キッズ・オールライト

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キッズ・オールライト

解説

アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロら豪華キャスト共演のファミリー群像劇。ニック(ベニング)とジュールス(ムーア)は結婚して、南カリフォルニアで暮らすレズビアンのカップル。彼女たちにはそれぞれ子供がいて、家族4人で暮らしているが、ジュールスの息子で弟のレイザーは、大学進学で家から出てしまう姉のジョニに頼み込み、自分たちの父親(人工授精の精子提供者)を一緒に探しだそうとするが……。共演にミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン。監督は「しあわせの法則」のリサ・チョロデンコ。

2010年製作/106分/R15+/アメリカ
原題または英題:The Kids Are All Right
配給:ショウゲート
劇場公開日:2011年4月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第68回 ゴールデングローブ賞(2011年)

受賞

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アネット・ベニング

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジュリアン・ムーア
最優秀脚本賞 スチュアート・ブラムバーグ リサ・チョロデンコ
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映画レビュー

4.0ある家族が困難を乗り越える姿を描いた傑作だ。

2024年10月27日
PCから投稿

本作はレズビアン・カップルが出てくるが、結婚生活で、誰にでも起こりうる問題を取り上げた映画だ。家族の危機を乗り切るためには、当事者たちが向き合うことだという、明らかなメッセージも感じられる。

本作は、胸の露出を含むヌードやセックス描写があるため、R15+指定。リサ・チョロデンコ監督自身、ミュージシャンのウェンディ・メルヴォイン(メルヴォワン)とレズビアン・カップルであり、匿名の精子提供に基づき男児を出産している。

俳優陣のアンサンブル演技が素晴らしい。ある家族の個性を楽しく、困難を乗り越える部分を感動的に描いている。自然に温かく見守る目線が感じられるし、面白くスマートな映画だ。

感傷的で甘い話かもしれないが、ユーモアと緊張の間で揺れ動く瞬間がある。ある出来事から生じた葛藤を乗り越える姿を、適度なテンポで取り上げた、ホームドラマの傑作だ。

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瀬戸口仁

3.5形はともあれ日常の延長線上を描いているのかも

2023年8月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アネット・ベニングに引っ張られてか、気が付いたら観ている最中から「アメリカン・ビューティー」と重ねていた。角度によっては多少家族構成が違うのかも知れないが、アメリカの平凡な核家族の日常の延長線上を垣間見た気がした。
コメディタッチだが結構シビアだ。
観ている側の感情としても紆余曲折あったが、最終的にはニックの立ち振舞いに胸が熱くなった。
色々と考えさせられる印象深い作品だった。

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いけい

4.0いつのまにか大人になってる

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

幸せ

家族構成はレズビアンの夫婦と精子提供で産んだ二人の子供。
ちょっと変わってると言えば変わってますが
映画の根幹は家族を描いている
普遍なものな気がします。

親たちだって過ちをおかすし、
いつの間にか子供たちはそれを受け止めて
人間同士としての理解をしようと
成長した姿を見せてくれる。

ちゃんと愛情をもって出来上がってる絆は
固いものだと改めて感じられる
いい作品でした。

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こまめぞう

3.5性別を超えた親子

2022年12月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

予備知識なしで見始め数分で
「おおっ」となるシチュエーション
なんか面倒くさい展開だなーと
戸惑いながら見てたけどなんでだろ
最後は子供達の成長とともに
飲んでたせいで号泣

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mamagamasako