ミッドナイト・イン・パリのレビュー・感想・評価
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皮肉の効いた、一風変わったパリ観光映画
ウッディアレン一流の皮肉が効いている
芸術通ぶっている俗物たる自分たちを盛大に皮肉っている
パリに行ったら見たいものを全て見せてくれる
現代のパリを冒頭から観光名所をどんどん見せる
それだけでなく、君たちの憧れはベルエボックや狂乱の時代の頃のパリなんだろ
見せてあげよう
その時代の有名人、芸術家、作家達をどれだけ知ってるかい?とばかりに次々に登場させる
もちろん主人公は芸術好きの観客の投影
ウッディアレン自身でもある
イネスは芸術に興味の無い観客
ポールは芸術好きの観客の鏡でもある
次々に画面に登場する当時の有名人の講釈をドヤ顔で垂れ流してしてたんじゃないの?
知ったかぶりして蘊蓄を語ってみせるが、生半可な間違った知識ばかりじゃないかと
しかし、終盤でウッディアレンは結論を提示する
それでも、芸術が好きなんだから別に良いじゃないか
パリに憧れたって別に良いじゃないか
芸術通ぶらず、教養や知識をひけらかさず
自分の好きなものを観ている分なら別にどうでもいいことだ、害はない
人の勝手、自分の人生はそれで豊かになるのだから
パリ観光にだってどんどん行くべきだ
だから、主人公はイネスと別れパリに残ったのだ
それでも恋するパリですな
個人評価:4.3
素敵、すてき、ステキがぎっしり詰まった作品。
見てる方もパリに恋し、そして惑わせる。
そして心に刻まれる名ゼリフがたくさん。
芸術の黄金時代に生たはずのゴーギャンは「いかに今の時代が空虚で想像力に欠けているか」と言って嘆き、それを聞いた主人公は「現在って不満なものなんだ、それが人生だから」と現代を生きる彼がまた嘆く。
言葉のチョイスがウディ・アレンさん、素敵すぎます。
最後には雨の中、「構わないわ、濡れても平気よ」と言ってパリの夜に消えていく2人のラストシーン。最後まで名ゼリフをありがとう。
いっぱい謎が残るけど、素敵な映画。
「ミッドナイト・イン・パリ」Netflix 字幕版で鑑賞。
*概要*
小説家がパリでタイムスリップをして、芸術家の偉人たちに触れ合うラブストーリー。
*主演*
オーウェン・ウィルソン
*感想*
小説家がパリでタイムスリップして芸術家の偉人たちと触れ合う話。僕は、芸術に対してはあまり詳しくありませんが、この映画を一言で言うなら凄く洒落た映画だなって思いました。(^^)
小説家が真夜中のパリで歩いてると、鐘が鳴って、突然タイムスリップをして、芸術家の偉人と出逢うというストーリー設定は嫌いではありません。非現実ですけど、斬新だった。
しかし、僕は勉強不足の為、芸術家の偉人はほとんど知らないので、その偉人が深い言葉を言ったり、作品名を挙げてもいまいちピンと来なかったし、話の中身も正直よく分からなかった。(笑)
主人公が向こうの世界の女性と現実世界の女性に恋をしたって…ねぇ……(^^;
終わり方がとても雑だし、盛り上がりに欠けて全然なくて、いっぱい謎が残る映画でしたが、パリの風景や世界観は嫌いじゃなかったので、つまらなくはなかったです。(^^)
芸術にもっと精通していれば。。
芸術への知識があれば、更に面白かったんだろうな。。と思う作品。映像は非常に美しく、お洒落な映画を見てる気分になる。
奥さんのレイチェル・マクアダムスが可愛い。こんなフィアンセがいながら、よく過去の世界の女性と浮気するな、そりゃ気持ち悪がられてフラれるわ、、と主人公のキャラクターにはあまり同意できず。
よくできた作品だけど、懐古主義に陥っても意味がないという事を仕方がないという事を言いたかったのか?
ウディ・アレンな作品
時空を超えて偉大な芸術家たちに会えるんです。
キャスティングがとてもいい。
ヘミングウェイやダリ、ゴーギャンなどなどかじっているとかなり笑えます^^。 ウディ・アレン監督。
面白かった!
ずっと観たかった映画なので、観られて良かったです。
ヘミングウェイは、男らしくて意思が強そうでかっこよかったです。
ぱっと見はキアヌ・リーヴスかと勘違いしました。
パリには旅行で行ったことがありますが、私はそんなにいい街には思いませんでした。
店員さんは冷たいし、ゴミは散乱してるし…。
パリは映画や旅行番組で観てるので充分かなと思います。
この映画ではパリの美しい部分が前面に出されていて、憧れていたパリそのものです。
1点残念なのは、ゴッホが出てくると思ったら出てこなかったことです。
ロートレックと、ゴッホ、ゴーギャンは仲が良かったらしいので、ロートレックのシーンで出てくると思ってました。
冒頭にモネの庭が出て来たので、モネも出るのかな〜?と少し期待してました。
サイを描きたくてしょうがないダリが面白かったです。
また、ブニュエル監督に、ギルが助言するシーンでは、後の自分の映画に疑問を持つ様子が面白かったです。
当時の文化人たちに対して、私は勉強不足でしたので、もっと知ってる人が見たらより楽しい映画だと思いました。
大好きなレア・セドゥが出ていたのも良かったです。
私の好みではない
もう見なくていいと思ってたのに、また観たことを忘れて観てしまった…
すっかり忘れてわくわくした気持ちで見始めてしまっただけに余計ガックシ…
タイムスリップ?して昔の偉人に会うとか…全然面白くないし興味ないし…
レイチェル演ずる婚約者と結局別れて、“雨降るパリ”が好きな女性とのエンディング…
どこが面白ポイントなんだろうか(´・ω・`)
_______________30movie
メッセージが分かりやすくて好き
過去を讃美する思想は共感できて
主人公の気持ちにすごく入り込めた。
誰もが一度はどうして自分はこの時代に
生まれなかったんだろうと嘆く
こんなに好きなのにと
そういう思いを代弁してくれて
そんな夢をちょっと叶えてくれる映画
終わり方も最高大好き
にわかアートファンにはたまらない
アカデミーシリーズで。
アーティストの時に脚本賞取ったのか。
ウッディアレン のロマンチックコメディ。
にわかアートファンにはたまらない。
知ってるアーティストが登場すると、突っ込みつつもニヤニヤしてしまう。
オーウェンウィルソンがいい味出しつつ、レイチェルマクアダムスも前回見たスポットライトとは全然違うビッチな役どころで面白い。
1920年代の狂乱の時代、パリはどんなだったんだろうか。
現代を愛しつつも、やはり覗いてみたい世界館。
20年代のファッションも楽しめて、大満足だった。
やっぱしウッディ・アレン
良くも悪くも
といっても個人的にはキライだ。
この人の映画の特徴としてやたら屁理屈みたいなセリフの応酬、日本人にはわかりにくい例え。ストーリーも盛り上がることなく、淡々と終わる
むかしはウッディ・アレンくらいみないと、とか勘違いして何本かみたけど…しかし変わらないなこのじじい(笑)。
いつしかウッディ・アレン監督というだけで避けるようになった。
なんでこれをみたかというと、アイデアにひかれたから。よくある設定だけどね
ヘミングウェイやダリなどは日本でも有名だが、フィッツジェラルドとかはきいたことあるかな、程度。何書いた人だっけ。
とにかく、そういう著名人との交流にはあまり意味はなく、みな引き立て役にもなってないし、結局恋愛映画じゃん。
見終わったあとも、なんか…ごはんを白飯だけで食ったような、食パンを何もつけないで食ったような。
とりあえず食ったけどねーみたいな。
ああ、久々に味わうウッディ・アレン映画鑑賞後感。
劇中ずーっとかかってるいかにもおフランスな音楽もウザイ。
全く気取ってんじゃねーよアレン、勝負するかアレンじいさん?
パリを散歩するような映画
パリが好きな人は絶対にこの映画が好きなはず。
有名な場所がたくさん出てくるので、パリの街を散歩している気分になれる。
セリフも気取らないけどオシャレな感じが良い。
さすが巨匠ウッディ・アレン。
知らない小説家や芸術家が出てきてときどき小ネタが分からないから勉強した方がより楽しめそう。
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