ジャンゴ 繋がれざる者のレビュー・感想・評価
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ジャンゴ~♪キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
もうオープニングで満点です( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
『続・荒野の用心棒』(原題"Django")のテーマが流れてきてタイトル"DJANGO"がどーんと出て来て・・・
文字通り荒野を歩く奴隷商人一行が映し出されて、そこからノスタルジックと言うかレトロと言うか、やさぐれた感じのフォントで映し出されるキャスト名
もうこれだけで「大傑作だ!!」と評価してもいいんじゃないかと(゚∀゚)アヒャ
マカロニ・ウエスタンの代名詞である「ジャンゴ」を堂々と名前に乗せて、しかも黒人が白人をぶっ潰す話というこれ以上ない粋でクールな設定(・∀・)イイネ!!
ドイツ人の歯医者ドクター・キング・シュルツが賞金首のブリットル兄弟を探してるところ、ブリットル兄弟を知ってる奴隷のジャンゴを見つけるところから始まるけど、そこでキング・シュルツはジャンゴを買い取ると言うが奴隷商人は納得しない。そこでうだうだ言ってる奴隷商人を射殺し、ジャンゴの鎖を外して、残りの奴隷も開放する。
そこで2人して馬に乗って町に行くも、当時黒人が馬に乗ることはご法度だし、当然酒場にだって入ることは不可能。
でもシュルツはドイツ人だからそんなの知らねえし( `д´) ケッ!と言わんばかりに一緒にビールを飲みながら「歯医者だったけど最近転職した。賞金稼ぎだ(゚∀゚)アヒャ」と雑談をする。
そんな時2人の無法者が来て脅しをかけるも、即座に撃ち殺すΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
そして「みんな~保安官を呼んで来~~~~い( 」゚Д゚)」」と保安官を呼ぶ。
そこに保安官が来ると「こいつらは指名手配犯ですよ。あんたがたもこいつらに町を牛耳られてたんでしょ?我々はむしろ報酬を貰いたいもんですね(゚∀゚)アヒャ」と口八丁手八丁でその場を切り抜ける。
つうかこの時に酒場を取り囲んでる群衆で女子供も混ざって拳銃を構えてるのが滑稽で滑稽でアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
そしてブリットル兄弟はドン・ジョンソン扮するビッグ・ダディという農場主の所にかくまわれてることを突き止め、そこに奴隷商人のふりをしてうまく取り入って家の中を見せてもらうが、見つけたとたんにジャンゴが拳銃でド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!
当然うちの農園で何してんだ!!( ゚Д゚)㌦ァ!!とビッグ・ダディが来るが、そこに手配書を渡して「我々が撃ったのは賞金首ですよ」と得意の口八丁手八丁でまたもやそこを切り抜ける(・∀・)イイ!!
ビッグ・ダディはその後2人を殺そうとして、徒党を組んでキング・シュルツのでかい歯のモニュメントがルーフについた馬車を襲撃しようとするが、この白頭巾集団のま~~~~~~~~~~~間抜けなことアヒャヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノアヒャ
「こんなもん被って馬に乗ったら前が見えねえよ~ヾ(゚Д゚ )ォィォィ」
「つうかこの目の開け方おかしいだろ?」
「この穴開けたのお前のかみさんだろ?」
「てめえうちの女房を馬鹿にしてんのか?( ゚Д゚)ゴルァ!!」
「こんなもん被ってられるか!!!」
「俺もういいや帰るわ( ´_ゝ`)ハイハイ」
ヾ(≧∀≦ )ブハハッ!!ヾ(≧∀≦)ノブハハッ!!( ≧∀≦)ノブハハッ!!
これが後のKKKになるってことらしいけど、ここにKKKなんて見た目は恐いけど覆面を取ればこんなどうしょもねえ奴等なんだ( ̄ー ̄)ニヤリというタランティーノの悪意が感じられますなイイネ♪d('∀'o)
前作『イングロリアス・バスターズ』でもナチスを思いっきり無様に描いてるけど、これにも通じる悪意がありますな(・∀・)イイ!!
当然ジャンゴとシュルツはこれを見越してて、馬車の下にダイナマイトを仕掛けておいて、一斉に馬車に襲い掛かった途端に拳銃を撃ってダイナマイトをド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!
効率がいいし確実に仕留められるし簡単だし最高じゃないですか!!!
それから2人はどんどん賞金首を殺しまくり、ジャンゴもどんどん拳銃の腕を磨いていって名ガンマンになっていく( ・∀・)イイ!!
そしてジャンゴは、離れ離れになった妻のブリュンヒルデのことを話す。
ドイツ人の邸宅で育ってドイツ人の名前をつけられ、ドイツ語にも堪能という稀有な奴隷だけど、その話を聞いてシュルツは「ドイツにはドラゴンに浚われたブリュンヒルデを助ける英雄の話がある」と、ジャンゴを元気づける。
つまりこれは北欧神話とか『ニーベルングの指輪』でも有名なワルキューレの1人であるブリュンヒルデがドラゴンにさらわれたところをジークフリートに救出される伝説のこと(゚∀゚)アヒャ
女奴隷にブリュンヒルデなんて名前をつけて、そしてここでニーベルングの指輪になぞらるなんてタランティーノの発想力は凄いですね~~~(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン
そして2人はブリュンヒルデがどこに売られて行ったのか調査をした結果、南部でも1、2を争う大農場主のカルビン・キャンディの邸宅に売られたことが判明。
このカルビン・キャンディはとにかく残酷な下衆野郎(;・∀・)
黒人同士をガチンコで死ぬまで戦わせる「マンディンゴ」をやらせたり
逃げた奴隷を犬に食わせたり
逃亡したブリュンヒルデを蒸し風呂状態にした地面に掘った穴に鉄扉をつけた狭い部屋に何日も押し込めたり
さらに黒人の頭蓋骨を持ってきて「ニガーの脳のこの部分は我々白人よりも発達が遅れているらしい。だから我々は奴等よりも優れているんだ( ̄ー ̄)」とかいう似非科学、疑似科学を振りかざす。
・・・もうこいつは殺すしかねえだろヽ(`Д´)ノプンプン
2人はマンディンゴのファイターを買うという名目でキャンディに近づくが・・・
キャンディはキング・シュルツに負けず劣らずの口八丁手八丁で、なかなか手ごわい。
さらにサミュエル・L・ジャクソン扮する側近の黒人の執事みたいなスティーブという手練手管もいることから、具体的な話になると途端に邪魔をする。
と言うのも、スティーブは同じ黒人なのに優遇されてるジャンゴを観て嫉妬と嫌悪をむき出しにして常に攻撃的に当たるし、さらに鋭い勘を働かせて真の目的をいとも簡単に見抜く。
つまりジャンゴとブリュンヒルデは夫婦であること、そしてシュルツはマンディンゴのファイターを買いに来たわけじゃないこと。
会話中にいきなりドアをばたーんと開けたりする邪魔の仕方はうざいけど手ごわいという印象(;´∀`)
もう見た目はよぼよぼの爺さんだけど、なかなかのやり手だと分かる。
それで2人のたくらみはばれて、無理やり商談を結ばれて最後握手をしようとキャンディはシュルツに言うが、そこで切れたシュルツはキャンディを撃ち殺して、最後「すまん。我慢できなかった。」と言い残して撃ち殺される。
工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工
この2人がここで死んじまったら楽しみが半減しちまうじゃねえか~~~~o( ゚Д゚)oブンブン
と思いきや・・・
ジャンゴは捕まって、全裸で逆さ吊りされて玉切りされるところ間一髪採掘会社に売られることに。
その道中でジャンゴは売人に「実は上手い話があるんだけどさ~ヾ(゚Д゚ )ォィォィ」と言って、賞金首の手配書を見せる。
冒頭でシュルツから「これは持ってろ」と言われて渡された手配書がここで役に立つとは!!!(゚д゚)イーヨイイヨー
そしてシュルツ譲りと言うか、シュルツから受け継いだ口八丁手八丁で売人をだまくらかして復讐を開始!!!
しかもダイナマイトを持っていた売人役のタランティーノは見事にダイナマイトで爆死ド━━━m9(゚∀゚)━━━ン!!
しかもあれはCGじゃなくてほんとにタランティーノの前で爆発させてるんだとかオォォー!!w(゚ロ゚)w
これ何気なく命懸けですな(゚∀゚ ;)タラー
ここから怒涛の復讐劇が始まる(・∀・)イイネ!!
『荒野の七人』よろしく7人横並びでキャンディの葬式から帰ってきた一行を迎え撃つ。
まず悪役の白人の“夜道”には玉の喪失の恐ろしさを銃で実感させる(ノ∀`)アチャー
「ドジャンゴてめえ!!!」
「Dは発音しねえんだよ!!!」
ド━━━m9(゚∀゚)━━━ン!!
Σd(゚∀゚d)イカス!
それからキャンディの姉ララを銃で吹っ飛ばして「黒人はすぐにここを出ろ!!スティーブンお前は別だ!!!!」
そりゃそうだ(*´・д・)*´。_。)ゥミュ
黒人のくせに同じ黒人を奴隷としてこき使い、差別し、いとも簡単に殺してきたスティーブンには並大抵のお仕置きじゃ物足りん!!とばかりに両膝を打ち抜きのた打ち回らせる゚+。(σ゚∀゚σ)⌒Nice♪
そしてスティーブンの捨て台詞を聞いてから、キャンディの大邸宅をダイナマイトで一気に爆破!!!!!
ド━━━m9(゚∀゚)━━━ン!!
いや~~~~爽快ですな(゚Д゚)
そしてまた粋なのがエンドロール後
採掘場に運ばれる時に売人を撃ち殺して(うちタランティーノ扮する売人を爆死させて)開放された奴隷が「あいつは一体何者だ?」という台詞を言った直後
DJANGO UNCHAINED
というタイトル。
OPではDJANGOだけだったのに、ここでUNCHAINEDを出すなんてまた上手いですね~~~(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ
とにかく西部劇、特にマカロニ・ウエスタンへのオマージュをこれでもかとふんだんに盛り込んで、初代ジャンゴのフランコ・ネロも出演してるし、ドン・ジョンソンにデニス・クリストファーと言った往年のベテラン俳優もキャスティングしてるあたり、タランティーノのセンスはさすがと言う他ないですな(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
そしてクリストフ・ヴァルツ扮するドクター・キング・シュルツは映画史に残る好漢だし、また何て気分のいい男だことo(`・д・´)o ウン!!
とにかくタランティーノの次の映画が速く観たいo( ゚Д゚)oブンブン
(初レビュー) Tarantino Unchained
映画レビュー初投稿です。
クエンティン・タランティーノ監督の魅力にとりつかれたのは高校1年の時、バイオレンスはもちろんのこと、タイミングがよすぎるBGMに監督の選曲センスがピカイチだった。『レザホア・ドックズ』『パルプ・フィクション』『キル・ビルvol,1&2』などの音楽に酔いしれて、世間は西野カナの曲一色の時に僕だけはiPodでタランティーノのサントラを聞きまくっていた。実際、これを書いている時も聞いている。そして、痛々しいバイオレンス描写が魅力的なキャラクターと台詞に飾られ、それらと一体化し見ていて嫌じゃない。むしろ、心地よい(笑)
2009年の『イングロリアス・バスターズ』が劇場で見れなかった悲劇から4年が経ち2013年の春、ようやく劇場でタランティーノ作品が見れたことに感激。さらに、高校生は場劇で自分と無理矢理連れて来られた友人2人(最終的には楽しかったと好評価だった)だけだった。あの中で一番興奮していたのは自分に間違いない。
『ジャンゴ 繋がれざる者』
ジェイミー・フォックスの演じるジャンゴと、クリストフ・ヴァルツの演じるシュルツのコンビは最高だった。いろいろなバディが映画に登場してきたが、かなり上位に値すると思う。
ディカプリオのカルビン・キャンディは映画がロードムービーということもあり、登場が後半からだがインパクト絶大で、冷酷最低クズとありとあらゆろ汚い言葉が似合う男。死に様があっけなくて、派手な死に方よりも似合っていた。奴隷デスマッチは歴史的にあったかは分からないが、全く酷いものだと感じた。あの辺りからさっさと消えてくれ!と思っていた。ディカプリオの初悪役が見れて幸せな時間だった。
その他の登場人物も無駄がなくてスッキリしたキャラクターばかりで、皆が個性的で、タランティーノ監督の描き方がピカイチと改めて確認した。
ストーリーは単純で元奴隷のジャンゴが離ればなれになった妻のブルームヒルダをカルビン・キャンディから取り返すというもので、なにより時系列が一本道で見やすかった。タランティーノ作品の醍醐味は複雑な時系列を多くのキャラ目線で描くことが多いが、今回はほぼ全てがジャンゴ目線で一義的な映画に感じたが、タランティーノ作品には新鮮でよかった。しかし、個人的には次回作は元の形に戻してほしい(>_<)。これらの点でも見やすいからタランティーノ初心者には良い内容の映画と思った。
165分と長い映画だが、ダラダラした会話は僕からは見受けられなかった。よくあるストーリー上の会話で、いつかの延々続く車の話やカードを頭に貼って正体を当てあうなどのシーンはなかった(笑)。あの友人も疲れた様子はなく、この点からも言える。タランティーノ作品を見るなら上映時間が6時間でもいいと思ってるのが僕なので165分は、タランティーノ作品最長だが、ある意味最短だったのだ。僕には、『イングロリアス・バスターズ』は短いのだ。
この映画はアメリカの奴隷制度をきちんと描いている映画だし、映画の新たなジャンル南部劇というものを確立した作品だと思う(が、タランティーノ作品はほとんどが新たなジャンルの映画に思える)。
「D'artagnan Morefucker! 」のシーンでは、ジャンゴの人間の良さが知れて感動した。ダルタニアンの最期はかなりきついところがあった。このような黒人俳優が奴隷を演じるのに抵抗は無かったのかと思う。おそらく、タランティーノの熱意と黒人ハイユウ達の南部劇というものを築き、一番の目的は奴隷制度を改めて私達が思いしるために熱意を持っていたに違いないと思う。全裸で熱い鉄の箱に入れられたり、犬に喰われたり、鞭で打たれるといった最低な行いをやりたがる人はいないだろう。
タランティーノも奴隷制度を描いてはいけないという鎖から解き放たれて渾身の作品を私達にぶつけてきたのだろう。
最後に、今思うことはディカプリオがあのあと黒人の人たちから何かされるんじゃないのかと心配になる。
そして、ジェイミー・フォックスは黒人達の英雄だろう。
ウエスタン革命!
黒人が主人公というおそらく珍しいタイプの西部劇 全く詳しくないが僕が思ってた西部劇とは全然イメージが違う それでもちょっとキザで小洒落たセリフや音が軽く単純な銃撃戦、音楽など雰囲気を味わえると思う。
それといままであまり見たことなかったけどディカプリオのあのダイナミックな演技がとてもかっこ良く見えた。
タランティーノ炸裂の過激さ!
久々のタランティーの!
奴隷制度の時代の重い雰囲気を感じさせず爽快に観れましたがやはりちと長い・・・
最近こけっぱなしのディカプリオ配役バッチリよかったですね、やっぱり休業もったいないね。やればできる子!
ただけして主役ではないので表紙に使うのは違うんじゃね?
監督自身もチラッと出演するも死にざまに笑えた
奴隷制映画は疲れるというか考えさせられて疲れる作品が多いがタランティーのらしくコメディーチックに描かれていたと思います。
もう少し短かったらもっと良かったかも。
なぜ監督賞かは不明?なぜ?
過激で愉快。そんでもって痛快。
役者陣の見事なハマりっぷりで進行するドラマが先の読めない期待感と、
タランティーノ監督お得意の回りくどいが痛烈で奥深い会話劇に、
ハードなアクション、
センスの良い音楽に彩られ、めっちゃ面白い。
西部劇へのオマージュ散りばめながら、
映画だからこそ可能なフィクションで、
黒人の手で奴隷制度への復讐を成し遂げさせる快作。
★ エンドクレジット後に笑いあり ★
脚本もキャスティングも痛快そのもの
「続・荒野の用心棒」(1966)の主題歌が懐かしい。45回転で回るセブンシーズの黒いレーベルを思い出す。
舞台を南北戦争直前に設定し、アフリカ系黒人への人種差別が当然の社会に、白人を撃ちまくる黒人ガンマンを主人公に据える。それだけでも痛快だ。
ジャンゴの師となる元歯科医のシュルツが乗る馬車は、屋根でギコギコ、バネの軋む音を立てて揺れる大きな歯が愉快で、どこか人を喰ったようで気取り屋のシュルツにぴったりの小道具だ。シュルツを演じるクリストフ・ヴァルツは、どの作品を観ても面白く、独特の存在感がある。
ディカプリオの悪役ぶりもいい。ムッシュ・キャンディは多くの黒人奴隷をプラントで働かせるだけでなく、黒人同士を戦わせるマンディンゴを好む残虐性を持つ。そのキャンディが黒人のジャンゴを客人としてもてなさなければならないタランティーノの発想に拍手。
しかも、この悪人の執事にサミュエル・L・ジャクソンが狡猾な黒人を絵に描いたような風体で登場。話を一筋縄では終わらせない仕掛けにも抜かりがない。
ジャンゴの「DJANGOのDは発音しない」に対し「わかってる」と返す人物こそ本作最高のサプライズ。
あぁ、木っ端微塵。
とにかく映画を作るの大~好きな、タラちゃん版、西部劇。
日本滞在時マカロニウェスタンが好まれていることを知り、
この設定にこの音楽で作ったら面白いだろうと構想を練り、
仕上げてしまいました、ホラね。みたいなノリであるのに、
見事今年のアカデミー賞で助演男優賞と脚本賞をゲット!
さぁて、どのくらい面白いんだろうと観に行く直前、
うぉ~165分の長尺だ、ということで、トイレだけ万全に!
大丈夫です。確かに長いけど、面白いから飽きません。
しかしこれだけ映画愛に満ちたバイオレンス西部劇も凄い。
もう冒頭からキング・シュルツ(C・ヴァルツ)の演技に釘付け。
彼が主演?といっても差し支えないほどの熱演に、
これはアカデミー賞をとったのも納得と思える会心の演技。
とにかくテンポがいい。トントントンと話が進み、その間で
笑わせる。コミカル性十分のヴァルツには今後も乞うご期待。
ご本家西部劇とは少し違う味付け、そのテイストを見事に
タラちゃんワールドに取り込み、古にオマージュ、新に血飛沫、
まぁ~どんだけやるんだい?っていうくらいやってくれます。
冒頭のテーマとタイトルだけで、掴みは十分にOKでしたね。
ジャンゴ(Dは発音しない)とシュルツが、町で極悪三兄弟を
抹殺するまでのくだりは面白すぎてケラケラ笑ってしまった。
その後、息子の前で父親を撃ち殺すという、惨殺を経験して
しまったジャンゴは本来の目的をシュルツに明かし、二人は
満を持してキャンディ(ディカプリオ)の元へ向かうんだけど…
今回レオ様が悪役をやるんです!っていうのがずいぶん大きく
取り上げられていたけど、私的にディカプリオは(なにかを)
妙に演じてない方が上手いと思うんで、今回楽しんでやってる
のは分かるんだけど、特に目立ってスゴイとは思わなかった。
取り分けお隣であのスティーブン執事(やりすぎサミュエル)が
ジャンゴやキャンディより目立っちゃってるもんで^^;もう彼の
独壇場と化しちゃってるのね、あの農場場面。ブルームヒルダと
シュルツが部屋でドイツ語で会話する辺りからもうドッキドキ、
いつバレるか?いつ撃ち合いになるか?ってもうそればかり^^;
後半に入ってこの場面展開、ここまででかなり殺してるんだけど
まだまだやりまっせ!っていうタラちゃんの意気は止まらない。
終いには(爆)ハイ!お楽しみ~!って感じでご本人ご登場。
いつ出てくるんだろうと思ってたら、ここかよっ!って感じで。
やたら長くて可笑しい会話劇、撃ち合い地獄、血がドビューっ、
ダイナマイトで木っ端微塵、と最後の最後まで血糊がべっとりと
貼りつくほどのタラちゃん西部ワールドに浸れること請け合い。
酒場でオリジナルのジャンゴ(F・ネロ)も登場させましたねぇ。
ただただ楽しくやっているように見えるシーンでも、しっかりと
タラちゃんは準備を怠らない、爆破で馬が何頭も倒れているけど、
あれはすべて訓練したんだって。動物を一頭も傷つけてないよ♪
って、そんな笑顔で語られちゃあ、ファンはたまりませんよねぇ。
(まだもう一本、作品の構想があるらしいので今後エラく楽しみ♪)
単純で面白い
タランティーノ作品
久しぶりに好きな部類に入る作品だった
いつも通り、
人が無意味にじゃんじゃん死ぬ映画だけど、
話も良く出来ていると思う。
タランティーノが派手に死ぬシーンも最高だった。
観てスカッとする映画だった
オープニングから西部劇の世界にどっぷり。
何ともステキなオープニングだった。
出演者の名前を赤い堅そうな(でも、所々ギザギザになって欠けているんだけど)字で表し、同時に流れる音楽もまたステキで、マカロニ・ウエスタンを彷彿とさせ、一気にその世界に飛び込んで行ってしまった。
しかも、主人公は当時奴隷だった黒人。
タランティーノ監督なので、ちょっとグロいシーンもあるけれど、超娯楽大作になっていた。
ジャンゴを鎖に繋がれた奴隷から開放し、共に賞金稼ぎをするドイツ人にクリストフ・ヴァルツ。
この人が、たまらなく魅力的なんだな。
奴隷制度は大嫌い。
同じ白人に容赦なく発砲するし、殺してしまう。
クールで、頭が良く、策略に長けていて、そして何とも慇懃無礼である。
ひとたび口を開けば、あっという間に自分のペースに相手を引きずり込んでしまう。
でも、可愛くて暖かい心の持ち主でもあるのだ。
元歯医者ということで、乗っている馬車の上には大きな≪歯≫を置いている。
それまでもが、ゆらゆら揺れて可愛い。
シュルツとジャンゴのコンビは最高だ。
この作品と同じくタランティーの監督作品「イングロリアス・バスターズ」でも、少し似たような役でアカデミー賞を受賞されている。
今回もアカデミー賞を受賞された。
こういう役を演じたら、右に出る者はいないのかな。
大農園の暴君を演じたレオナルド・ディカプリオ。
やっぱり上手いな~。
初めての悪役だそうだけど、私にはとても楽しんで演じておられたのでは・・・と思える。
ここのところ、眉間に深い皺を寄せるような役が続いていたけれど、こういう役もどんどんやって欲しい。
とても良かった。
そう言えば、「仮面の男」でも、ダルタニアンを・・・。
それを織り込み済みのキャストかな。
そして、陰湿な黒人執事のサミュエル・L・ジャクソン。
この人がまた上手なんだな~。
強い者には媚びて、弱い者には陰湿で、ジャンゴを見下すとてもイヤな奴を好演。
何ともイヤらしい目付きや、足の悪さや指先の震えまで、お見事でした。
勿論、ジェイミー・フォックスの、今までにない生真面目さも良かったよ。
この二組の白人&黒人コンビが、対照的で良かった。
銃撃シーンは凄い。
息つく暇を与えない連続の撃ち合いは、見ごたえあり。
グロい描写を織り交ぜ、その凄さを実感させられた。
ストーリーも、早撃ちジャンゴの成長にラブストーリーをプラスさせ、そこに何とも温かい人情を織り交ぜた。
ツッコミを入れたいセリフも言ってくれたし。
超娯楽大作に仕上がっていたと思う。
中盤、キャンディの農園へ行く道中が少し長く感じられるだけで(でも、必要なシーンだし)、この作品の165分は長く感じなかった。
タランティーノ監督が出演されているのを、見逃さないで(って、見ればわかります)。
機関銃の場面はない
元々のジャンゴはすごい機関銃の場面が見せ場で、この映画でも予告ですごい機関銃の場面があったような気がしていて楽しみにしていたのだが、そんな場面はなくて、そもそもそんな予告も見たように勝手に思い込んでいただけだった。
タランティーノ映画にはいつも期待してしまうので、そういう意味でちょっとそうでもなかったな~と思った。
頭巾をかぶって襲撃しようとしたら穴が小さくて見えないともめる場面がとても面白かった。
腑に落ちないところもあって、嫁が性奴隷として扱われている可能性を感じているのに、のんびり賞金稼ぎをしているのは変だった。
でも面白かった。興奮が落ち着いたらまた見たい。
え!165分もやってたの?
基本的にタランティーノの映画はストーリーはともかく、このシーンはあの映画のオマージュ、この劇伴はなぜ採用されたのか、この役者はなぜキャスティングされたか等々を知っていれば尚更面白いというものなので、敷居は高いっちゃあ高い。
ナントカ賞を獲ったからの話題性だけで観に行ったら「はぁ?何これ」ってなる典型的な映画。
(話題性だけで観に行っていただいても面白い映画は確かにありますよ)
とくに前作と今作は歴史の改変リベンジ編を展開しているので、真面目マトモな方にはおススメ出来ません。
今回もオイラの大好物のサミュエルの叔父貴は、安心と安定の「マダファカ!」を連発してくれていますし、アベンジャーズのフューリーのときとは全然違った佇まいでキャンディ・ランドのスティーブンを憎々しく演じておりまして流石といったところです。
ナントカデミー賞の助演男優賞獲得のクリストフ・ヴァルツの演技も確かに素晴らしいのですが、今回はディカプリオに尽きると思うの。
でも何故かノミネートもされなかった。今回に限らず最近。
まぁ、今作の南部の支配階層としての白人をこんなに迫真に演じられたら、ハリウッド界隈の人たちは彼を仲間とは思いたくないのかもしれないなぁって感じ。他に理由もあるのかもしれないけど。
この映画だけを観てたらちょっと酷過ぎやしないかとも思うけど、ネイティブアメリカンやアフリカから連れてきた人たちにしてきたことを調べると、このくらいの(フィクションとしての)リベンジはいいんじゃない。
とにかくあっという間の165分でオイラは十分に楽しめました。
そして、ここらへんの歴史を勉強してみたくなりました(←ここ重要)
マカロニとステーキと
“イミテーション・ゴールド”といえばいいのか?
クエンティン・タランティーノの作品はB級で、偽物。だけど本物よりも価値がある、宝石のようにキラキラしている。例えば、この作品はマカロニウエスタンである。冒頭から、「続荒野の用心棒」の主題曲が流れる。粒子の粗い荒涼としたした雰囲気はまさしく60年代後半のマカロニウエスタン、あの画面だ。
そもそも、この映画の構想は、前作の「イングローリアス・バスターズ」のプロモーションで訪れたタランティーノが日本で、数多く発売されていたマカロニウエスタンのDVDを買いあさって見たことによる。中でも、これぞマカロニウエスタン、ニヒリズムと荒唐無稽さの極地である「続荒野の用心棒」に惹かれたことは想像に難くない。そのオマージュとして生まれた。だから、その主演のフランコ・ネロも登場させるといった徹底したリスペクトぶりも発揮している。
ただ、違う点がひとつある。
それは、マカロニ(イタリア)では描けないアメリカの暗黒の歴史物語だ。白人支配者と黒人奴隷という決して忘れることのできない過去の歴史。南北戦争の2年前、黒人は人として扱われていない時代。過酷な労働と屈辱的な差別。それを、率直かつ大胆に、そして自覚的に描きだしているのだ。そのことで、黒人監督スパイク・リーなどから異議が出され、物議を醸したようだ。
そんな意味でも、初の悪党役にして白人支配層の権化レオナルド・ディカプリオと、その忠実な黒人執事役サミュエル・L・ジャクソンの演技は重要なものがあった。ときどき、狂気の表情をみせてすごむディカプリオと、白人以上に差別意識をもつL・ジャクソン。ともにいままでにない表現だった。
だからというわけではないが、アカデミー賞で主演男優賞はクリストフ・ワルツよりもディカプリオにあげたかったと僕は個人的に思うのだ。そう思った人も少なくないようだ。
それはともかく、ワルツとディカプリオのがっぷりよつは、大きな見所となっている。ともかく、過激な表現さえ耐えることができるなら必見に値する映画だと思う。
タランティーノが描く西部劇の新境地はさしずめニョッキ・ウエスタン!
ジャンゴ 繋がれざる者~を見てきました!
そのレビューを。
タランティーノ監督の作品を観ていると、
何故か三谷幸喜さんとかさねて観てしまう。
映画が好きで好きで、
恐らく彼は、たくさんたっくさん
マカロニ・ウエスタンを観ていて。
その豊富な知識を土台に
今回の作品では
過去の名作を力の限りオマージュしてる様に感じたり。
それがこうじて
少なからずもイタズラ心やらサービス精神やらが
働きすぎてしまい、
シリアスになりきれず、
見る人をくすりとさせてしまうあたり。
私だけかなぁ。
もちろん、その熱さは十分
役者さんたちにインスパイアされていて、
過激さの誘発というか、化学反応というか、
とにかくどの役者さんも力の限り熱演してる。
今回初の悪役を演じるレオナルド・ディカプリオの
憎らしくも溌剌奔放な極悪っぷりったら!
私にとっては一番好きなディカプリオの出演作になったくらいだ。
その嫌味なくらいの悪っぷりは
サミュエル・L・ジャクソンも負けておらず、
映画史上、最悪な黒人を、
こちらはなんともねぶるようにネチネチ丁寧に演じている。
本来サミュエル・L・ジャクソンは
ジャンゴの方を演じるはずだったらしいのに
彼が出てきたのは物語後半以降。
私が時計を見た限りにおいては、
ダイハード ラストデイ(上映時間98分だったか)なら
エンドテロップも終わってるかもな後半っぷりw
ちなみに、あの、ディカプリオも
話が始まってほぼ後半にさしかかるくらいに登場。
なんて贅沢な使い方!
ってことで、この映画。
正確には西部劇ではなく南北戦争が始まる前の南部劇。
復讐劇ではなくラブストーリーと異色に次ぐ異色で、
目を覆いたくなる壮絶なスプラッタシーンも(これも、恐らくタランティーノのサービス精神)
C・イーストウッドがこれを見たら、どう思うんだろうか?って気になるくらい。
ドイツ語も多く含まれているから
ドイツ=ジャガイモの要素を加味して
ニョッキ・ウエスタンって新境地でいいんでない?
感想としては、とにかく、ホントに楽しめましたよん。
ストーリー
南北戦争前の19世紀中期(1858年)
アメリカ南部を舞台に、農園の奴隷・ジャンゴ(Django・ジェイミー・フォックス)が賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身になる。
やがて彼らは協力しあい、ひと冬華々しいほどの賞金首狩りを成し遂げる。
しかしジャンゴの願いはお金以外の所に。
それは奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻・ブルームヒルダを捜すこと。
ジャンゴの妻の名がたまたま
「ブルームヒルダ」という名前であったことから、ワーグナーの『ニーベルングの指環』における、勇者ジークフリートによるブルームヒルダ姫の救出劇を重ね見たキング・シュルツ。
彼はブルームヒルダが今は大農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)の元にいることを突き止めジャンゴとともに、彼の妻を助ける作戦を考える。
愛する妻奪回のし烈な闘いを描くラスト30分の壮絶な展開は見もの!
ディカプリオは役に入り込むあまりに
クリスタル・グラスを割ってしまい、大流血。
しかし彼は役を崩さないどころか
鬼気迫る迫力とその大量に流れた血液をもって
アドリブまで効かせ、
そのまま狂気じみた農園主を演技し続けた。
このシーンは圧巻。
キング・シュルツ演じる
クリストフ・ヴァルツはこの作品で
アカデミー賞助演男優賞を受賞したらしいけど
個人的にはディカプリオも
ノミネートされても良いのでは?
と思える彼の体当たりの演技が見れますよん。
懐かしさとアメリカの史実に学ぶ!!
旧作の<ジャンゴ>のテ-マ曲をそのまま使用しているんですね。この曲は大好きで、F.ネロの復讐劇でしたが、今回は人種差別が色濃くテ-マになっていて、非常に考えさせられました。ちょっとバイオレンスすぎるシ-ンもありましたが、レオもサミュエルの演技も最高で、とても憎たらしくて、本当に、私が殺っちゃいたいと思うほどの憎たらしさでした。でも、簡単に殺られすぎるキャンディと
シュルツ他敵側が不満。ガンファイトが無さすぎの西部劇です。もっとハラハラドキド感があった方が良い。途中、タランティ-ノが出ていたり、主人公のジャンゴが可愛い雪だるまで銃の練習をしたり、かなりお茶目のシ-ンに笑えた。でも、一番心に残ったのは、南部がこんな酷い事をしていたという事。暴君なのは知っていましたが、改めて白人の傲慢さには、うんざりました。これから<リンカ-ン>を見ると繋がるのですね。
舞台挨拶も良かったです。レオパパとママが一緒に来ていましたね。京都が大好きなレオが、観客に京都へ行った事のない人がいない事を知ると、驚いていたけど、誰か日本人は修学旅行で必ず京都へ行くって事を教えてあげて下さい。アメリカの学校は、こういうイベントってないのだろうか。
グラインドハウスな西部劇。
西部劇版キルビル見てる感じがした。
デスプルーフみたいなカメラまわしもあったし。
タラ作品そのものでした。
‘撃って撃って撃ちまくる’シーンは確かに迫力あったな〜。
打たれた人間にも容赦なくバスバス打ち込んでいくシーンはさすが!これでもかという撃ち合いが見せられました。
クリストファーバルツがアカデミー助演賞とりましたが俺的にはサミュエルの超極悪目付きが◎。
お話が単純なだけにもう少し尺を短く出来なかったのかな〜。
オスカーまで受賞しちゃう娯楽大作、ここに完成!!
ついに見てきました!! ジャンゴ。
久しぶりのタラ映画。いつもよりドラマ要素が強く、脚本がとてもよくできています!!
いつ終わるのか、ドキドキしながら終始 お尻が席から浮いた状態で鑑賞><
一言で感想を言いにくい、そんなカッコ良さがあります。
クリストフウォルツの演技とディカプリオの悪役がかなりの見もので、音楽も相変わらず最高です!!
様々なオマージュと監督のぶっ飛んだアイデアで出来上がった、今年見るべき娯楽大作!!
安定の面白さで、ファンも納得のはず。
いつものタラ映画常連も出演してました笑
是非、劇場で体感してほしい!!
考えるな、殺せ。
ブルース・リーの顰に倣って、この映画を一言で云えば、「考えるな、殺せ。考えるな、迷わず、引き金を引け」です。とにかく、やたらと人が殺されます。血が吹き出て、肉片が飛び散ります。意外なところで、突然、銃口から火が噴き出て、これでもかというくらい、人が次々に死んでいきます。ピストルで一人ひとり殺してくのが、面倒くさくなったのか、途中からダイナマイトが出てきて、何もかも吹き飛ばしていきます。人間が次々と殺されていくのを劇映画とはいえ、目の当たりにするのは、極めて不愉快なことです。途中、主演のジェイミー・フォックスが全裸で逆さづりにされ、あわや、局部を切り取られようかという場面がありましたが、このとき、ジェイミー・フォックスの局部にはボカシがかかっていました。私はこの場面で気分が悪くなりました。タランティーノの映画は全て、観ていますが、「ジャッキー・ブラウン」ほどの失敗作ではないものの、この作品は私にとって、最低の作品です。何の前触れもなく感情的葛藤もなく、いきなり、銃口から弾丸が飛び出し、むごたらしく人が殺されていく。蚊や蠅やゴキブリを殺すが如く人間を殺していく。タランティーノ、狂っています。
この映画を観ようか、どうしようか迷っている人へ。もし、あなたが、コーエン兄弟の「ノー・カントリー」を観て、ある種の違和感や嫌悪感を持っているのなら、この映画を避けることをお勧めします。私的な予想ですが、この映画は早々に打ち切られるでしょう。
ワーナーマイカル新百合ヶ丘にて鑑賞。客の入りは一割弱程度でした。
スッキリ爽快!
ドイツ人の賞金稼ぎと妻を探す黒人。
賞金稼ぎに助けられた黒人は凄腕のガンマンとなり、賞金の懸かったお尋ね者達を撃ちまくるのでした。
爽快とも言えるほど、見事にお尋ね者を倒し、血が飛び散り肉が裂けまくる!
これぞ、タランティーノの世界です。
ドイツ人の賞金稼ぎは、ニガーの相棒の為に妻を助ける手助けをします。まるで、一宿一飯の恩義でも在るように。
夕日のガンマンと清水の次郎長が、一緒になったようでした。
大農園の主人を演じる、ディカプリィオも、嫌らしい糞のような奴になり切って良い味出してます。
最後にドッカーンと大爆発のジ・エンドが、またまたスッキリ爽快でした!
スゴイ
バンバン打ちまくり、やっちゃってますね。
さすがはタランティーノ監督。
僕はこういったもの結構好きです。
アカデミー賞脚本賞受賞しただけあってすごい面白い。
俳優陣が皆演技が上手く、役に入り込んでいた。
音楽も良し。
最後まで飽きずに楽しめた。
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