監禁されてしまった。その間一味は壁にぬりこめておいた金塊を取り出し、脱出を計った。やっと罠からのがれたマットは組立て式のミニ・コプターを作り、フレヤとともに乗り込み、走る列車に空から襲撃をかけ、首領に迫り、コンチーニ伯爵と大格闘の末、金塊を取り返した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フィル・カールソン
- 脚色
- ウィリアム・P・マッギバーン
- 原作
- ドナルド・ハミルトン
- 製作
- アービング・アレン
- 撮影
- サム・リービット
- 音楽
- ウーゴ・モンテネグロ