アラフォー女子のベイビー・プラン

普通のラブコメディを期待する向きには、ちょっと難アリかも。

しかし、アメリカって結婚や子育ての形が複雑すぎて、ただ好きってだけで結ばれるラブストーリーはもはや成立しないのかもしれませんね。

それにしても、ここまで倒錯した恋愛コメディ（笑いの要素はほとんどありません）を一本の映画にしてしまうのは、社会が病んでいることに他ならないでしょう。

親しい女友達が結婚をせずに子供を産むために人工授精という選択をします。
精子提供者のブツを、イタズラ心とよこしまな嫉妬心で自分のものとすり替えてしまった男が、７年後再会した彼女の、産んだ子が自分の子であると気づき、さらに彼女を愛していることに目を背けてきた自分から逃げずに、正しい告白ができるのか、というややこしさ全開のヒューマンドラマです。

主役の男に共感できる人は面白いかもしれませんね。

私は、楽しめました。

特に、血のつながった子供が自然になついてくる過程は、自分の経験と照らし合わせてもほのぼのとさせられましたね。

2014.5.19

ジェニファー・アニストン＆ジェイソン・ベイトマンのコンビが凄く良い。

楽しく観れました。

全体的に日本では非現実的な内容なんだけどなんかありそうって思える。

実際にそんな事があり得るのかって思うけどなぜか日常的に感じる。
そんな感じがこの映画の面白さだと思う。

単純に面白い。出演の子供がかわいくて、演技も演技に見えないくらい良くできてる。
日本語タイトル、どうかな、と思うけど、こんなくらいしか観客には受けないのかな。

ウォーリーの友人兼ボスの存在が、いいなあ、と思う。
友情、恋愛、結婚、子供、コメディで、単純すぎる中身だけど、すべてうまくいって幸せな世界を見て、自分もなんとなく幸せな気分に。