劇場公開日 2013年9月28日

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そして父になるのレビュー・感想・評価

全302件中、1~20件目を表示

4.0主役は、こども

2013年10月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

カメラが引いて遠景になり、エンドロールが流れ始めた時、「なるほど」という納得と、「え」という物足りなさがあった。是枝作品と思えば納得の幕切れ。とはいえ、もっと先まで見届けたい、という物足りなさも。それは、映画が進むにつれて彼らを身近に感じるようになり、そんな彼らに、突然別れを告げられた錯覚に陥ったせいかもしれない。
福山雅治演じるエリート・野々宮が、初めて負けを知る話。観終えた直後は、そう思っていた。けれども数日経った今は、むしろ、子どもたちをめぐるあれこれが瑞々しく思い出される。少し意地悪くいえば、二ノ宮の物語はありきたりだ。社会的には完璧な勝者だが、家庭の中では精彩を欠き、我が子とどう付き合えばよいのか図り兼ねている。いや、妻や両親とさえも、ぎこちない関わりしか持てないのだ。そんな彼の変化は確かに丁寧に描かれており、じわりじわりと観る者の胸をしめつける。けれども、二ノ宮だけに焦点を当てるのは片手落ちではないか。確かに最も大きな変化が生まれるのは彼だが、危うさを抱えながらも、表面は明るくお調子者の斎木(演じるはリリー・フランキー)側の物語も見たい、と思った。もちろん、セリフの端々や立ち振る舞い、住まいの様子から伺えるものは多々ある。それでもなお、もう一人の父である彼を、もっとくっきり描いてほしかった。そこが少々物足りない。
一方子どもたちは、とにかく素晴らしく、忘れ難い。「誰も知らない」のきょうだいたちや「奇跡」の兄弟を彷彿とさせる。
子どもの頃、よそのウチヘ行くことは、楽しみであると同時にスリリングでもあった。自家での当たり前が通用せず、別の当たり前が横行している驚きと不思議。ありきたりの日常生活が、宝探しになる。
よそのウチがうらやましい、⚪️⚪️ちゃんちならこうなのに、などとぼやきながらも、自家のルールに戻ってくる安心感。しかし、取り違えられた彼らは、そんな窮屈な安堵に戻れない。新たな当たり前の中に、突如居残りを告げられるのだ。このままなのだと分かったとき、期間限定ゆえのキラキラはあっという間に色褪せ、宝探しのワクワクは不安へと一変したはず。けれども、彼らは泣いたりわめいたりしない。そんな一過性のことをしても無駄だと、瞬時に悟ったのだ。そして、自分なりの方法で折り合いをつけていこうとする。その姿は、健気とかたくましいとかいじらしいとかいう、子ども向きの褒め言葉が似合わない。とにかく、圧倒されたというほかなく、身ぶるいを覚えた。
再び、エンドロール。ちょっと呆然としながらも音楽に心を鎮め、彼らのその後を慮った。家に入ったあとのやりとり、翌日、一週間後、数カ月後、一年後、十年後。成長に伴う困難ばかり思い浮かぶけれど、彼らはいつも・きっと幸せなはず、と願いを込めて思った。

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cma

4.5「父親」としての自分を重ねながら観ていた。

2013年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

私は、自分の子供“以外”の子供と対峙するときや、第三者が観ている前ではリリー・フランキー演じる斎木家パパ。
でも普段は不機嫌で、細かな所作にも口うるさく、周囲とうちとはレベルが違う一緒にするな、という仕事第一の福山演じる野々宮家のパパだ。

子供たちは明らかに斎木家の方が子供らしくノビノビしていて楽しそうだ。
リリー・フランキーがとても「子供との時間」を大切にしていたのが印象的だった。リリーが福山と父親同士で話す場面で印象的な台詞がいくつかある。
「そういうとこ、面倒くさがっちゃダメだよ。」
「父親かて取り替えのきかない仕事やろ。」
「琉晴には、やってあげてくれよ。」

身につまされる思いでみていた。
途中からとても落ち着いて観ていられず、自然と前のめりな姿勢に。

子供たちが途端に愛おしくなってきた。
久方ぶりに、まだ明るいうちに帰宅してみた。
子供たちがビックリして、でもまんざらでもなさそうだった。
あと子供たちと遊べる時間はそれほど多くないかもしれないが、今からでも「父になって」このかけがえのない時間を大切にしていきたいと思った。

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momokichi

4.0福山雅治を新境地へと導いた、是枝裕和監督の功績

2022年3月30日
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鑑賞方法:試写会、映画館、TV地上波

第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員賞を受賞した是枝裕和監督作。息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた家族が抱く苦悩、葛藤を描いたドラマで、主演に福山雅治を迎えた。
エリートサラリーマンで都心の高級マンションで暮らす良多と、取り違えの起こった相手方の斎木のコントラストが巧妙で、斎木をリリー・フランキーが演じているというのも一役買っている。
それぞれの妻を尾野真千子、真木よう子が担い、芸達者な面々が是枝監督のてのひらの上で躍動しているさまは圧巻だ。
是枝組の常連ともいえる故樹木希林さんの元気な姿や、「ワンダフルライフ」の井浦新の自然体の演技を確認することもできる。

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大塚史貴

4.0正解のない選択

2026年8月10日
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鑑賞方法:VOD
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よつば

3.5🎬『そして父になる』|「やっぱり」が、一番残酷だった

2026年7月31日
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鑑賞方法:その他

楽しい

幸せ

カワイイ

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蓮(れん)

4.5是枝裕和監督特集Vol.9 「子供の視点から見た、大人の身勝手さ理不尽さを理解し、そして父になる」

2026年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

斬新

癒される

 二人の男の子が同じ日に産まれる。その赤ん坊を看護師が恣意的に取り換えた。その事実が六年後発覚するという衝撃的な事件を是枝監督は出発点にした。私は、子供の視点から見ると、事実が発覚してから、二組の親の行動は、まったく子供自身を考えない、血縁だけで判断する身勝手で理不尽な態度にしか見えない。

 確かに二組の親は動揺する。今までの家族のあり方が、すべて崩れるかからだ。特にお互いの母親は、自分の息子として育てた六年間の時間は、かけがえのないものだった。一人の母親が、息子を見ている時、突然涙が溢れ出る感情の高まりが、手放す辛さを描いている。本当の子供を取り替えるとき、二人の母親はお互いを抱きしめた。ずっとそばにいた母親にしかわからない、感情がにじみでていた。

 子供はある日突然、別の家に連れてこられて、まったく知らない人を、パパ、ママと言えといわれる。子供は何度も繰り返す「どうして」を。しかし大人の説明は「どうしてでもだ」の一点張りの、理解不能に陥る。今まで暮らしていた息子は良多に、別の家に行くことがミッションだと言われて、息子は守らなければいけないと言う表情が本音の「どうして」を隠した健気な表情をする。子供にとって血縁が同じか否かではなく、育った家庭環境がこの世のすべではないか。それが突然、血縁が同じだから違う人を親と思えというほうが、理不尽だ。

 取り替えた息子が流れ星を見てお願いする。「自分の家に帰りたい」と。今まで暮らしていた息子は、良多の仕事で疲れた姿を何枚も写真に撮っている。良多が息子を取り替えた看護師のもとに行ったとき、血のつながらない息子が母親を守ろうとする。

 是枝監督は、良多の家庭環境にも触れることによって、良多が、血縁にこだわっていることを描いている。しかし良多は、本来どうあるべきかを考え直す。血縁ではなく、六年間の積み上げられた時間について。是枝監督が描いた家族像は、常識を取り払った、二つの家族がゆるやかにつながる、新たな家族像を提示したことに胸をうたれた。

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かな

4.0【83.3】そして父になる 映画レビュー

2026年5月16日
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鑑賞方法:VOD

是枝裕和監督による『そして父になる』は、2013年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した作品であり、現代日本映画における家族劇の到達点の一つといえる。血のつながりか、それとも共に過ごした時間か——この普遍的な問いを、抑制された映像表現と繊細な心理描写によって描き出し、通俗的なメロドラマの枠組みを確実に超えている。同時に本作は、「成功」を至上とする父親像の限界や、階層間の断絶といった現代日本社会の問題を浮かび上がらせる点で、社会的な射程も備えている。
物語は「取り違え」という古典的モチーフに基づきながらも、安易な感動や劇的な和解に流れることなく、丁寧に構築されている。その中心にあるのは、二つの家族の対比である。エリート会社員の野々宮家と、地方で電器店を営む斎木家という対照的な生活が交錯することで、効率や成果を重視する価値観の裏にある空白が浮き彫りになる。
もっとも、この対比は一部でやや図式的にも映る。無機質な高層マンションと生活感に満ちた電器店という空間のコントラストは効果的である一方、都会=冷徹/地方=温情という構図をやや強調しすぎている側面もある。そのため、中盤以降の展開に一定の予測可能性が生じている点は否めない。ただし、子どもたちの無垢な視線や、親たちの感情の揺れを丁寧に積み重ねることで、物語は単なる類型にとどまらず、確かな人間的厚みを獲得している。
本作の中心にあるのは、福山雅治が演じる野々宮良多という人物である。自らの努力によって成功を収め、理想的な人生を築いたと信じる男。福山は前半において、その傲慢さと冷徹さを抑制の効いた演技で体現する。実子ではないと知らされる場面で見せる、感情を押し殺した表情は強い印象を残す。
後半に入ると、その人物像は徐々に揺らぎ始める。カメラのファインダー越しに息子の姿を見つめ直す場面では、これまで保ってきた仮面が静かに崩れ、一人の父親としての感情がにじみ出る。福山はスター性を前面に出すことなく、自尊心と父性のあいだで揺れる内面を説得力あるかたちで提示している。
助演陣も作品の厚みを支えている。尾野真千子は、母としての愛情と罪悪感の間で揺れる女性を、過度に演出することなく現実感のある演技で表現する。リリー・フランキーは、軽やかさと包容力を併せ持つ父親像を自然体で体現し、価値観の対比を際立たせる。真木よう子は生活に根ざした強さを持つ母親像を安定感をもって演じ、作品に地に足のついたリアリティを与えている。さらに樹木希林は、短い登場ながら、血縁を相対化する視点を提示し、物語に静かな深みを加えている。
是枝監督の演出は一貫して抑制的であり、観客の感情を過度に誘導しない距離感を保っている。瀧本幹也による撮影は、空間の質感そのものによって人物や関係性を語り、主題を視覚的に補強する。グレン・グールドによるバッハ《ゴールドベルク変奏曲》の使用も印象的であり、その整然とした旋律は、良多の価値観を象徴すると同時に、揺らぐ家族関係を静かに際立たせている。
血縁か時間かという問いに対し、本作は単純な答えを提示しない。終盤の分岐と合流を示すショットが示唆するように、人間関係はどちらか一方に収斂するものではなく、揺らぎの中で形作られていく。図式性という弱点を抱えつつも、それを補って余りある演技と演出の精度によって、本作が2010年代日本映画を代表する一本であることは間違いない。
【最終表記】
作品[Like Father, Like Son]
主演
評価対象: 福山雅治
適用評価記号と点: A(9)
助演
評価対象: 尾野真千子/リリー・フランキー/真木よう子/樹木希林
適用評価記号と点: A(9)
脚本・ストーリー
評価対象: 是枝裕和
適用評価記号と点: B+(7.5)
撮影・映像
評価対象: 瀧本幹也
適用評価記号と点: A(9)
美術・衣装
評価対象: 三ツ松けいこ
適用評価記号と点: A(9)
音楽
評価対象: バッハ(選曲)
適用評価記号と点: A(9)
編集(加点減点)
評価対象: 是枝裕和
適用評価点: +1
監督(最終評価)
評価対象: 是枝裕和
総合スコア:[83.3]

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honey

4.0家族とは?

2026年4月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

以前地上波放送か何かで観ていたはずですが、内容をすっかり忘れてしまっていました。父とは?家族とは?と突きつけられるテーマに胸が痛くなります。何度か視聴し、その度に考えてみたいと思いました。

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東京スカイツリー

5.0素晴らしい

2026年1月23日
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泣ける

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ぎにゅう♀

4.0共に過ごした時間の重さ

2025年7月13日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

もし自分の子どもが他人の子だと知っても、元に戻すなんてできるのだろうか?一番かわいい幼少期を育てて手離すなんて、母親にとっては身を引きちぎられるような状況。福山さん演じる父親が相手方の家族と関わるなかで、やっと父親としての自覚というか情動に目覚めていくさまがよかった。子どもたちの自然な演技が素晴らしい。

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Aki

3.5寝足

2025年6月28日
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変われたのであればそれは幸せなこと。変われぬことも実際は多いところ。うまくいく人生には罪がないが、無頓着であることに裁きがくだる。人が群がるのが社会。見守った者たちに謝意。

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Kj

3.5部屋にあったギターは福山雅治さん所有?!

2025年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

韓国ドラマによくありそうな話で「秋の童話」がまさにそのもの。
女の子だったけれど本当の親元が金持ちと貧乏人。
兄妹でめちゃくちゃ仲が良かったけれどそんなことで引き裂かれてしまい大人になって再会。悲しい結末が待っていてメチャクチャな泣いたことを思い出した。

この映画は子供よりも親に焦点が当たっていて悩みながらも本来の親元に返す事を選ぶ。
子供から見れば今まで育ってきたところが一番であり、打ち解けるのは難しかった。
いきなり「おとうさん」とよべといわれても「なんで」のオンパレードになるよなあ。
メチャクチャ重いテーマであるけれど結局、どうなったんや。最後はわからずじまい。
続編が作れそうなストーリーだが続編は無いみたい。

子供たち4人の将来を覗いてみたいと思ったのは自分だけだろうか?

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♪エルトン シン

4.0重い映画

2025年4月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、VOD

泣ける

悲しい

ドキドキ

だが、たまに観たくなる。

現実に起これば、と考えると

重いが

映画としては、テーマもはっきりしてるし俳優陣の演技も良い☺️

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コタロー

4.5タイトルの「父になる」は深いテーマを含んでいる。愛情の根本的なところを問いかけてきて、涙も出た

2025年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

「親子の愛情」について普通は何の疑問も持たないし、切っても切れない強いものだと思う。その強い関係性と強い感情をひっくり返すような事件。観ていて心がゆさぶられ、動揺した。
「そして父になる」というタイトル、その当事者は福山雅治が演じる 野々宮 であろう。事件の前は、父親と言えるのかどうかという人物だったが、映画の後半でお金では買えない大事なことに気づいて、ようやく“父になる”。 そうだよ、それ大事なことだよと共感した。

一方の父親を演じるのはリリーフランキー。こちらは収入も多いとは言えない個人事業主で、野々宮とは格差があり、品のない行動もする。この対比が映画を面白くしている。お金をかけて子供を『教育』するのが良い父親なのだろうかとか、子供をかわいいと思う感情はお金に換算できないとか、血がつながっていて、自分に似ていたりすることは愛情と関係あるのかとか。いろいろ考えてしまった。

当の子供がやはりかわいそうで、観ていて抱きしめてあげたくなる。言葉を並べるよりも、ハグして何も言わなくて良いと何度も思った。そして、映画の登場人物たちがようやくハグする。それはやはりハグが効果的な場面なので、涙が出た。

当事者二人の子役もうまい。二人とも健気でかわいい。父親の性格も育てられ方も大きく違うのに。生まれてからずっと一番頼りにしていた人と引き離されるという過酷な体験を強いられるのだから、親たちよりもずっとつらいはず。それをあからさまに出さない演技と脚本もリアリティがあって良かった。

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p.f.naga

1.5見れないことはない

2024年12月25日
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単純

子供だからわからないけど血が繋がってないってだけで6年育てた子供を手放すの?
まぁそもそもあの看護婦が1番意味わからないんだけどさ。でも看護婦の子供はいい息子なりそう

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映画

4.5子供自身の自発性、主体性を伸ばしていく教育が重要なのでは

2024年9月22日
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鑑賞方法:VOD

 福山雅治演じる父親の厳しい教育方針(マナー、ピアノなどの特技や教養、競争心といったマインドなど)は、子供が社会で生きていく上で一定程度必要なものではあるだろう。しかし、彼には子供を自分の理想通りにしたいという父親の視点しかなく、子供の視点が決定的に欠けていた。子供の興味関心や得意不得意、気質を見極めて、子供の長所を伸ばしていく重要性を理解していなかった。

 結局、興味関心を持っていたり得意なことでないと能力や知識は伸びづらい。そして、子供は成長するにつれて、自然と自分の成長のために何をすべきか、徐々に気づいていくものだろう。そう考えると、親がなすべきことは、自分の理想を押し付けることではない。子供自身の自発性や主体性、好奇心を伸ばしていく手助けをする教育が必要なのだろう。つまり、「自分が何をしたいか」を考えさせ尊重する教育が、子供の幸せのために必要なのだろう。その中には子供と愛情深く接する時間を取ることも含まれているが、彼はその重要性を理解していなかった。そういう部分で彼はよくない父親だったが、タイトルの「そして父になる」の通り、最後には気づくことができた。そんな人物描写が秀逸な映画。

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根岸 圭一

3.5養子を育てあげた身からしたら

2024年5月25日
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ももんが

3.5父親の愛を受け取るためにクリアすべき条件

2024年5月4日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

幸せ

野々宮良多は一流大学を卒業し、大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻のみどりや6歳の息子・慶多と暮らしていた。ある日、6年前にみどりが慶多を出産した出身地・群馬県の病院で赤ん坊の取り違えがあったことが発覚し、DNA検査の結果、慶多が他人の子どもだったと判明。野々宮夫妻と群馬県で小さな電器店を営む斎木夫妻が病院の仲介で会うことになるが、彼らの身なりとがさつな態度に良多は眉をひそめてしまい……(WOWOW公式サイトより)。

実はちょっと苦手な是枝監督が2013年に公開した作品。カンヌをはじめ、各賞を受賞した同氏の出世作。

ドイツの著名な心理学者・エーリッヒ・フロムは著書の中で、「子が母親の愛を受け取るために何の条件もいらないが、父親の愛を受け取るために条件をクリアする必要がある」と説き、その条件として「期待に応える」「義務を果たす」「父親に似ている」などを挙げている。福山雅治演じるエリートビジネスマン野々宮はフロムの言う条件クリアをそのまま子の慶多に求め、慶多は期待を超えてその条件をクリアしてきている。

幸か不幸か、本作のタイトル通り、子を宿した瞬間に親になれる女性の「母」と異なり、男性は意識的に「父」になろうとしなければ、「父」になれない。なぜなら、胎動も重みも痛みも心身の変化も、なにも感じることがないから。子に条件を与えることは、父自身が親になっていく過程でもある。尾野真千子や真木よう子の無条件性が特に福山雅治との対比を際立たせている。

といった感想を観客は抱くことを、是枝監督は全て計算して製作しているように感じられてしまうので少し苦手である。読後感も含め、全て監督の手のひらの上にある感覚。過度になり過ぎない演出、キャスティング、意図されていない風の意図的な余白を意味するようなカット、タイトル、宣伝等々。

もちろん各方面で高い評価を得ている通り、作品がおもしろいのは言うまでもないが、もうちょっと観客を信頼しても良いのでは?と思ってしまう(ならば、なぜ観るのかというと、観ないで批判するのは違うと思うから)。

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えすけん

3.5そして吉になる

2024年4月16日
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豪華キャスト。
セリフに重みがある。
誰の氣持ちが1番大事なのか考えさせられる。
登場人物それぞれが魅力的。
人が人を好きになる理由の本質に迫っている。
泣ける場面が多いなか、笑えるシーンもあった。
意地を張らず素直になって、少しは妥協して相手の好みに合わせてみれば、凶は吉に変わる。

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Don-chan

4.0家族に理屈は通用しない

2024年4月14日
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鑑賞方法:VOD

将来を考え、合理的、論理的に最善な選択をしようとするのは仕事男にとっては日常であるが、それは家族の話になると全く意味をなさないというのがよくわかる。
なんだかんだ子供と接する時間は父よりも母の方が長くなると思うが、それが「繋がりの実感」というものに大きく影響しているということを突き付けられる。

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あべ