ロボジー
劇場公開日:2012年1月14日
解説
「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督がロボットを題材に描くオリジナルのコメディドラマ。弱小家電メーカー・木村電器で働く小林、太田、長井の3人は、企業広告を目的に二足歩行のロボット「ニュー潮風」を開発していたが、発表直前に不慮の事故でロボットが大破。その場しのぎで、一人暮らしの頑固老人・鈴木にロボットの中に入ってもらうことにする。しかし、鈴木の勝手な活躍によりニュー潮風は大評判になり、たちまち世界中から注目を浴びてしまう。ミッキー・カーチスが「五十嵐信次」名義で主演し、ロボットおたくの女子大生役で吉高由里子が共演。ロボット開発を担当する3人組に濱田岳、川合正悟(チャンカワイ)、川島潤哉。
2011年製作/111分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2022年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
壊れたロボットをごまかすために、ロボットの中にじいさんが入ってしまうという。
じいさん、だんだん調子に乗ってきてしまいますが、ダメ社員のグダグダ感も笑えます。
軽く楽しめる感じで丁度いいです。
2022年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2021年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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オーディションにて選ばれてしまったのが鈴木老人(五十嵐)。認知症の心配をする娘(和久井映見)夫婦から「趣味もないんだから働いてみたら?」という言葉と、日当3万円というチラシによってフラフラと会場へと向かったのだ。普通のじいちゃんのようだが、五十嵐信次郎はミッキー・カーチスの別名だ。
社名を売るために5分くらい二足歩行しさえすれば良かったのに、ついつい踊ってしまったり、女子学生葉子(吉高)を倒れる柱から助けてしまったことによって観客の目を惹いてしまった。葉子をはじめ、日本中から注目されるようになった“ニュー潮風”。元々白物家電のメーカーだったから洗濯機ぽいネーミングだ(笑)。
その後はあちこちのイベントに駆り出され、子供たちから絶大な人気を得る。引っ込みがつかなくなったダメ社員3人組。わがままな鈴木老人に自腹で支払うバイト代や経費がかさんでも偽物とバレて会社をクビになるよりはいい。やがて葉子の通う大学の理工学部の講演会に勘違いして参加・・・専門的な質問を浴びせられても誤魔化すテクニックも身に付けていくようになった・・・
高度すぎる動きのロボットを専門外のメーカーがどうして作れるのか?という疑問は最初は誰も疑わなかった。これも実際にロボット技術が発達しているためなんだろうけど、嘘が本当になっていく過程をみごとに映像化している。
普通の物語としては、最後に嘘がバレて謝罪をするなり、苦労話を語って平和的に解決すると想像できる。しかし、本作はそんな予想を覆し、嘘がそのまま本当として通ってしまう。真偽を問われる記者会見にて2階から落ちたロボジー。観客はじいちゃんが怪我をする!とショックを受けそうだが、見事なすり替えで機械のつまった潮風が落ちて壊れたのだ。
ロボットオタクの女子学生でもある葉子が木村電器に就職し、今度こそは本当のロボット制作に携わってゆくのだ。だけど、二転三転。またしても発表前に壊れてしまうというオチがついた(笑)
2021年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
年寄ものに弱い私にとっては
ジジイ×矢口史靖監督 っていう組合せ、面白い匂いしかしない。
ということで鑑賞しました@TOHOシネマ渋谷。
老人ものって、みじめさとかさみしさで同情を誘いつつスパイスにする作品が多いのだけど、
本作はミッキーカーチスのふてぶてしい老人演技が、やもめ爺のみじめさをぼやかしてて、本当に気持ちがいい。
憎たらしくて同情しきれない。笑
ストーリー展開も面白くて、安心して笑える作品でした。