最強のふたりのレビュー・感想・評価
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腫れ物にさわるような同情にうんざりしていたフィリップが ほしかった...
介護は大変
絶対、観るべき❗️
個人的にフランス映画は独特で作品の終着点は謎を残すのが多いのが印象的だった。この作品は実話に基づいた作品で程よいユーモアセンスも盛り込まれていて気に入りました。
タイトルなし(ネタバレ)
深い絆に必要な条件を見た。
対等であること、フラットでいて、自分をさらけ出すこと。ドリスが持つ才能だと思う。
ドリスに惹かれるフィリップが微笑ましい。
フィリップの蓄えられた髭を見て、胸が疼いた。新しく入った世話係は、到底ドリスに敵わない。世話の質では圧勝だろうが、何かが足りない。髭にそれが現れている。
それが愛だと思う。善意や偽善だけでは足りない。ドリスは適度な無関心と愛を兼ね備えている。ドリスに髭を剃られるフィリップはとても楽しそうで、これが絆なのだと感じた。障害だとか、なにかのマイノリティーだなんて何も関係ない。そのテーマをリアルに打ち付けられた。
同情って良い物じゃないよね。
車椅子とアングラのコンビ。
同情は理解しようとすることから1番遠いんだなぁと。
アングラの彼はユーモアのセンスがあるし、車椅子の彼は柔軟な考え方を持っている。やはりいいコンビだ。
心温まる
大富豪で半身不随の介護士に採用されたのは介護経験なし、前科ありの黒人ドリス。
介護士、障害者という立場ながらにもブラックジョーク、タバコありの友達のように接するドリスにだんだん心開いていくフィリップや打ち解けていく周りの人たちを観ていると心が温かくなった。
堅苦しくて好きじゃないと言っていた誕生日会もドリスの持ち前のユーモアさでみんなでダンスを踊ったり楽しそうにしていて、このシーンが一番好きだった。
一番最後のシーンでフィリップ、ドリス共に結婚して子供がいると分かってとても嬉しくなったしドリスはキューピットですね
みんなにおすすめできる作品
頚椎損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の若者の交流をコミカルに描いたドラマ。
まさにその通りの作品で、誰にでもお勧めできる作品だ。
二人のペルソナの組み合わせとタイトルだけでもう十分面白そうじゃん、と思ったがそれを超えてくる中身だった。
とにかくユーモアが富んでいる。
「足をシャンプーする名人だ。」
「ビールどこにある?お前の頭の中だ!」
「オラ読め!駐車禁止、頭に叩き込んだか、とっとと失せろ!」
「朝起きると耳が硬くなってることもあるw」「2つとも!?wwwww」
「さもないと車椅子で轢くぞ!」「そうだ!それで良い!!」
「こちらは、パリ職業安定所です。電話が混み合っておりますので、あと2年ほどお待ちください。」
全体的に短いカットが多いけど、二人が過ごした時間の濃密さ、多さを効果的に表現していると思う。
自分がこうして欲しいな、と思うものではなくてそれを超えてくる他社の介入というのが素晴らしいものだと感じさせられた。
タイトルと概要だけで十分面白そうなんですが、誰が見てもそれを超えてくる面白さがある映画ではないかと思いました。
ふたりでいること
一緒にいるとハッピーになれるような相手に出会えることってなかなかない。
人と人の付き合いって希望だ。
私だったらと思うと、そもそも自分とあまりにも違う人は遠ざけてしまうし、ドリスみたいな人は無神経な人と思って付き合いを控えてしまうかも。
でもそうしていたら世界を拡げてくれる人には出会えないんだなあ。
相手を思って気を遣うことは生きていくうえで必要だけど、何も気にせずにガンガン来てくれることに救われることもあるのかもしれない。
私もいつかこんな風に、誰かとフラットに付き合えるといいなあ。
人付き合いがめんどくさくなるけど、ひとりじゃなくてふたりだから得られる幸せがあるんだと改めて思った。
最後も素敵な終わり方だった。
●個性や特徴に対して偏見が無い(違いに対する好奇心、違いが魅力)。...
人生の最後に何が大事なのかを考えさせられる映画
何度見ても感動する映画。疲れた時に見るとほっこり気持ちがあたたかくなり、明日からも頑張ろうと励まされているような気持ちになる映画。
もし余命数ヶ月と宣告されたら、何をしますか?
自分の人生はどういう人生だったと振り返りますか?
お金をあの世に持っていくことはできない。だとしたら何を残しますか?
2人の友情にも感動しますし、家族への愛情や最後に見せてくれる生き方がかっこいい。
ぜひ多くの人に見てもらいたい映画です。
主人公の人間性が・・・
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主人公は前科持ちでろくに仕事もしないろくでなしだった。
ある日失業保険をもらうために適当に仕事の面接を受ける。
すると偶然気に入られ、全身不随のおっさんの介護を始める。
最初は適当だったが、2人は人間関係を深める。
おっさんも主人公の前科を知っていたが、気にもしなかった。
しかし主人公の弟が問題を起こし、おっさんが気を利かせて暇を出す。
でも主人公の後に来た人とは折り合いが悪く、人生がつまらなくなる。
そんな折に主人公がやって来て、女性とのデートをセッティングする。
長年文通をしているが、どうしても会う勇気がわかない相手だった。
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実話をもとにした良い話。
でも主人公が下品過ぎて、どうにも好きになれない。
卑猥やし、見知らぬ人々に迷惑をかけ過ぎ。
そういう天然な人間なので、おっさんにも同情しない。
おっさんは主人公のそういうところを気に入っている。
良いコンビだとは思うが、同調出来ない部分も多々あったかな。
壁なんて必要ない
どこぞの愛で地球を救おうとしている番組に見せてやりたいよ。寄り添うとか気にかけるとか、そんなのしょうもない。一緒に楽しいことやろうぜ!バカやっちゃおうぜ!そういうのを求めているんだ。2人だったらなんだって出来る。まさに、最強のふたり。
可哀想だね、大変だね、そんな言葉は要らない。今から何をする?そうやって、友達してくれるだけでいい。困った時は互いに助け合う。カッコよくて憧れる、最高のふたり。
以下・当レビューについて。
映画.comの謎の仕様変更により、レビューを書かなければ鑑賞済のマークが表示されなくなってしまいました。これまでは、基本的に劇場公開されている最新作のみレビューを投稿していましたが、仕様変更に伴い、過去作においてもレビューを投稿していきます。また、過去作のレビューについてはFilmarksのアカウントより引用させていただきます。従来とは違う、かなり短いレビューとなりますが、今後ともよろしくお願いします。よければ、Filmarksで「サプライズ」と検索し、ご覧頂けると幸いです。
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