劇場公開日 2011年5月28日

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「【“哀しきファム・ファタール。”娼婦クロエを演じたアマンダ・セイフライドの体当たり演技に驚いた作品。と共に、自らの容色を失って行く女性の焦燥感を描いた作品でもある。】」クロエ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【“哀しきファム・ファタール。”娼婦クロエを演じたアマンダ・セイフライドの体当たり演技に驚いた作品。と共に、自らの容色を失って行く女性の焦燥感を描いた作品でもある。】

2023年2月21日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

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■大学教授の夫デヴィッド(リーアム・ニーソン)と一人息子とともに、幸せな毎日を送る産婦人科医のキャサリン(ジュリアン・ムーア)。
 だがある日、夫の携帯に浮気を疑わせるメールを見てしまう。
 不安を募らせた彼女は、若い娼婦・クロエを雇って夫を誘惑させ、夫の反応を探ることにするが、それは娼婦クロエの”罠”だった。

◆感想

・私の中では、アマンダ・セイフライドが演じる役は、娼婦とは真逆の役が多いと記憶する。故に今作でのクロエを体当たりで演じたアマンダ・セイフライドの姿は、エロティックであった。

・そんな中、自らの容色の衰えを受け入れられずに、夫デヴィッドの浮気を疑い、クロエの策略に嵌って行くキャサリンをジュリアン・ムーアが好演している。

・どこか陰のあるクロエは、何ら問題のないデヴィッド一家の夫や妻のキャサリン、そして息子にまで妖しげな色気を漂わせ迫る。
ー 嫉妬なのであろうか・・。幸せな一家を崩壊させるが如くのクロエの行動。そして、その術中に嵌って行く人々・・。-

<最後は、やや呆気ないが中盤までは、ハラハラさせられる展開に魅入られた作品である。>

NOBU