最強のふたりのレビュー・感想・評価
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心温まる映画
久しぶりにこういう映画を観たが、
ところどころ笑えて、
ほっこりした気分になりました!
感動要素?は少なめだけど、
実話に基づいてるとのことで、リアルでいい。
これが実話なんて素敵だなぁ。
一生懸命生きよう。
同情って良い物じゃないよね。
車椅子とアングラのコンビ。
同情は理解しようとすることから1番遠いんだなぁと。
アングラの彼はユーモアのセンスがあるし、車椅子の彼は柔軟な考え方を持っている。やはりいいコンビだ。
心温まる
大富豪で半身不随の介護士に採用されたのは介護経験なし、前科ありの黒人ドリス。
介護士、障害者という立場ながらにもブラックジョーク、タバコありの友達のように接するドリスにだんだん心開いていくフィリップや打ち解けていく周りの人たちを観ていると心が温かくなった。
堅苦しくて好きじゃないと言っていた誕生日会もドリスの持ち前のユーモアさでみんなでダンスを踊ったり楽しそうにしていて、このシーンが一番好きだった。
一番最後のシーンでフィリップ、ドリス共に結婚して子供がいると分かってとても嬉しくなったしドリスはキューピットですね
みんなにおすすめできる作品
頚椎損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の若者の交流をコミカルに描いたドラマ。
まさにその通りの作品で、誰にでもお勧めできる作品だ。
二人のペルソナの組み合わせとタイトルだけでもう十分面白そうじゃん、と思ったがそれを超えてくる中身だった。
とにかくユーモアが富んでいる。
「足をシャンプーする名人だ。」
「ビールどこにある?お前の頭の中だ!」
「オラ読め!駐車禁止、頭に叩き込んだか、とっとと失せろ!」
「朝起きると耳が硬くなってることもあるw」「2つとも!?wwwww」
「さもないと車椅子で轢くぞ!」「そうだ!それで良い!!」
「こちらは、パリ職業安定所です。電話が混み合っておりますので、あと2年ほどお待ちください。」
全体的に短いカットが多いけど、二人が過ごした時間の濃密さ、多さを効果的に表現していると思う。
自分がこうして欲しいな、と思うものではなくてそれを超えてくる他社の介入というのが素晴らしいものだと感じさせられた。
タイトルと概要だけで十分面白そうなんですが、誰が見てもそれを超えてくる面白さがある映画ではないかと思いました。
ふたりでいること
一緒にいるとハッピーになれるような相手に出会えることってなかなかない。
人と人の付き合いって希望だ。
私だったらと思うと、そもそも自分とあまりにも違う人は遠ざけてしまうし、ドリスみたいな人は無神経な人と思って付き合いを控えてしまうかも。
でもそうしていたら世界を拡げてくれる人には出会えないんだなあ。
相手を思って気を遣うことは生きていくうえで必要だけど、何も気にせずにガンガン来てくれることに救われることもあるのかもしれない。
私もいつかこんな風に、誰かとフラットに付き合えるといいなあ。
人付き合いがめんどくさくなるけど、ひとりじゃなくてふたりだから得られる幸せがあるんだと改めて思った。
最後も素敵な終わり方だった。
●個性や特徴に対して偏見が無い(違いに対する好奇心、違いが魅力)。...
●個性や特徴に対して偏見が無い(違いに対する好奇心、違いが魅力)。
●失礼なことを言われても楽しい(無知な相手と無知な自分を認めて素直になる)。
●必要とされたら嬉しい(相手にとって唯一無二の存在なら、その関係を維持したい)。
この映画は、無邪気な男二人の友情に光を照らしている。偏見に満ちた現代社会を笑いと煙で跳ね除ける。
人生の最後に何が大事なのかを考えさせられる映画
何度見ても感動する映画。疲れた時に見るとほっこり気持ちがあたたかくなり、明日からも頑張ろうと励まされているような気持ちになる映画。
もし余命数ヶ月と宣告されたら、何をしますか?
自分の人生はどういう人生だったと振り返りますか?
お金をあの世に持っていくことはできない。だとしたら何を残しますか?
2人の友情にも感動しますし、家族への愛情や最後に見せてくれる生き方がかっこいい。
ぜひ多くの人に見てもらいたい映画です。
主人公の人間性が・・・
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主人公は前科持ちでろくに仕事もしないろくでなしだった。
ある日失業保険をもらうために適当に仕事の面接を受ける。
すると偶然気に入られ、全身不随のおっさんの介護を始める。
最初は適当だったが、2人は人間関係を深める。
おっさんも主人公の前科を知っていたが、気にもしなかった。
しかし主人公の弟が問題を起こし、おっさんが気を利かせて暇を出す。
でも主人公の後に来た人とは折り合いが悪く、人生がつまらなくなる。
そんな折に主人公がやって来て、女性とのデートをセッティングする。
長年文通をしているが、どうしても会う勇気がわかない相手だった。
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実話をもとにした良い話。
でも主人公が下品過ぎて、どうにも好きになれない。
卑猥やし、見知らぬ人々に迷惑をかけ過ぎ。
そういう天然な人間なので、おっさんにも同情しない。
おっさんは主人公のそういうところを気に入っている。
良いコンビだとは思うが、同調出来ない部分も多々あったかな。
壁なんて必要ない
どこぞの愛で地球を救おうとしている番組に見せてやりたいよ。寄り添うとか気にかけるとか、そんなのしょうもない。一緒に楽しいことやろうぜ!バカやっちゃおうぜ!そういうのを求めているんだ。2人だったらなんだって出来る。まさに、最強のふたり。
可哀想だね、大変だね、そんな言葉は要らない。今から何をする?そうやって、友達してくれるだけでいい。困った時は互いに助け合う。カッコよくて憧れる、最高のふたり。
以下・当レビューについて。
映画.comの謎の仕様変更により、レビューを書かなければ鑑賞済のマークが表示されなくなってしまいました。これまでは、基本的に劇場公開されている最新作のみレビューを投稿していましたが、仕様変更に伴い、過去作においてもレビューを投稿していきます。また、過去作のレビューについてはFilmarksのアカウントより引用させていただきます。従来とは違う、かなり短いレビューとなりますが、今後ともよろしくお願いします。よければ、Filmarksで「サプライズ」と検索し、ご覧頂けると幸いです。
ブラックジョークがかなり攻めてる
正直期待値上げすぎてた。それでもやっぱりちゃんと面白かった。
人種の描き方がかなりステレオタイプだけど、あえてそうしてるのかな?
意図してなかったとしてもちょっと前の作品だし仕方ないのかな。
こっちがギョッとするくらい踏み込んだブラックジョークがちょくちょく出てくる。そういうの引いちゃう人は引いちゃうかも。自分は笑った。
志村けんの影響力
本作もそうですが素晴らしい映画はオープニングとエンディング〜エンドロールが素晴らしいんですよね。エリーズ最高です。見てるだけですべてが素晴らしいです。
またヤン、ロイック、アンリの男性陣3名が素晴らしいアクセントとなっています。愛すべきフランスの男たちですね。人間性が素晴らしくどこか笑えるいい奴ヤン。恵まれない幼少期を過ごしながらメッチャクチャ美味しそうな料理を作り精力旺盛なロイック。ロイックのバレリーナの白いチュチュを笑うくだりは、日本でも昭和の昔からあるお笑いパターンで変なおじさんが股間から白鳥の首を出した白いチュチュ姿が日本におけるバレエの基本的な認識を作ってしまったのか?同じフランス映画で「最強のふたり」の中で上流階級のフィリップが介護士に雇った貧困層の黒人ドリスとオペラを鑑賞した時、出だしでドリスが仮装したオペラ歌手に爆笑した場面を思い出しました。父親のアンリとは父娘の関係性の難しさを切実に感じます。少し不器用でシャイな日本の父親のようなアンリ。とても良い作品でした。
君といれば僕は笑える。
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった
大富豪のフィリップ。
彼の新しい介護人募集の面接にやってきたのは、
スラム街の黒人青年のドリス。
失業手当を貰うために不採用の証明が欲しいという太々しさ。
面接結果は、
「私の事を哀れんでいない」とフィリップは採用してしまう。
障がい者の介護を描いているのにユーモアたっぷり。
金持ちだからと媚びず、障がい者だからといって、
同情しない。
腫れ物にさわるような同情にうんざりしていたフィリップが
ほしかったのは介護人ではなく友達だったのかもしれません。
残りの人生を楽しく豊かに過ごして行くためには、ドリスが必要
だったのです。
障がい者の下ネタまでギャグにして笑い飛ばしてしまう陽気さ。
お互いを羨むことなく妥協することもなく、
繋がりが強くなって行く過程が新鮮でした。
ドリスといる時のフィリップの本当に嬉しそうな顔。
それが幸せに生きること。
エードロールで実物のフィリップ本人が登場すると、
奇跡の友情は俄然と真実味を帯びました。
心の持ち方ひとつで人生は明るくなると実感しました。
彼は私に同情しない
オマール・シーの底抜けに明るい笑顔、人柄の良さ( 恐らく!)が、作品の魅力を押し上げている。
パリの大富豪フィリップ( 抑えた演技のフランソワ・クリュゼ )、心優しいスタッフの女性イヴォンヌ( アンヌ・ル・ニ )との会話が楽しい。
エンドロールで、その後の彼らの幸せな生活を知り、ほっとした。
ークール&ザ・ギャング
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
黒人の役者がいい!
印象に残ったのは、主役の黒人。
顔の造形と相まって、表情がすごくいい。
顔と表情だけで、観るものを魅了する役者を、久しぶりに見た。
冒頭シーンは、そう繋がるかとラストでわかる。
フランス映画、レベル高し。
秀作
境遇、人種、それまでの価値観も異なるふたりが出会い、交流を深めて信頼関係を築いていく物語。
身体の不自由な富豪が、青年に心を開いてお互いに笑顔になっていく様がとても良かった。介護のあり方も考えさせられた。
重いテーマだが終始明るく心が暖かくなった。
今まで苦手だったフランス映画を初めて面白いと感じた。
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