アンディ・ウォーホールのBAD

劇場公開日:

解説

アンディ・ウォーホルの門下生によって作られた女だけの殺人集団を描くスリラー。製作はジェフ・トーンバーグ、監督はジェッド・ジョンソン、脚本はパット・ハケットとジョージ・アバグナーロ、撮影はアラン・メッツガー、音楽はマイク・ブルームフィールドが各々担当。出演はキャロル・ベイカー、ペニー・キング、スーザン・ティレルなど。

1977年製作/アメリカ
原題または英題:Andy Warhol's BAD
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1977年4月23日

ストーリー

電気分解脱毛専門の美容院を開いているエイカン夫人(キャロル・ベイカー)の本業は、なんと恐るべき『仕事』の元締めであった。それは、自らでは下せない欲求不満の持主の依頼を受け、殺人をする『仕事』である。ある日、若い女が夫人に、自分の夫の片腕を奪った犯人の手足をバラバラにしてくれ、と依頼に来た。夫人は早速、部下のPG(ステファニア・カシーニ)という美人を呼び出す。その夜、PGはガソリン・スタンドの男を訪れ、鉄棒で殴り倒す。そして、男を車の下敷きにして、男の指を1本切り取り証拠に持って帰る。一方、夫人は、夫人の家に居候しているLT(ペニー・キング)が、夫人の家に出入りする若い女性といちゃついていることに、苛立ちを感じている。そんな時、LTに仕事が入った。その仕事とは、得意先のジョイナーの自閉症の息子を殺すことだ。ジョイナー家に飛び込むLTだが、まだ金の亡者にはなりたくないと、仕事もせず帰っていった。夫人の息子の妻メアリー(スーザン・ティレル)だけが夫人の仕事に反対するなか、LTは夫人宅を去る。そしてその夜、洗濯機に顔を突っ込んで死んでいる夫人が、メアリーによって発見されるのだった。

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