ギョ

劇場公開日:

ギョ

解説

アニメーターが「絵にしてみたい」「動かしてみたい」と感じる企画を、TVシリーズでも劇場用映画でもない短編・中編作品として自由にアニメーション化していく「アニメ文庫」第1弾3作品の1つ。「富江」シリーズで知られるホラー漫画家・伊藤潤二の同名コミックを、「劇場版 空の境界」も手がけた平尾隆之監督がアニメ化した。友人たちと沖縄にリゾートに来た華織は、足の生えた奇妙な魚を発見する。やがてその魚はおびただしい数になって上陸を始め、人々を襲いはじめる。

2011年製作/70分/日本
配給:アニプレックス
劇場公開日:2011年10月29日

スタッフ・キャスト

監督
原作
伊藤潤二
キャラクターデザイン
高橋タクロヲ
アニメーション制作
ufotable
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(C)伊藤潤二・小学館/アニメ文庫

映画レビュー

4.5伊藤潤二の“奇妙な味”のホラー漫画をufotableと平尾隆之監督がアニメ化に挑戦

作り手発信の意欲的な企画を中・短編としてアニメ化するレーベル「アニメ文庫」の1本。原作漫画の奇妙な味と伊藤潤二の美麗な絵を踏襲しつつ、ストーリーはパニックホラー映画風にふくらませて、適度なエログロ描写もある挑戦的な中編アニメに仕上がっています。
沖縄旅行にきた女性3人組が不思議な魚を見かけ、そこからどんどんエスカレートして世界の終焉にまで行き着くオフビートな展開で、ホラー映画ファンにはたまらないバッドテイストな楽しみも要所要所にあります。平尾隆之監督は、黒沢清監督作品にある異界感に影響を受けた部分もあるそうです。CGの歩行魚が無数に登場する(いい意味で)ぞわぞわっとする気味の悪い場面など、同じufotable制作の「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]」シリーズに登場する刻印虫のシーンを思わせるものがあって楽しかったです。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

3.0伊藤潤二らしい不条理ホラーといかギャグといか

2022年6月26日
Androidアプリから投稿

ポンポさんでちゃんと知った平尾監督が、ユーフォテーブルで、伊藤潤二作品を手掛けていたとは。
オールナイトで初鑑賞したが、伊藤潤二らしさはちゃんと出ていた。原作は読んでいたけど映像化は観ていなかったが、終始異臭の漂うアレをよくアニメーションにしたなと。。。ひどかった(いい意味で?)

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kawa

2.5足りない

2020年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

全てにおいて何か足りない印象でした。
キャラクターの感情、動き、行動原理、主人公の声、(太っちょの子はいい味出してた)物語の謎、世界観、音楽。お金かかってるな〜って思うのに、全てがかみ合っていないっていうか、やっぱり主人公の声とか動きとか、感情が今ひとつ掴めなくてモヤモヤしました。
もっと上手く出来たと思うし、もっと怖く無気味に出来た気がします。
でもこう言うしっかり描かれたアニメは見るの好きです。

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e-coli

2.5気持ち悪い系ホラーアニメ。歩行魚なのだけど、歩く部分はガスで動く機...

2018年10月19日
iPhoneアプリから投稿

気持ち悪い系ホラーアニメ。歩行魚なのだけど、歩く部分はガスで動く機械。傷つけられると人間にも同様の状態になる。細菌感染すると体内で大量のガスが発生。いちおうは日本軍が細菌兵器として研究してたものと偶然が重なってみたいなストーリーはある。
機械がどこから現れてるかの描写もないし、人間がつくったものではないとされるし、菌が発症する時間も個体差があるし謎だらけ。

どうにもならないし解決の糸口もないラスト。
謎だらけホラー。

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