フランス、幸せのメソッド

解説

「スパニッシュ・アパートメント」のセドリック・クラピッシュ監督が、不況が続くヨーロッパ社会の実情を背景に描いたヒューマンドラマ。工場の閉鎖で失業したシングルマザーのフランスは、パリで暮らすエリート金融トレーダーの男性スティーブに家政婦として雇われることに。互いの価値観の違いに反発しあいながらも、少しずつ距離を縮めていくフランスとスティーブ。そんな矢先、ある事実を知ったフランスが事件を起こしてしまう。

2011年製作/フランス
原題または英題:Ma part du gateau

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

5.0メイキング映像も素晴らしい

2022年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

長年勤めた会社が倒産して職を失った中年の女性,家政婦の仕事を見つけたのは若い金持ちの証券トレーダーの家.この設定そのものが意外な展開を予想させますが,まさに「世間は狭かった」という話.
原題のように,富の分前(part)をテーマにした,社会派ドラマと言っていいでしょう.最後の,おかしな修羅場も,一つの誇張表現として許せます.
最近の日本映画には,このような鋭い社会性を持った映画はあるのでしょうか?韓流ドラマにはよくあるように思います.このような芸術分野の「文化資本」の格差が,市民運動や労働運動の内外格差につながっているような気がします.
原題は「私の取り分」というような意味でしょうか.邦題はかけ離れ過ぎ・・・いや,深読みすべきかも.
メイキング映像も実に素晴らしい。これだけで一つの映画作品になっています。昔、フランソワ・トリュフォーの「アメリカの夜」という作品がありましたが、あれは、いわばメイキング映像を作品にしたようなものですね。記憶は薄れていますが、完成度ではこれに匹敵するかと。
ブログにも書きました(ペガサス・ブログ版)。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
yamamoto ryohei

3.5何だこれ⁉️

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

楽しい

怖い

何だかんだで、2回目の鑑賞👏
セドリック・クラピッシュ監督の得意技、ストーリーの劇的な展開😱
こんなオチ、よく考えたな👍
ラストのフランスの笑み😏
なんか怖い😅
ちなみに主人公フランス、仕事はパリ、住まいはダンケルク、という設定です👏

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヒックス伍長

3.0最後のフランスの行動を誰か説明して欲しい。 アルビンの誘拐を警察に...

2020年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 1件)
nopasanada

3.0超個人主義のフランス人の不思議

2019年7月4日
スマートフォンから投稿

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
riko