無言歌

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無言歌

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解説

文化大革命前の中国で行われた反体制狩り「反右派闘争」の悲劇を描く。1956年、中国共産党の毛沢東は、党に対する批判を受け入れる「百花斉放百家争鳴」運動を推進した。これにより国民からさまざまな意見がうまれるが、毛沢東は翌年に方針を転換。党を批判した人々を反体制者として容赦なく粛清していった。60年、中国西部ゴビ砂漠の収容所に、上海からひとりの女性がやってくる。捕らえられた夫に会いたいとひたすら懇願する彼女の声が、男たちの心に変化をもたらしていく。

2010年製作/109分/G/香港・フランス・ベルギー合作
原題:夾辺溝
配給:ムヴィオラ

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(c)2010 WIL PRODUCTIONS LES FILMS DE L’ÉTRANGER and ENTRE CHIEN ET LOUP

映画レビュー

2.5ドラマでもなく、ドキュメンタリーでもなく

2012年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

知的

毎度毎度、「邦題」というのはよく考えてるもんだな、と思う。
文化大革命時代の思想矯正のための強制収容所に送られた人間がどう生きたかが描かれた映画。

そう聞けばいろいろ想像するし、そのための味付けには、実に絶好な邦題といえる。
しかし、作品が始まり目に入ってきた英語のタイトルは「THE DITCH」というもの。意味は「溝」だ。
中国語タイトルは「夾辺溝」と、その収容所のあった地名と収容者が暮らした「溝」のこと示しているのである。

監督の王兵はすぐれたドキュメンタリーを撮っている監督らしく、これが劇映画としては初の作品なのだという。
なるほど…。
しかし、劇映画としてのこの作品の魅力は私が記した程度でしかない。
登場人物の視点がぶれていて感情移入ができず、おもしろみがないのだ。
見る者にはただ「過去にこういう過酷なことがあった」という事実をテキストでなく映像で見せたというだけの作品だ。
劇映画を撮るなら、ドラマチックに、演出過剰になるくらいにしないと。

現代中国の暗黒史に興味がある人は見に行くべきだが、そうでないならお金を出してまで見るほどの作品ではない。

ただ、日本が戦後復興、高度経済成長へのホップ、ステップ、ジャンプをしていた1960年代に、隣国ではこういうことがあった、という事実は知っておくべきだろう。
それは、日本人だけでなく現代中国に生きる人すべても知っておくべきことだ。いや、知っているからこそ、目を背ける人がまだまだ多いのだろうか。

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トコマトマト
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