ともしび(2004)

劇場公開日:

解説

日本映画界を代表する監督と新人監督たちが競作する「映画番長」シリーズ第2弾「エロス番長」の1作として、新人女性監督・吉田良子がメガホンを取り、都会で孤独に暮らす女性の歪んだ愛をつづったラブストーリー。図書館で働く裕子は、周囲からは笑顔も見せない内気な女性だと思われている。しかし裕子には、思いを寄せる青年・守が暮らすマンションに忍び込んでは住人を怖がらせて追い出してしまうという裏の顔があった。

2004年製作/79分/日本
配給:ユーロスペース
劇場公開日:2004年8月21日

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映画レビュー

2.5ストーキングな日常を淡々と

2024年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

採点2.7
想いを寄せる人にストーキングしてしまう女性のショートムービー。
正確には行動を管理したいって感じでしょうか。
付き合うとか向き合う事は無く、ただ後ろから鑑賞している事で満足するタイプ。
一番近くで見ていたいから、隣接した住人の部屋に侵入して怖がらせて追い出す。そんな恐ろしい事が日課。
そんな日常を淡々と続くのですが、カメラワークや絵作りが面白い。全体的な色味も好きです。
万年壁の路なんて四方の高さがすごく、どこか怪しい場所に迷い込んだよう。
そうして気がつくと誰もいなくなった部屋、何も無くなった虚しさの中で涙する彼女。そんな物語でした。

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白波

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