クロエ

劇場公開日:

クロエ

解説

大学教授の夫と息子の3人で幸せな人生を歩んできたキャサリンだったが、ある日、夫の携帯電話に教え子との浮気を思わせるメールを見つけてしまう。疑心暗鬼にかられたキャサリンは、偶然知り合った若く美しい娼婦のクロエに夫を誘惑させ、夫がどんな行動を取るかを報告させようとするが……。「スウィート ヒアアフター」のアトム・エゴヤン監督が、ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、アマンダ・セイフライドを起用して描く愛憎と官能のサスペンス。

2009年製作/96分/R15+/カナダ・フランス・アメリカ合作
原題または英題:Chloe
配給:ブロードメディア・スタジオ、ポニーキャニオン
劇場公開日:2011年5月28日

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映画レビュー

3.5【“哀しきファム・ファタール。”娼婦クロエを演じたアマンダ・セイフライドの体当たり演技に驚いた作品。と共に、自らの容色を失って行く女性の焦燥感を描いた作品でもある。】

2023年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

■大学教授の夫デヴィッド(リーアム・ニーソン)と一人息子とともに、幸せな毎日を送る産婦人科医のキャサリン(ジュリアン・ムーア)。
 だがある日、夫の携帯に浮気を疑わせるメールを見てしまう。
 不安を募らせた彼女は、若い娼婦・クロエを雇って夫を誘惑させ、夫の反応を探ることにするが、それは娼婦クロエの”罠”だった。

◆感想

・私の中では、アマンダ・セイフライドが演じる役は、娼婦とは真逆の役が多いと記憶する。故に今作でのクロエを体当たりで演じたアマンダ・セイフライドの姿は、エロティックであった。

・そんな中、自らの容色の衰えを受け入れられずに、夫デヴィッドの浮気を疑い、クロエの策略に嵌って行くキャサリンをジュリアン・ムーアが好演している。

・どこか陰のあるクロエは、何ら問題のないデヴィッド一家の夫や妻のキャサリン、そして息子にまで妖しげな色気を漂わせ迫る。
ー 嫉妬なのであろうか・・。幸せな一家を崩壊させるが如くのクロエの行動。そして、その術中に嵌って行く人々・・。-

<最後は、やや呆気ないが中盤までは、ハラハラさせられる展開に魅入られた作品である。>

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NOBU

3.0女性が年を重ねる事の受け入れ難さ

2022年12月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

夫の浮気を疑う妻という単純なストーリーではなくて、女性が年を重ねる事の受け入れ難さを突き付けられる作品でした
キャサリンが夫のデビットに想いを伝えるシーンは本当共感でしかないです
どんどん崩れていく自分を肯定的に受け入れるって難しい
女性は若いってだけで価値があるように思えてしまうものではないかと思います
逆に若くないと価値がないようにも
ストーリーはクロエのだんだん狂気じみでいくサスペンスで面白かったです
ただ、なぜクロエがあんなにキャサリンに執着するのか、そういうクロエの過去とかがもっと描かれていてほしかったです
アマンダ・セイフライドは悪い女の方が似合ってるように思います
あまり好きじゃないけど、今作でも美しかったです
お気に入り俳優さんのマックス・シエリオットの若い頃を観れたのが嬉しかったです

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小町

3.5信じることの難しさと大切さ

2020年5月12日
Androidアプリから投稿

をひしひしと感じました。もしも夫がリーアムニーソンだったら、やっぱ信じるのは難しいだろうな…。

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はる