フランス、幸せのメソッドのレビュー・感想・評価

フランス、幸せのメソッド

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私は好き ネタバレ

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最後のフランスがゆっくりと笑う様が恐ろしく素晴らしかった

こな
こなさん / 2017年12月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ラストに、え?

ラストに驚きました。

皮肉たっぷりというか、ハッピーエンドなフランス映画を観たいひとにはおすすめできません。

ラストのせいで悪くいえばすべて無かったことに。

Ayaka
Ayakaさん / 2016年9月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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クラピシュ好きはマスト! フランス映画の毒が好きな方もぜひ!

まず最初に書いておきたいこと、それは

「立場のちがう男女が、お互いを意識するなかで
それぞれの価値観を認めあうハートフルストーリー」

といったイメージがあるなら、それはまるでウソだということ。
(タイトルと、宣伝文句のせい? 自分もそういうふうに思っていましたが
いい意味で裏切られてとても快感です)

日本語タイトルがほんとに意味不明なものにされていますが
原題は「Ma Part du Gateau」、
「(ケーキのなかの)わたしの取りぶん」といった意味。

フランス映画らしい、そしてクラピシュ作品としては
「百貨店大百科」を想起させるような
「おいおいそれが結末かい!」というラスト数分です。
確かに、いやな後味であることに間違いはありませんが
「待ってました!」という感じです。これでこそだ。

だから「ああーいい話だったねえ」というような映画を求めているのであれば
見ないほうがよいと思われます。裏切られすぎて心を病むかもです。

社会の理不尽にハッピーエンドなんてねえんだよ、という皮肉と風刺を
おしゃれな雰囲気と時折挟み込まれる乾いた笑いで見せていく、のが
クラピシュ監督の流儀であり、この作品を鮮烈なものにしています。

主人公の女性の名前は、「フランス」。
勤務先の工場の倒産で失業を余儀なくされ、
イギリスの金融界で働くバリバリのエリート男の部屋で
家政婦のアルバイトをします。家族を養うために。

舞台設定からして皮肉たっぷり、フランスという国と
3児のシングルマザーで失業中の女性を重ねています。
そしてその「フランス」はグローバルビジネスにこき使われるポジション、
というわけです。

長編デビュー作である「百貨店大百科」のどんでん返しだけでなく、
「猫が行方不明」で、必死になって猫を探した功労者の
アラブくんが抱いた恋心を木っ端にしていたり。
「PARIS」では大学教授と生徒の恋がめちゃめちゃな結末を迎えたり。
とかく、「理想のほのぼのストーリー」のふりをしていて
途中で突き落とすような展開は、セドリック・クラピシュ監督の妙味でしょう。
そしてその突き落としは社会風刺によって裏打ちされている。

今回のこの映画は、見事なまでのクラピシュ節です。
そうとうに観る人を選ぶと思いますが
(ゆえに日本で劇場公開されなかったのでしょうが)
フランス映画ならではの風刺やシニシズムが好きな自分としては
久しぶりに観た痛快優良作品でありました。
ラストの、脇役たちによって行われるシュプレヒコールのような掛け声が
いろいろな方向から深く突き刺さりました。
文句なしの5。

ファントムくん
ファントムくんさん / 2012年9月29日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  笑える 怖い 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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社会派問題作品好きには良いのかも知れないが? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

劇場公開作品ではないのだけれども、新作レンタルと言う事でレンタルして観たが、この作品は、セドリック・クラビッシュと言う人が監督で、私は以前「スパニッスアパートメント」しか彼の作品は観た事が無い為に、彼については余り知らないので、監督の他の作品との比較は出来ないのだが、ケン・ローチの様な社会派の作品を撮りたい監督らしいのだ。
フェリーニの「カビリアの夜」に影響を色濃く受けたと言う。
そんな彼の作品である本作は、私達が日々生活している社会の中で、様々な問題や、矛盾を抱えながら、生きている庶民の姿を描いて見せている。
日々の生活では、理不尽で報われずに、社会の底辺で、黙々と毎日汗まみれになって家族の生活を辛うじて維持している人々の声を、ほんの一握りの富裕層の人々との関わり逢いの中で起きた有る事件をきっかけに社会の矛盾と非道な人々の人間模様を焙り出すのだが、
私は、この「フランス、幸せのメソッド」と言う題名からイメージしてレンタルしたので、およそ幸せへのメソッドとは思えない、幸せからは程遠い物語だったので、観終わった後の後味の悪さが、丁度喉の奥に刺さって取り出せないチキンの骨が喉で痞えて、苦しいのに似て、心の中で引っかかって、重く圧し掛かり不快であった。監督自身は社会派コメディー映画の制作意図を持っていたと言う事だ。しかし、チャップリンの映画の様には笑えないのだ。映画の構成とか、カメラワークなどは、これと言って特別に面白く工夫されている様な新鮮味は感じられない作品であったのだが、ヨーロッパ映画ならではの、社会派一般作品とでも言うところだろうか?
しかし、この作品のラストは個人的には好きには成れない作品だった。
この物語の主人公のフランスは2人の娘を残して自殺未遂をする所から物語が始まるのだが、一命を取り留めた彼女は、娘達に激励され、娘達を故郷に残し、一人パリに出向き、家政婦としての職を得て、運良く富裕層の雇用主スティーブに気に入られ、仕事は順風満帆となるのだが、その彼こそが、自分達の以前働いていた会社を買収し、倒産に追い込んだ張本人だった事を知る。フランスは、初めはその気は無かったのだが、ちょっとした出来心から、スティーブの一人息子を思い余って誘拐してしまうのだ。
この様な、目に見える犯罪事件と、ネットのインサイダー取引による会社の買収などの、乗っ取り事件や倒産事件などは、中々事件の真相が明らかに成らない事から、事件として扱われる事が殆んど無いけrどの、しかし人々の生活を誰が壊したか分からない力で潰していってしまうので、何も社会的責任を問われる事も無く、本人も、自分の行いによって人々が死に追いやられている事実すら知る事が無いと言うこの、社会の理不尽な矛盾をユーモラスに描いていると言うが、ちっとも観ている私は、ユーモラスな笑いが全く出無い作品だ。しかもそればかりでは無く、この様な復讐劇は、単なる復讐で有り、正当化する余地を残してはいないのだ!
悪には悪でお返しをしていたなら、社会からの正義の種は全く消失してしまうのだ。映画でも、いや映画だからこそ、単なる復讐だけのリベンジは止めて欲しかった!

Ryuu topiann(リュウとぴあん)
Ryuu topiann(リュウとぴあん)さん / 2012年9月26日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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