サイレンサー 待伏部隊

劇場公開日:

解説

ドナルド・ハミルトンの小説を、前作「サイレンサー 殺人部隊」のハーバート・ベイカーが脚色、同じく「サイレンサー 殺人部隊」のヘンリー・レヴィンが監督したマット・ヘルム・シリーズ第3作。撮影は「俺たちに明日はない」のバーネット・ガフィと「メリー・ポピンズ」のエドワード・コールマン、音楽は「夕陽よ急げ」のヒューゴー・モンテネグロが担当。なお、ケネディ未亡人の衣裳アドバイサーであるオレグ・カシニが衣裳を担当している。出演はディーン・マーティン、「ナポレオンと女と泥棒たち」のセンタ・バーガー、「アルバレス・ケリー」のジャニス・ルール。製作は、このシリーズを手がけているアーヴィング・アレン。

1968年製作/アメリカ
原題または英題:The Ambushers
配給:コロムビア
劇場公開日:1968年3月16日

ストーリー

世界最初の電磁波推力で動く空とぶ円盤が完成し、アメリカICEのボス、マクドナルドは上機嫌だった。さっそく試運転にかかり女性パイロットのシーラ(ジャニス・ルール)が搭乗したが、円盤は彼女もろとも、どこかへ消えてしまった。一方、相変わらずカメラ片手に美人相手に過ごしているのはマット・ヘルム(ディーン・マーティン)である。そんなある日、彼の前に記憶を喪失し、見るかげもなくなったシーラが現れた。円盤を奪ったのはホセ・オルテガを首領とする権力狂の一味らしい。マットとシーラは、一味のアジトと目せられるメキシコへ向かった。一の子分クィンターナが経営するビール工場に潜入し、早速、調査を始めた。そして次に、ホテルのプールサイドで行われた、ビールのCMガールたちのファッション・ショウを見に出かけた。そこへオルテガが現れ、2人は彼の部下に取り囲まれてしまった。バンドマンがマラカスを仕かけた銃で狙っている。その時、フランチェスカ(センタ・バーガー)という女が現れ、2人は危機をまぬがれた。フランチェスカは某国のスパイで、やはり円盤を狙っている。そして、そのグラマラスな肢体にものをいわせてマットは誘惑にかかったがシーラに阻まれてしまった。翌日、ビール工場を襲ったマットは敵の本拠は、ジャングルの奥深くコパラ谷にあることを知った。マットにシーラ、そしてフランチェスカもコパラ谷に向かった。超赤外線カメラで円盤の所在をつきとめたが、すでに各国のスパイたちが争奪戦を始めている。フランチェスカは裏切ってオルテガ側についてしまった。激しい射合いの中を円盤に近づいたマットはレーダーを襲撃。すると円盤はシーラを乗せてジャングルを走り始めた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く