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チェルノブイリから3キロの立入制限区域で撮影された初の劇映画が公開

2012年10月30日 17:00

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「故郷よ」の一場面
「故郷よ」の一場面
(c) Les Films du Poisson

[映画.com ニュース] チェルノブイリ原発事故から10年後を舞台に、事故現場近郊の立入制限区域プリピャチで撮影され、同原発事故を正面から描いた初めての劇映画「LAND OF OBLIVION」の邦題が「故郷よ」に決定、2013年早春に公開されることがわかった。

昨年の東京国際映画祭のほか、べネチア、トロント映画祭など各国映画祭で上映され話題となった本作は、女性監督ミハル・ボガニムの長編デビュー作。原発事故により生まれ育った地を追われる羽目になった人々の混乱や悲しみ、10年という時が経た後も強く残る故郷への想いを描く。主演は「007/慰めの報酬」で注目されたオルガ・キュリレンコ

チェルノブイリの隣村プリピャチで1986年4月26日、アーニャ(キュリレンコ)とピョートルは結婚式を挙げる。幸せの絶頂の日であるはずのこの日、夫となった消防士のピョートルは、“山火事の消火活動”という名目でパーティ中に駆り出され、二度と戻らなかった。10年の時を経て、観光名所となった廃墟の街をガイドするアーニャ、原発技師の父を持ち、事故の事情を知る父からすぐさま母との避難を言い渡され、そのまま父とは生き別れとなった青年ヴァレリー、事故後も頑なに自宅を離れず、汚染された土地を耕し続けた森林管理人のニコライという3人を通し、失われた故郷に心を置き去りにしたまま、現実と向かい合う人々の姿を映し出す。

公開決定に合わせ、本作場面写真が公開された。防護服姿の職員に避難を呼びかけられるシーンの背景は、何の変哲もない緑豊かな美しい農村風景で、目に見えない放射能汚染の恐ろしさを物語っている。また別のカットでは、人々が避難し廃墟と化した市街地も映されている。福島の事故を経験した我々日本人は、本作から原発被災地の“これから”を深く考えさせられることだろう。

故郷よ」は2013年早春シネスイッチ銀座ほか、全国で順次公開。

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