ヘルタースケルター

劇場公開日:

ヘルタースケルター

解説

第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミックを、写真家・蜷川実花の監督第2作として実写映画化。主演は「クローズド・ノート」(2007)以来5年ぶりの銀幕復帰となる沢尻エリカ。究極の美貌とスタイルを武器に芸能界でトップスターとなったモデルのりりこだったが、その美貌はすべて全身整形で手に入れた作り物だった。そんな誰にも言えない秘密を抱えながらも、人々の羨望の的となり欲望渦巻く世界をひた走るりりこは、やがてある事件を巻き起こし……。

2012年製作/127分/R15+/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2012年7月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 日本アカデミー賞(2013年)

ノミネート

優秀主演女優賞 沢尻エリカ
優秀助演女優賞 寺島しのぶ
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映画評論

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(C)2012映画「ヘルタースケルター」製作委員会

映画レビュー

4.5いま改めて観返すと

2024年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

当時は沢尻エリカのヌードや濡れ場が見られることだとか、コスプレのように様変わりする全盛期のリリコがクローズアップされたことと、沢尻エリカの素行など、本作の完成度自体と無関係なところばかり評価されていたように思う。 2024年現在、あらためて観返すとまた違った意味を持った作品として私には鮮やかに感じた。 ルッキズムという、当時は使われなかった言葉。 多様性という価値観。 にも関わらず相反して拡大していく美容整形マーケットや、SNSの中にしかいない“キラキラしかしてない”存在などが、みんな小さなタイガーリリコだと言っている大森南朋のセリフの通りで、もしかしたらこれは、早すぎた実写化だったのかもしれない、などと思ってしまった。 若さと美しさのうち、若さが消える頃 人はなくしたものより大きな何かを手にしているのだろうか?心の成長や経験や能力などといった、引き換えにしても堂々と生きられるものを。 羽田ちゃんにもう少し、想像力と人としての奥行きがあったなら、また違ったのではないか。 35歳に相応しい強さがあったなら… 当時はまるで思わなかったそんなことを 今回は感じました。 点数も当時より1点くらいは高い印象。 面白かったです。

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ke_yo

2.5「あわてふためき、混乱、大騒ぎ」

2024年3月1日
PCから投稿

凄い映画でした。 タイトルのヘルタースケルターとは「あわてふためき、混乱、大騒ぎ」などを意味する単語だそうですが、まさにその通りの映画です。 この映画は一人の美しいトップスターの女性がどんどん没落していくというストーリーですが、主演の沢尻エリカさんが現実で逮捕され本当にそうなっていったというのが興味深いです…。

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みる

2.0頭おかしいだけでつまらん

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

2.5何か物足りない

2023年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

内容は芸能界やスターの舞台裏が詰まっていると思います。 俳優も良いしBGMも良いです。 セットもゴージャスで見応えあります。 カメラワークも悪くなかったです。 結構好きな作品です。 物足りないと思った理由は何だったのかを考えるのも好きです。

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Don-chan