第4の革命 エネルギー・デモクラシー

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第4の革命 エネルギー・デモクラシー

解説

太陽光、風力、水力、地熱など再生可能な自然エネルギー源の可能性を伝えるために製作されたドキュメンタリー。ドイツにおいて大量の風力発電導入を促した1990年の電力買い取り法、太陽光発電導入の起爆剤になった2000年の再生可能エネルギー法の2つの法律を制定させた中心人物で、ドイツ連邦議会議員やヨーロッパ太陽エネルギー協会会長を務めるヘルマン・シェーアをナビゲーターに、著名な環境活動家やノーベル賞受賞者、政治家らが、100%再生可能なエネルギーへのシフトが実現できることをさまざまな角度から分析し、紹介していく。

2010年製作/83分/ドイツ・デンマーク・ノルウェー・フランス・スペイン・マリ・バングラデシュ・アメリカ・ブラジル・中国合作
原題または英題:Die 4. Revolution - Energy Autonomy
配給:ユナイテッドピープル
劇場公開日:2011年12月17日

スタッフ・キャスト

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(c)映画「第4の革命」

映画レビュー

3.0株式会社エナジー何とか、といった新電力会社がたくさん出るのはいい流れなのかも

2022年11月9日
PCから投稿

会社の研修で観せられた作品。
日本でも東日本大震災を受けて電力関係が見直されてきた。
株式会社エナジー何とかとか、ネオエナジー何とか株式会社とかたくさん新電力会社が出始めたのもこのころ。

この映画は海外で太陽電池とかの再生可能エネルギーがどのように導入されてきたか、何年も取材を続けることで明らかにした作品。
エナジーハーベスティングとかのカタカナ単語が多い業界なので、正直何を言っているかはよくわからなかった。
それでも、粘り強く考え続けて交渉を続けることで再生可能エネルギーを導入することはできる、それが未来の子どもたちのためになる、という信念は伝わった。

日本でも太陽電池や風力発電など、環境にやさしい発電方法がどんどん増えてきた。
大変な出来事があったから今だからこそ、電力事情を見直してもいいのかもしれない。

ただ、新電力もピンキリで、うちの会社にも色んな会社から営業が来る。
株式会社エナジー何とか、エナジー何とか株式会社、名前も似ていてよくわからない。
そういった人からの言葉はどれもキレイ、環境のため、未来のため、エコ、導入したら良さそうな雰囲気はある。

一方でこの作品を観て感じたのは導入する人が信念を持っているかということ。
それこそ、本人のエナジーがどれだけ込められているか、という点が大事だと思う。
新しいことをやるとき、必ず周りから反発の声も上がってくる。
そのような声に負けず、自分の信念を貫けるかどうかが大事だということがこの映画から伝わってきた。

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立花真由美