ジャンゴ 繋がれざる者のレビュー・感想・評価
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ちょいちょいグロいけど、スッキリ
吹き替えで見たけど、ドクターのキャラが良かった。
ジャンゴが屋敷で降参した時はバッドエンドか!?とヒヤヒヤした。
ラストはドクター死んじゃったけどハッピーエンドでよかった。
結末後、賞金かけられる可能性あり
生き残りが証言したら、賞金かけられる可能性あるよね。
ジャンゴを気に入ってるから、ジャンゴの妻である奴隷女性を買いたいっていうことでも、高値なら買えたんじゃないかな。
作品じたいは面白い。
殺し合いと言っても本当に殺す訳じゃないし、エンターテイメントな作りだから、後
味の悪さはない。
黒人奴隷と白人のデスマッチ!!
ジャンゴが自分の妻であるブルームヒルダを
取り戻すまでの死に物狂いの戦い!
白人に対してのリベンジが描かれていました。
DJANGO?Dを読まないジャンゴが
銃殺された人の仇討ちが出来て良かったと
思いました。
レオナルド・ディカプリオ演じるカルビンが
ブルームヒルダを引き渡す前の契約の
ときに、テーブルに手を付くジャンゴたちの
前で女性の頭にハンマー🔨を振りかざす
姿は狂気の沙汰でした。
銃撃戦も激しい死闘でしたが、人間が犬に
喰われてしまう場面は目を覆う恐怖でした。
元歯科医のシュルツ、舞い上がるお札の大金!
屋敷に乗り込んでいくジャンゴ
黒人奴隷がされた非道な仕打ち!
賞金稼ぎの手配書。
必ず妻を取り戻す、白人に対する
復讐を果たそうとする執念が感じられた
ストーリーでした。
サミュエル・L・ジャクソン
やっと観ました。
ずっと観たかったけど、長いから後回し後回し(笑)
タランティーノのドキュメンタリー公開に合わせ、地元で上映してるので、この機会に映画館で。
サミュエル・L・ジャクソンが出てるのは知ってたけど、誰だか分からなくて、最後に気付いた(笑)
スティーヴンだったのね(笑)
すごい怪演だった(笑)
さすがタランティーノ、しっかり面白かった♪
面白いので、体感的には、そこまで長さは感じなかった(笑)
もっとドンパチが多かったら、より良かったな(笑)
タランティーノで西部劇だったら『ヘイトフル・エイト』の方が好きですね♪
コッチがダメって事じゃないので、ご安心を(笑)
西部劇だけど、少しラップが使われてたり、その点も面白かった。
強烈なキャラ目白押しなウェスタン映画
元奴隷の黒人主人公が元歯医者の賞金稼ぎを師事して賞金稼ぎになって
悪辣な奴隷農園主であるディカプリオから奥さんを救うお話、勧善懲悪で面白い。
手を流血させる大ケガしても熱演する悪役なレオ様の狂気にご注目。
邪悪なオランウータン風特殊メイクに見合った陰湿キャラを演じるサミュエルにもご注目。
でも一番推しは元歯医者の賞金稼ぎ、タラちゃん制作【イングロリアス・バスターズ】では恐ろしいナチス将校だった人が今回は作中随一の善人かつ愛嬌のある有能師匠になってる。
ぶっちゃけ存在感がありすぎてアンタッチャブルのショーンコネリー状態。
でも主人公も好き、アメスパ2を先に見てたからあのエレクトロが奴隷から解放されて一流の賞金稼ぎに成長していく過程は応援したくなる。最大のピンチに陥った時にかましたハッタリ交渉は見もの。
ジャンゴはかっこいい
なぜ頑なにシュルツはレオと握手しなかった?
握手さえすればたぶん平和に終わったのに!
シュルツめちゃくちゃ良い人だった。
ラストのジャンゴはカッコよかった
昔の銃だからか、1発でものすごく吹っ飛ぶ。
レオはやっぱり死んだ、、。
途中のあのガラスで手を怪我したところ迫力あった。血が思ったよりめちゃくちゃでてて痛そうだったのに良く続けられるなぁと思った。
ちょっと長く感じたけどダラっとはしなかった。
レオの弁護士?役の黒人おじいちゃんも良かった。
見終わってから知ったけどサミュエル・L・ジャクソンだった。気付かなかった、、。存在感すごい!
笑いどころが所々あった。
人生、自由、そして復讐の追求。
マンディンゴ、ダルタニャン、奴隷虐待。黒人差別の痛々しさを真正面からとらえ、逆にラストシーンでカタルシスを与えるタランティーノの手法は見事だ。印象的なテーマ曲から始まり、それに代わるノンストップの暴力が、おぞましいアメリカ社会の万華鏡を垣間見せてくれる。レオナルド・ディカプリオの怪演とクリストフ・ヴァルツの完璧に近い脇役ぶりも本作の魅力だが、復讐と黒人差別を意図的に交錯させ、最後は奴隷を見下した人々を嘲笑するように仕上げたクエンティン・タランティーノの脚本も見事としか言いようがない。
「西部劇」、「奴隷制」とタランティーノ作品の相性の良さが光る。
○作品全体
「西部劇」、「奴隷制」という要素とタランティーノ作品のカタルシスが見事にマッチした作品だった。
「西部劇」の大半は物語中盤の敗北があって、その逆境に打ち勝つラストシーンが魅力の一つだ。「奴隷制」という制度も物語になる時、奴隷になった人たちが辛酸を舐める日々というのは必ず語られ、ときに栄光や幸福とのコントラストを生む。
タランティーノ作品にも、共通した魅力がある。監禁されたうえに襲われそうになったところを反撃する『パルプ・フィクション』。劣勢の状況がガラッと一変する『レザボア・ドッグス』。どちらも危機的状況からの大逆転が印象的だが、これは他作品でも該当することでもある。
ではタランティーノ作品ならでは、となるとなにが思いつくだろう。個人的には「決着までに要する長い時間と、決着がつく時の圧倒的なスピード感」だと思う。この要素は西部劇の戦いまでの因縁の描き方や、奴隷制の長い忍耐の歴史とリンクする。一方で一発の銃が決める決着のスピード感は西部劇の代名詞でもあるだろう。
その相性の良さが、本作では漏れることなく発揮されていた。カルヴィンに弾丸を食らわせるまでのブルームヒルダが受けた数々の仕打ちと、それを悦ぶキャンディ家の人々の表情。カルヴィンに出会ってから屋敷を訪れ、本題に迫るまでに蓄積される鬱憤は、この作品がここに一番時間をかけていることと切り離せはしない。
それでいて決着がつくのはシュルツの一撃での一瞬。「すまん、我慢できなくて」という一言は、私達が抱いている気持ちをスッキリと代弁してくれている良いセリフだった。
ジャンゴ自身の因縁は未だ終わらず、再びキャンディの屋敷に戻ってきて精算する流れも素晴らしい。自由人という肩書きがあるから全てが報われたわけではないのは、奴隷解放宣言後の世界とも繋がる。ジャンゴ自身の手で、そしてジャンゴ自身が身につけた話術という処世術で未来を切り開いたラストは、爽快感で溢れていた。
この爽快感の根源は「題材」と「監督のセンス」ががっちりとハマっているからだろう。だからこそ、それぞれの長所が輝く作品だった。
○カメラワークとか
・ズームの演出が多い。西部劇が流行った60年代リスペクトだろうか。隠し事が悟られる時に使われがちだったけど、緊張感を生む反面、ちょっとギャグっぽくもあった。
・ズーム演出もそうだし、タランティーノ爆散カットもそうだけど、ちょっと特撮チックだった気もする。
○その他
・タランティーノ爆散カットはめちゃめっちゃ笑った。
黒人奴隷のヒーロー
2022年9月19日
映画 #ジャンゴ #繋がれざる者 (2012年)鑑賞
#クエンティン・タランティーノ 監督がアメリカ奴隷制度を正面からとりあげ、しかも娯楽作品としても楽しめる作品となっている
#クリストフ・ヴァルツ の好演が光る良作です
また、#サミュエル・L・ジャクソン の悪い役が似合うんだ
シンプルに雄弁に
頭カラッポ推奨ながら映像高濃度、というすなわち最高映画ですね。
血と肉片撒き散らす銃撃戦マジ最高、と思わせてくれる。
説明要らずのタランティーノ映画確かにここに極まる、といった印象受けました。
さて、これ以上があるのか、と無責任な我々は思ってしまうが、如何に。
初めて見て感動した
サム・ペキンパーを進化させた血吹雪が最高に良いと思う。
ストーリーは『マンディンゴ』をリスペクトしている。
全く、ジャンゴではないと僕は感じた。ジャンゴは単に主題歌とKKKを赤い覆面からリスペクトさせている。
勧善懲悪で、予定調和そのものだが、コメディ風で、深刻な話を茶化しているのが気に入った。
しかし、ジャンゴではない。ジャンゴの主題歌はイタリア語のバージョンの方がはるかに良い。その他流れる歌の中に何曲か知っている歌があった。
ジャンゴが強すぎるのと、簡単に勝負に勝ってしまうのが、少し物足りなかった。
記録用
3時間弱。きっとこれから面白くなるに違いないとずっと思っていた。まったく面白さがわからないまま終わった。
とにかく人をどんどん撃ち殺していく。撃たれると尋常ではないくらい血を噴き出してバッタバッタと倒れていく。興醒めだ。
ただ一点、ディカプリオのねちっこい悪ぶりが良かった
娯楽性と芸術性の両輪は黒澤の領域に
「イングロリアス・バスターズ」で、歴史上の出来事よりも作劇の面白さを優先し、見事に形にしたタランティーノが、またやってくれた。
今度は、アメリカ南部の黒歴史に、自由な黒人が存在したらというユニークな発想で、今まで見たことのないストーリーを作り上げてしまった。
さすがタランティーノ。
日本史に置き換えるなら、「沖田総司が実は女だった?」とか、「青い目のサムライがいたら?」みたいなことなのだろうか。
この映画、奇跡の出来栄えである。
あまりに完璧すぎて、ちょっとしたアラが見える部分も「あえてそうしたに違いない」と思えるくらいに出来過ぎだ。
特に、レオナルド・ディカプリオが、興奮してテーブルを叩き、グラスが割れて手を負傷したシーンの緊張感は出色の出来。本当に手を切ってしまったように見える。
クリストフ・ヴァルツの演技も実に素晴らしい。
南北戦争直前のドイツ人があれほどの人道主義を貫けるのかどうかわからないが、彼の存在無しに、この映画に説得力は生まれない。優れた知性と、強い信念、ユーモアと揺らぎない決断力。近年稀に見る完璧なキャラクターだ。
サミュエル・L.ジャクソンのクソ野郎ぶりも突き抜けていて非の打ち所がない。「レオン」のゲイリー・オールドマンに匹敵する悪党キャラと言えるかも。
あえて言うなら人種にかかわらず、悪いヤツは悪いということだ。
観た人のほとんどが嫌いになる小悪党を見事に演じている。
相変わらず、自作に出演したがるタランティーノの遊び心も健在。
音楽も素晴らしい。
お腹いっぱい。楽しめました。
2014.1.17
西部劇ではない
さすがタラちゃん、西部劇を自分の世界に引ずり込んで西部劇にしませんでした。
相変わらず大スターをみっともない死に方させるし、音楽に入れ方は小ばかにしてるし、画面はどぎついし、ただ、PFやIBよりタラ色は低いような気がします。嫌いな人も多いでしょうが天才であることはたしかです。
単なる映写機を担いだ映画少年なのかは「スタートレック」で結論が?
タイトルバックが
彼のオマージュだらけの一環としても
私の大好きな「続・荒野の用心棒」
の懐かしい音楽だったので、
何故か意味も無く冒頭から期待が高まった。
しかし、残念だったのは彼の中期の作品
「キル・ビル」「イングロリアス…」同様、
上手さが導入部で終わってしまい、
後は後味の悪い暴力と大殺戮シーンを
待つだけになってしまったことだ。
さて、「イングロリアス…」では、
映画館主がドイツ大佐に復讐を遂げない
という首尾一貫しないストーリー展開に
彼の安易な脚本を否定せざるを得なかった
が、流石にアカデミー脚本賞を得たこの作品
では、序盤の伏線通りに
ジャンゴは妻を救出はしてくれた。
しかし、そのための屋敷での大殺戮の後に、
彼が捕らわれてからの妻の救出劇までは
余りに御都合主義過ぎて、
これで本当にアカデミー脚本賞?
と首をかしげざるを得ない
不自然極まりない強引さだ。
よほど対抗馬が無かった、受賞には
幸いな年だったのかなと想像してしまった。
また、「キル・ビル」
「イングロリアス・バスターズ」
もそうだったが、無駄に長かったり、
不要なエピソード多過で、冗長過ぎる。
黒人奴隷問題について、
ディカプリオ演じる荘園農主の狂気が、
当時の普遍的な人物像との匂わしで
充分なのだが、必要以上の殺戮シーンが、
逆にこの作品の社会的意義を喪失させている
ように思える。
他にも、白人に寄り添う黒人老執事の登場も
他の映画作品でも頻繁に描かれる人物像で、
何ら目新しい訳でも無い。
彼にとっては奴隷問題も単なる映画を
盛り上げる一要素に過ぎないのだろうか。
ところで、
「イングロリアス…」ではブラピ、
この「ジャンゴ…」ではディカプリオ、
だから「ワンス…」ではステップアップして
二人の共演なのか、と
これも意味も無く妙に納得していた。
タランティーノはこの作品でも、
まだまだ撮影機を担いだ映画少年レベル
だが、その後、映画作家として、
それなりの成熟があって、
彼の魂の叫びが聞こえたかに感じた
「ワンス…」が生まれたと信じたい。
それが本当かどうかは、
噂される彼の最後の作品「スタートレック」で、
その答えを聞くことにはなりそうだ。
かなり心配ではあるが。
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