劇場公開日 2011年2月26日

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英国王のスピーチのレビュー・感想・評価

全216件中、1~20件目を表示

4.0言葉の重み

2018年3月30日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

日本の政治家などを見ていると、政治とは言葉で煙に巻くものかと思ってしまうことがある。いい加減な答弁で時間を浪費し、屁理屈じみた言葉の定義で本来の言葉の意味をも歪ませてしまったり、総じて言葉の軽さがめにつく。しかし、本作や『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』などを観ると、政治において言葉とはなにより大事なものだと実感させられる。言葉によって社会を動かすのが政治であり、それをするには修練と試行錯誤が欠かせない。 本作は英国王ジョージ6世の歴史的スピーチの裏側に焦点を当てる。ジョー・ライト監督の『ウィンストン・チャーチル』にも登場する人物だ。チャーチルも見事な演説で英国民を戦争の危機に向き合わせたが、このジョージ6世のスピーチもまた多くの英国民を鼓舞した。 史実とは異なる点ももちろん散見されるが、言葉の重みを描いた秀作だ。

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杉本穂高

3.0人生と友情を描いた、素晴らしい良作だ。

2024年11月5日
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吃音に悩むヨーク公アルバート王子(後の英国王ジョージ6世)と、彼の治療にあたった言語療法士(平民階級で豪州人)とのユニークな友情を、スタイリッシュなスタイルながら、心温まるタッチで描いている。 主人公は、父王ジョージ5世の崩御、兄王エドワード8世のスキャンダルと退位によって、英国王となる一方、欧州では、ナチスドイツの台頭によって、二度目の世界大戦が迫っていた、、、。 コリン・ファースが、国王たらんとする誇りと、人間的な弱さとの間で、絶妙なバランスを保っている。言語療法士を演じたジェフリー・ラッシュも、素晴らしい好演といえる。 ものすごい大作映画という印象は無いし、あまりに過剰な演出が無いところも、かえって好感が持てる。英国映画らしいユーモアがあるし、複雑な友情と個人的な信念をテーマに、刺激的で感動的な、人生を肯定する映画だ。

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瀬戸口仁

3.0ことだま

2024年10月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

言葉のもつ力を、強く感じさせてくれた映画。 いわゆる「玉音放送」がそうであったように、当時の英国臣民にとって、国王の言葉は何をおいても耳を傾くべきものだったのだろう。 その言葉に力づけられ、国民の行動の原点になっていった。 優れたリーダーシップを発揮した国王だったことが伝わってくる。 何よりも、自身の重責に苦しみ、克服しようとした姿は胸を打たれる。 そして、この映画が、吃音に苦しむ人の、少しでも励ましになればいいと思う。 2013.10.4

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うそつきかもめ

3.0歴史の裏側を知れる作品。

2024年7月24日
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知的

年表だけじゃわからない、人間ドラマあっての歴史だなと改めて実感した作品。 コリン・ファースの貴族のわがまま坊っちゃん演技良かった。ライオネルの前だと俺は偉いんだ感すごく出すのに、「対等で」とたしなめられる感じのやり取り面白かった。 あと驚いたのが、ヘレナ・ボナム・カーターだと知らずに観ていて、途中で「ハリー・ポッターの人!!」と驚き。あまりにも印象が違って女優さんってすごいと改めて実感。 ラストにはもう観る側も応援しちゃう。

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もちこ

3.5吃音に向き合い努力したことが彼の人間の幅を広げた

2024年5月6日
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鑑賞方法:VOD

王というスピーチが主要な仕事になる立場において吃音を抱え、それでも王の立場から逃げられないヨーク公の苦悩は大きかっただろう。しかし吃音に向き合い努力して克服した経験は、ヨーク公の人間の幅を広げ、彼の人生をより豊かにしたように思えた。また、ヨーク公が吃音になった背景をしっかり説明していたのも、ストーリーに深みをもたらしていて良かった。 王の立場から逃げられない状況と、言語聴覚士の激励でヨーク公に自信と覚悟は備わったことだろう。しかし、スピーチを苦手とし沈黙する場面も多かった序盤と、それを克服し多少流暢に話せるようになった最後とで、ヨーク公の中で具体的に何がどのように変化したのか分かりづらく、感動が薄かった。怒りの感情を示したときだけは流暢に話せ、それをトレーニングにも取り入れているのは分かる。しかしスピーチで怒鳴ることは無い訳で、克服の要因は別にある。そこをもう少し具体的に描いて欲しかった。

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根岸 圭一

3.5友情が確固となる瞬間

2024年3月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

戦争が始まるスピーチがクライマックスになるとは思っていなかったのでこれが史実だというのが驚き。 ジョージ6世が果たさなければならない宿命に同情しつつも、立場の違う人との関係性を対等に築き上げるドラマチックな展開に胸が熱くなりました。 治療を受けている少年が同じ吃音性だからこそ彼の前に現れた時は可愛らしく思えた。

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月子

4.5英国は期待する、各員がその義務を果たすことを

2024年1月31日
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【英国は期待する、各員がその義務を果たすことを】 ドイツ軍のポーランド侵攻に伴いイギリスは宣戦布告。 ジョージ6世は家族への葛藤や自己不信をかなぐり捨てて即位、 言語療法士ライオネルも、先の大戦への思いを殺して"生徒"のレッスン、 彼の息子は徴兵され戦地に赴く。 逃れられない強大な危機に面し、己が役目を粛々と果たすべく、一歩を踏み出す人々の覚悟。 はたから見れば小さな行動だが、彼らの胸中で下された力強い決心を感じ、震えた。 そこには正義も悪も無い。 大切なシーンで、なんで敵国の音楽(ベートーヴェンの7番交響曲)を流したのか?製作者側の意図を汲み取れなかったので、私は0.5マイナス。 美術の美しさは目を見張るあざやかさ。ヘレナ=ボナム=カーターの表情豊かな演技は、とても魅力的でうっとりする。下まぶたとえくぼがCharming♪こういう技はバートン映画では見られない(だいたいいつも目の周り真っ黒にされてるから 笑)。そしてチャーチル似すぎ!あの俳優さんよく見つけて来たなぁ。

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雨丘もびり

4.5遅れてでもこの作品に出会えてよかった。

2024年1月3日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

お正月映画に選んで大正解でした。 家族と泣きながら観た。最近殺伐としたニュースや事故、災害が多いので、自分の難所を克服して国民へ勇気を与える物語に感動しました。言語療法士との友情もすごくよかった。吹き替えで見たので今度は字幕で俳優さんたちの声を聞いて見たいです。遅れてでもこの作品に出会えてよかった。

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ふたり映画

4.0ジョージ6世の真実の物語

2023年12月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

家族の愛と真な友情

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ほんのり

4.5イギリス国王の思いが吃音克服に。

2023年11月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

以前、観た事がある作品でその時は国王の吃音しか印象に残らなかった。 今回、CSで視聴したが改めてじっくり観ると当時の時代背景もあったのか、国王がイギリス国民のために吃音を克服し、一致団結して国難に取り組んでほしい。この思いが強かったのではないか。色々と考えさせられた。

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ナベウーロンティー

4.5おすすめしたい。

2023年10月2日
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よくある英国王室ものの、どうせ恋愛などの退屈な映画だろうと 時間つぶしに見始めたのだが、吃音障害で苦しむ様子で始まり、 意表を突かれた。 その主人公は権威に胡坐をかく不遜な人物ではなく、プレッシャー に喘ぎコンプレックスを持った悩める者だった。 まだ王ではない彼の唯一の公務は、王族としてのスピーチだが、 喋ろうとすればする程どもってしまい、周りを落胆させてしまう。 劣等感と責任感により、吃音を直そうとするところから物語が始まる。 映画のクライマックスには題にもなっている有名な演説で終わる。 そのころには充分感情移入していたので、祈るように演説を聞き、 当時のイギリス国民と同様に感動してしまった。 ハリーポッターファンはエリザベス役のヘレナ・ボナム・カーターに ベラトリックスの悪役のイメージが強いかもしれないが、 ここでのエリザベスは正反対なので、先入観なく見てほしい。 お勧めの映画である。

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ビン棒

4.0英国王のスピーチセラピー

2023年8月25日
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GAGAアカデミー賞受賞作品特集上映にて たしかおウチ時間にレンタルした記憶があるけどせっかくの映画館で上映なので、すかさず鑑賞 昔から配偶者選択で揉めてる模様の英王室 言語療法ってこんな時代から有ったんだ 一風変わった吃音のスピーチセラピーでジョージ6世の人となりが垣間見える ローグ演じるジェフリー・ラッシュが意外とハマっていた 以前、天才はなぜ男に多いか?という本を読んだことがあって自閉症、吃音、左利きについても触れられていた(たしかテストステロン起因説)のでとても興味深く見た 過剰に努力する性質ゆえなのか、偉人に多い吃音、背負っているものが大きい証なのかも ラストのスピーチでは負けるなと応援したくなった、昭和天皇の終戦のスピーチを思い出す ヒットラーは対照的に雄弁だったというのはなんか皮肉。

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ゆう

3.0基本的にこの監督の作品は好きにはなれない・・

2023年6月26日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

幸せ

が、しかし…王の誕生に立ちえる爽快感はさすが・・。

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mark108hello

4.5ほぼ実話

2023年2月21日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

王が吃音症は辛かっただろうなぁ 最後のスピーチ感動した。 終戦のラジオは聞いたことあるけど戦争が始まる時のスピーチやラジオは初めて聞いたかも。 そういうところも描かれていてよかった。 ヘレナ・ボナム・カーター綺麗な奥さんだった。 ジェフリーラッシュの度胸凄い。 コリン・ファースの縁起が凄い。 ヒトラーの演説凄すぎる。

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ゆい

3.5スピーチの極意

2023年2月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

吃音症に悩む英国王が、言語聴覚士の特別な治療を受けることによって、そのコンプレックスを徐々に克服し、国民に愛される国王に成長していくというストーリーです。 会社で内勤になってから、3ヶ月に1回スピーチをする機会があり、このタイトルの"スピーチ”という言葉に関心が高まり、劇場に足を運びました。 スピーチで大事なのは、よく通る声で話すこと、気持ちを込めて言葉を発することだと実感していますが、言語聴覚士の治療法の中で、大音量の音楽が流れるヘッドホンをつけさせて芝居のセリフを朗読させたり、怒りの時に発せられる言葉の勢いをスピーチに利用したりするシーンがあり、なるほどと思いました。 自分のことを相手にわかってもらう表現方法はいろいろありますが、誰でもできるものとしてはおそらくスピーチに勝るものはありません。 そのスピーチを通じて、自分の話している内容は果たして相手にどれだけ伝わっているのか、どうすればもっとよくなるのか、この映画を見た後、考え直しています。

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ミカエル

3.0結構泣けた

2022年11月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

話題作なので知ってはいたがやっと観れた。想像以上に感動しました。 くだんのスピーチのあとエリザベス女王が王を褒め、王が「うれしいね」と言うのですが、日本語のままに「うれしいね」と聴こえます。空耳というか。 こういうの気づくとテンション上がる。 ジョージ6世が、段々堂々としていく様も良い。

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さな

5.0見事な演技

2022年11月6日
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ジョージ6世の吃音症を治すために、医者と名乗るローグとの掛け合いをコミカルでに威厳をもって、癇癪持ちの国王を見事に演じ切った。 とてもとても自然な演技で国王の苦悩が、コリンファースの演技で伝わり涙する。 英国てコリンファース以外に誰がこの役を演じられるだろう、品性もあり的を得た役。 芸達者のジェフリーとコリンファースの息がぴったりあい 沢山のシーンを思い出す。ウェストミンスター寺院の玉座でのやり取りは最高。 最後のスピーチ、ここまでの演技を演じた俳優は今まで見た事がない程に感動的、コリンファース、コリンファース長く長く活躍して欲しい。 三度目の鑑賞。

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ken

4.0王様の名前はとても長い

2022年9月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

コリン・ファースの演技がとにかくすごい。威厳ありながらも、一人の人間としての弱さも出ている。苦労しながら言葉を発しようとするところなんか、応援したくなった。 国王として求められるものは、とても重い。それに応えようと、必死に努力する姿に涙を誘われる。もー兄貴がしっかりしてくれてれば、こんな苦労しなくて済んだのにねぇ。しかし、時代が変わっても、イギリス王室はいろいろあるなぁ。 この日は英国推しだったBSプレミアムの放送にて。

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ぷにゃぷにゃ

3.0要約感あるディフォルメ描写が気になり…

2022年9月21日
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エリザベス女王死去に伴う 緊急放映だったろうが、 過去の鑑賞で印象深くはなかったものの、 作品賞他のアカデミー主要4部門を受賞 しているし、 キネマ旬報第3位ということもあり、 再評価を期待して再観賞した。 このジョージ6世の兄の退位がなければ エリザベス女王の誕生も 今般の国葬もなかったろうと思うと 歴史の綾というものを感じさせられる。 映画の印象としては、 各エピソードの要約感があり、 それに伴い、 現実は違ったのだろうと思わせる ディフォルメ性の高い描写が気になって 再評価まではいかなかった。 主演男優賞は納得だったが、 アカデミーの作品賞・監督賞・脚本賞や キネマ旬報第3位には 今一つ納得出来ないままとなった。 この映画から離れてしまう話で恐縮ながら、 第2次世界大戦を契機に多大な債務を抱え 覇権を米国に譲った英国ではあるが、 戦禍に明け暮れた英国も含むヨーロッパと いう地域には不思議さも感じる。 ナポレオン戦争も、 第1次世界大戦も ヒトラーのドイツ軍による世界大戦も、 プーチンロシアのウクライナ侵攻も、 枚挙にいとまが無い位の 侵略や戦争の歴史が思い浮かぶ。 しかし、いがみ合いながらも 世界をリードしつつ 繁栄してきたヨーロッパには どんなパワーが潜んでいるのだろうか。 そんな戦争に明け暮れたからこそ 繁栄してきたかの如くの ヨーロッパを見ていると、 日本にも座右の銘を 「戦争は人間の霊魂進化にとって 最高の宗教的行事」とする政治家が いることを思い出してしまうが、 国粋主義信条の政治家などの国家指導者 の陰で苦労してきたのは庶民・国民だった との観点からは、 武力行使からは一線を画す政治信条で 繁栄を描く政治家に導かれる日本であって 欲しいと願わないではいられない。

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KENZO一級建築士事務所

4.0第2次世界大戦直前、イギリスでの吃音で悩む王と言語障害専門のローグ...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第2次世界大戦直前、イギリスでの吃音で悩む王と言語障害専門のローグとの吃音克服、そして開戦スピーチに臨む。 王族に生まれたこと、境遇、父からの強制、様々な理由から吃音に至ってしまったと見受けれ、さらに王となってからの孤独を抱え、戦争突入と悩む姿は心境を考えると切ない。 ローグが身分関係なく友人として王の心の傷を癒しながら、共にスピーチに臨んでいく過程は重すぎることもなく、くすっと笑えるシーンなどもあってよかった。 コリン・ファースとジェフリー・ラッシュが光ります。 最後のスピーチではこれまでの彼の努力や王としての覚悟、様々な想いが国民に届いて感動的だった。 王である夫を信じて支える王妃も素敵でした。

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よっしー