プレイ 獲物

劇場公開日:

プレイ 獲物

解説

家族を守るため脱獄した男と連続性犯罪者、エリート刑事が激しい追走劇を繰り広げるサスペンスアクション。銀行強盗で捕まり服役中のフランクは、出所後は妻と娘と穏やかな生活を送ろうと誓う。しかし、若い女性ばかり襲う性犯罪者でもあるモレルが先に出所し、娘を狙っていることを察知したフランクは、娘を守るため脱獄。モレルは自ら犯した殺人の罪をフランクになすりつけて逃亡し、脱獄犯であり連続殺人犯にもなってしまったフランクは、敏腕女性刑事のクレールらに追われる身になる。

2010年製作/104分/PG12/フランス
原題または英題:La proie
配給:エプコット
劇場公開日:2012年6月30日

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(C)2011 / BRIO FILMS - STUDIOCANAL - TF1 FILMS PRODUCTIONS - Tous Droits Reserves

映画レビュー

3.5映画は調理次第で面白くなる

2012年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

娘の危機を知って脱獄するフランクが、なかなかにタフだ。アルベール・デュポンテル演じるフランクはカッコいい風貌の持ち主ではないが、喧嘩が強いうえ足が早く、体が頑丈だ。頭もキレて、モレルの行方を追っていく。

そのモレルは一見、普通の中年男だが、実際の顔は若い女ばかりを狙う殺人鬼だ。フランクの娘を拐うばかりか、自分の連続殺人の罪をモレルに被せてしまう。その狡猾さが憎々しい。ステファン・デバクが出た映画は何本か観ているはずだが、印象に残る役はこれが初めてだ。

脱獄だけでなく、連続殺人犯としても追われる羽目になったフランク。追っ手は女性刑事のクレールだ。男勝りの敏腕刑事で、執拗にフランクを追い詰める。アリス・タグリオーニは美人だが、見たことがない女優だ。

看板となる3人が、どちらかというと地味目ながら、それぞれの分担がはっきりしており、三つ巴の綱引きが拮抗していて、緊迫した空気が最後まで緩まない。

クレールは敏腕ながら男社会の中で孤立することがあり、ぎくしゃくとした上司との関係やら、モレルの婚約者や連続殺人被害者の父親の登場を絡ませて、話をうまく引っ張っている。

音楽も単純なフレーズの繰り返しながら、フランクの八方塞がりの局面にうまく作用している。
ドラマの構成といい、役者といい、高級な素材ではないが、集めてうまく調理すれば、それなりに面白くなるという見本のような作品だ。

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マスター@だんだん

3.0理屈抜きで観るべし

2012年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

ストーリーはどう解決するのか最後まで飽きさせません。善悪だとか、出演者たちの異常な身体能力だとか、突っ込みどころは満載なので、シビアに受け止めないである種のファンタジーだと捉えれば、一緒に観た人と会話が弾むこと請け合いです。

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しげ

3.0逃げて、追跡、また逃げて!刑事物・追跡劇好きには満足の1本!

2012年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

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ryuu topiann