故郷よ

劇場公開日:

故郷よ

解説

チェルノブイリ原発事故が招いた悲劇を描いた人間ドラマ。1986年4月26日、チェルノブイリの隣村プリピャチで、アーニャとピョートルは結婚式を挙げる。しかし、幸せの絶頂の日であるはずのこの日、消防士のピョートルは「山火事の消火活動」という名目でパーティ中に駆り出され、2度と戻ることはなかった。10年後、観光名所となった廃墟の街をガイドするアーニャ、事故当時に原発技師の父と生き別れとなった青年バレリー、事故後も頑なに自宅を離れず、汚染された土地を耕し続けた森林管理人のニコライという3人を通し、失われた故郷に心を置き去りにしたまま、現実と向かい合う人々の姿を映し出す。2011年・第24回東京国際映画祭「natural TIFF」部門でも上映された(映画祭上映時タイトル「失われた大地」)。主演は「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。

2011年製作/108分/G/フランス・ウクライナ・ポーランド・ドイツ合作
原題または英題:La terre outragee
配給:彩プロ
劇場公開日:2013年2月9日

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(C)2011 Les Films du Poissons

映画レビュー

4.5必見ムービー

2018年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

コワイコワイ話なのだが、人は現実的にコワイ話で 人の話なら考えることを辞めてしまう気がする。正直私も原発問題のことを気にして生活はしていない。ましてや行動におこすなど想像にも出来ない。ただこの作品に「故郷よ」を見て人であることが嫌になるほどに人の無力さ人の汚さを感じた。一人でも多くの人に見て欲しい作品の一つだ。

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G・・HT3

3.0悲劇は繰り返す

2013年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

この作品が、仮に日本での原発災害がなかったなら、ソビエト時代の原発管理の悲劇として、第三者の視線で観ていたかもしれない。 ところが、3.11を経験した日本人の目には、この災害、悲劇は、いくら教訓があっても生かせないのだと、映るだろう。どんなに安全安心と言っても、この国から、原発が消えない限りは、本当に安全も安心もないのだ。人間の叡智を超えた科学は、危険物でしかあり得ない。 以前「マリリンとアインシュタイン」という作品で、アインシュタインが、広島の原爆の悪夢に悩まされるシーンがあるが、あれから何十年もたっていても、人類はその悪夢から解放されていない。

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Jun Tanaka

3.5決して他人事ではない

2013年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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タンパ