SUPER 8 スーパーエイトのレビュー・感想・評価
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宇宙人はああするしかなかったのか?
仕掛けも大きく、子供たちのキャラや冒険も楽しく、楽しめる内容です。
特に
エル・ファニングの存在感がとてもいいです。すごくチャーミング。ジョエル・コートニーもかわいいしね。
しかし、宇宙人の設定はああいう化け物にするしかなかったんでしょうか?
全てがリアルなので、あの存在がもう少し現実的だともっといい映画になったんではないでしょうか?
予告編でもそうだったけど、青いレンズフレアが印象的。
あとラストのスーパー8作品がなんともいいです。
制作陣はきっと、子どものころ8mmを回していた時のことを思い出しながら作ったんでしょうね。
中途半端
謎の生物、地球の危機、恋愛、家族愛、友情…色々詰め込みすぎて、結果「中途半端」に仕上がってしまってます。
映像の迫力はあるので、それを目当てに劇場に足を運ぶのはアリですが、ストーリーには全く期待できません。
登場人物の誰一人感情移入できず、大きな興奮もなかったので、正直終わった後は「え、これだけ?」でした。
E.T.とスタンドバイミー
安心して見れる娯楽映画。
E.T.とスタンドバイミーを併せた映画と紹介されているが、
その通り。
宇宙人がE.T.より凶暴で、少しグロイ部分もあるが、
基本的には家族で楽しめると思う。
この映画も出てくる宇宙人が最近よく見る形だ・・・
コストを抑えるために宇宙人のテンプレートが
あるんじゃないかというぐらい・・・
というか、あるんだろうけど、
この夏はこの映画で問題なし。
色んな要素が混ざっていて、きゅんとしたり、ドキドキしたり。
見る前はスピルバーグで、スタンバイミーと、ETを足した映画だっていわれていて、見にいったんですが、実際はもっとスタンバイミー+シャマランっていう感じがしなくもなかったw
J・J・エイブラムスが監督で、クローバーフィールドのプロデュースしていた人って聞くと、なるほど、と思う面もある。
ただ、本当にETみたいにほのぼのしている感じではなくて、もっと、得体の知れない恐怖と戦うホラーのような部分もあったり。途中怖いとこもありましたね。確かに。ミストっていう映画を思い出しましたw
だけど、おもいっきりSFかっていうと、そうでもなく、子供達の8mm映画にかける熱とか、友情や恋の話、あとは親子の話とか、人間ドラマもしっかり描かれていて、こう、キュンとなったり、うるっとしたり、SFとかっていう枠にはまらない映画ですね。
ネタバレが怖いので、あまりかけませんが、色んな要素が詰まっていて、物語は結構早いペースで進んでいくので、集中して見れました。
エンドロールにもボーナス的な映像が流れますので、是非最後まで見た方がいいと思います。
ツボを押さえた良質エンタメだが、視覚的記憶に頼り過ぎ
最高傑作だの今年No.1だの、必要以上に煽りすぎな宣伝のせいで
必要以上に叩かれてる感がある映画。
SUPER 8って8mmカメラの事だとこの映画の情報を調べて初めて知った。
じゃあ変に凝らずにタイトル『8mm』でもいいじゃんと一瞬思ったが、
それだとニコケイ主演の違う映画になっちゃうよね。
子どもの出てくるハートフルな映画どころか、
子どもに観せちゃダメな映画になっちゃうよね。
御託はさておき。
予告編からは『スタンド・バイ・ミー』『E.T』『未知との遭遇』
を彷彿とさせるシーンが見受けられた。
そして僕自身、それら過去作の面白さを期待して鑑賞した訳だ。
(実は『スタンド〜』以外はスゴい好きという訳でもないんですが、
ミステリアスな雰囲気のSF映画が観たくてですね)
だが『スタンド〜』のようなノスタルジイを期待した方には物足りない出来だろう。
似た時代設定・似たキャラによって似た雰囲気こそ出ているが、
それは視覚的な記憶の残滓でしか無い。
こういった青春映画に特有の、「あの頃は戻って来ない」という喪失感は無いのだ。
『E.T』の感動を期待してた方に至っては怒ってる方も居るし。
ま、フレンドリーな関係とは言えないね。人間を○○するのは。
エイリアンの見た目も、予告編で期待させた程にはユニークな造型じゃ無いかな。
少なくともE.Tみたいな可愛いのは期待しちゃいけない。
先述の通り、過去作の視覚的記憶に頼り過ぎている感はあるし、
ラストも“安全牌”といった感じなので、
取り立てて突出した部分も無い印象。
父親2人の心情の掘り下げや活躍も中途半端で
感動に繋がり切らないのも残念な点だ。
しかし!
娯楽映画としてのツボはしっかり押さえられている。
序盤の列車衝突シーンを初めとして、
映像の迫力はあるし、話のテンポも悪くない。
『ジョーズ』みたいなサスペンスの煽り方とかもヒヤヒヤさせてくれて◎。
それに主人公とヒロインの淡い恋も可愛いらしくて良い。
だから「フレンドリーなエイリアンが出てくるとは限らん」
とニュートラルな気持ちで構えてさえおけば、
決してツマラン映画じゃ無いと思います。
観て損ナシのスコア3.5判定で。
ところで、エンドロールの遊び心は映画愛に溢れてて好きだが
(ロメロ化学(笑))、それでスコアを上げるのは躊躇した。
飽くまで本筋とは関係の無い“遊び”の範疇かと。
<2011/6/25鑑賞>
コダックの黄色い箱。
かなり前に劇場でチラシを見つけた際、タイトルのスーパー8の意味が
まったく分かっていなかった私。(や~ね~もう、これだから~^^;)
というか、このタイトルから、すぐにこれが8mmフィルムだと気付くのって
きっとある程度の年代人のはず、ですよね。いや~8mmだって懐かしいv
子供時代から映画製作…って、やはりスピルバーグやらJJやらは同じ
環境というか境遇というか、才能ってのは若い頃から芽吹くもんですね。
写真に並んで写る二人、なぜか顔まで似て見えるから不思議~親子!?
さて…その、スピルバーグへのオマージュ全開で作り上げたJJの作品。
ものすごくスピルバーグ系なんだけど、明らかに違うのはドラマの薄さ^^;
もともとJJは、男の子と女の子の青春・成長・恋愛物語を作るつもりで、
結局あの怪獣もどき(爆)は、あとから話に足したんだとか。そのせい?か、
どこをとってもブツっと切れてるビデオテープみたいな物語になっている。
子供たちが撮影しているゾンビ映画の完成版が、ラストで公開されるけど、
あっちの方が上手くまとまってたかな^^;分かりやすいし、単純だしねぇ~v
色々テンコ盛りにするのも楽しいには楽しいけど、そこに完成度を求めると
途端にクオリティが下がるというか…まぁJJが描きたかった全てが詰まって
いるのなら、それはそれで彼なりに満足していると思うのでいいんですが。
スピルバーグだって駆け出しの頃は(そっちのが面白かったけど^^;)そんなに
完成度が高いわけじゃないし、勢いで突っ走ってたところもありましたからね。
いや~でも。懐かしさ満載。いろんな作品が含まれてましたねぇ。
そっちはそっちで大いに楽しめるので、往年のファンなら、あ~このシーン♪
と想いを馳せて楽しめるかと思います。
で、軸となるドラマの方は、あーいい子を見つけてきたなぁ、と思ったのが
主役のジョエルくん、まず可愛かったし複雑な表情とか良かったですねぇ。
アリス役のエル(ダコタの美人な妹)は相変らず色香を放つ、放つ!ゾンビ
演技も上手かったし、この子はおねいちゃんより早く大人になりそうですよv
この二人のコントラストも良かったし、あとグーニーズみたいな^^;メンバー。
彼らも'79年顔してたしなぁ。結構キャスト的にまとまっていたので、あとは
テーマを絞ってドラマ作り、すればもっと見せ場があったかもしれないですね。
勿体ない、、感動を削って、、SFに仕上げる、、かと思えば人情落ちしたり、、
やはりあれもこれも入れちまいましょう!ってのが軸であり仇になってます。
えっと…悪口言ってても仕方がないんですが^^;(スイマセン)
あの人食い怪獣の動きや、やってることはワケ分からないんでもう由として、
とりあえず親子の繋がりと成長期の恋愛・友情、は、なかなか良かったかな。
この時期の子供たちって、何を考えているか分からないところがあるけど、
みんなそれなりに親のことを想っているし、本当はもっと甘えたかったり、
自分の存在価値を、誰かに知らしめて理解して欲しいと訴え出たりする年代、
映画作りというのも、実はそんな隠れ欲望が沸々と描かれているのが面白い。
モテなさそうな面々が^^;(ゴメンね)ヒロイン相手に映画作り、っていう設定も
監督が共演俳優に女優を盗られた~なんていう設定も、ありがちで微笑ましい。
(いいですね~あのおデブな監督!すごく自分勝手で^^;素質ある!?)
私的にアリスの父親役、R・エルダードを久々に観た気がして嬉しかった。
ERの頃と比べるとずいぶん太った?せいではじめ誰だか分からなかったが^^;
いろんな意味でオマージュを捧げられた作品だったのね。
(JJの出世作、LOSTを観てないのだ(T_T)雑誌のJJなら知ってるんだけど…(古))
最悪の駄作!
「列車事故の大きさは主人公ジョーの悲しみの深さを表現している」
って、この映画のコピーとしては全く的外れじゃんか!
そりゃ、主人公の子供たちは良かったさ。
でも、それだけだ。
金かけたから、そこそこ観れる映像になってるだけで、内容は全くの駄作じゃんかっ!
誰だよ、この映画 「本年度最高の感動超大作」 とか言ったヤツ!
責任者出て来いっ!
こんな3流映画なら、レンタルDVDで十分じゃんかっ!
レイトショーの1200円でも惜しいわっ!
間違いなく言えることは、E.T.ではないよね…広報さん。
結論から言えば、
「スピルバーグ的なワクワクする映画のシーンをせっせとつなぎ合わせてみたらなんだかよくわかんないものが出来ちゃった」。
スタンドバイミーのような、「だれもが感じた子ども時代のワクワク感」にしては宇宙人出て来ちゃって話デカくなりすぎて感情移入出来なくなっちゃったし、
E.T.みたいなエイリアンとの心の交流に関しては、数分間みつめあっただけで「わかるよ」なんて…ちょっと…先生のビデオを観たとはいえ、ねえ。
ジェラシックパークのようなスリルはあったけど、結局自分で宇宙船組み立ててサッサと帰っちゃうし。
結局、映画ファンが「あ〜このシーンはあの映画のオマージュだよね」みたいな楽しみ方しか出来ない。
この映画を評価してる人って、そういう部分を評価してるんじゃないかな。
確かにそういう楽しみ方が出来る人に対してはおすすめできる映画なのかもしれない。
全体的に見て映画としてどうかというと、
まあ、ダメでしたよ。と。
オールマイティに誰と見ても楽しめる、是非夏休みはこれで楽しもう!
『僕たちは、ひとりじゃない』と、この映画の宣伝コピーは語る。
そう、これはこの映画作品の制作者である、S・スピルバーグがかつて、若かりし頃の彼の代表作『未知との遭遇』の時にも、聞いたコピーだ。
この広大無辺に広がる宇宙空間の一つに存在する地球の中で、生活する我々人間の日常生活も、実に様々な苦労が多く存在しているかに思えるが、そんな思い患っている人間の存在なぞ、塵の一つにも成らない程、宇宙の大きさに比べると小さき存在であるので、そんな深刻に思い悩むには及ばないと、大いに励まされる映画だったと記憶している。と同時にこの広い宇宙の何処かにも、地球人類が知らないだけで、姿形は違えども、確実に生命体は存在し、その生命体にも、我々地球人と同じように、家族と言う愛すべき大切な存在がきっといるに違い無いと言う夢を描いたファンタジー映画の代表作、『ET』をスピルバーグは撮影したが、それらは、同じテーマに沿って作られていたのだが、再び30年の月日を経て、今この『スーパー8』は同じ部類のテーマ性を持つ映画なのに、敢えて制作されると言う事はどうしてなのだろう?
勿論映画の撮影技術の目覚ましい発達で、映像的にこう言う作品を制作すると、CG映像技術の見栄えのする、見せ場の多い映画となり、結果的に興行的ヒットとなる要素が高いと言う事もあるだろう、しかし『ET』や『未知との遭遇』が作られた30年前も、その前の映画とは異なる映画界の過渡期を迎え、社会的には、ヴェトナム戦争に大破した、アメリカ社会が、新しい価値観を模索していた時期とも考えられる。そう考えると、今この映画が作られたのは、娯楽映画としての要素は大きいのは言うまでも無いが、その裏には、イラク・アフガン戦争の行き詰まりと、経済の破綻による景気の低迷に苦しむアメリカ社会が、今再び、人間の原点に回帰し、これからの新しい価値観を見直したいと言う願望が、この映画を今作らせたとはいえないだろうか?
実にこの映画も、ティーンの俳優たちが素晴らしい青春の日々を見せてくれているのだけれども、彼らはこの小さな田舎町で突然起きた大事件と関わるが、しかし大人の世界の様に、彼らの生活のその総てが、事件との遭遇ばかりで成立しない。彼らは、別の世界でも、生きていて、映画撮影と、友情と初恋に胸を時めかせて未来へと生きて行くのだ。この若者の姿を通して、未来に希望を託しているのではないだろうか?
自分たちと違う価値観を持った人たちも大勢存在していること、彼らの事を知らない、理解出来ない存在だからと、敵視せずに、『僕たちは、ひとりじゃない』と、多くの人との違いを楽しめる、共存社会の一日でも早い到来を待ち望む、ETが自分の惑星に帰還したいではなく、家族を呼び、ここで暮らして見たいと思える地球の再生が出来たら嬉しいのだが?この映画を見た、ティーンに期待したい!!!
純粋に観れれば
スピルバーグお得意の子供たちの冒険活劇に、J・J・エイブラムスが過激な演出で描いたSFアドベンチャー映画。
予告でも映し出されていた貨物の中身。
なかなか見せてくれません。
そのせいもあってか前半は眠くなってきます。
中盤からはやっとドキドキ?恐怖?感が出てきます。
でも、最後は予想通りの展開にちょっとガッカリです
そして重要?な子供たちの友情、親と子の絆なども描かれていたようですが・・・・・
ちょっとインパクトが弱い気がします。
特に親と子の確執は???な感じでしたから(^^ゞ
この映画はまさに『ジョーズ』、『未知との遭遇』、『E.T』を足して割ったものです。
この三作品を見た人はわかってくれるはずです。
ただ『E.T』ほどの感動はありませんでした。
これは自分が大人になってしまったからかもしれません。
子供たちが見たらどうなんでしょうか?
純粋に見れるのかもしれません。
ただ、小さいお子さんにはちょっと怖いかもしれませんので注意しましょう。
一番楽しめたのはエンドロール時の映像です。
一番笑えましたからね。
とりあえず良くも悪くもない映画です。
アメリカでも日本でも大ヒットしていないのがなんとなくわかる作品です。
映画的興奮、醍醐味に満ちている
8ミリカメラで自主映画を制作していた少年少女たちが列車の脱線事故に遭遇。事故にはエリア51が関連しており、8ミリカメラがその一部始終を捉えていた…。
実に映画的興奮に満ちたストーリー。
J・J・エイブラムスとスピルバーグの映画愛がひしひしと伝わって来る。
映画は少年少女たちの話がメイン。
「スタンド・バイ・ミー」のSF版といった感じ。
少年少女たちの友情、淡い恋、冒険、そこにSFを織り込み、童心に戻してくれる。
さて、この映画は、エイブラムスのスピルバーグ映画へのラブレター。
あらゆるスピルバーグ映画のエッセンスに、「ジョーズ」のスリル、「E.T.」の感動、「未知との遭遇」のようなラストを彷彿させるが、そのレベルにはさすがに達していないか…。
スピルバーグ映画をお手本にした、エイブラムスのオリジナル映画。
まずE.T.は人を襲わないし、モンスターはエイブラムスのプロデュース作「クローバーフィールド」のよう。
全体的に粗や強引な展開もあるが、映画的醍醐味は存分に味わえる。
“あの頃”のような懐かしい映画。
それにしても、一緒に映画を作れる仲間ってイイなぁ…。
古き良きアメリカ
楽しかったです。
その昔タワレコで長方形の厚紙ケースに入った洋楽CDを買ったときの高揚感
back to the futureに代表されるスピルバーグ映画を見て洋画って凄いなって感じたあの頃。
少年時代、なにもかもに憧れていたアメリカを存分に堪能できました。
だからこそ、なにもかもが簡単に手に入ってします現代が、ちょっと寂しく感じてしまいました。
やっぱりスピルバーグって感じ
2011年アメリカ映画。111分。2011年22本目の作品。人気監督J.Jエイブラハムによる製作にスピルバーグを迎えてのSF作品。
内容は:
1,事故で母親を失った田舎町の男の子は、夏休みに友達たちと自主映画製作することになる。
2,駅の撮影をしている時に通過した軍の列車が衝突事故で脱線する。
3、その時、使っていたカメラに信じられない映像が撮られていた。
夏はやっぱり大作!といったノリで映画館まで足を運んだものの、宇宙人ものでスピルバーグと聞くと、何故か拒否反応が起きてしまう私ですので、ほとんど期待していませんでした。そして、そんな精神状態が吉とでたのか、けっこう楽しめました。
少し前の「2012」っていう、特撮技術の押し売り的な作品と比べると、本作の特撮の使い方は品がある(?)。軸となるストーリーががっしりしているので、特撮の見せ方にも一貫した方向性があったのだろうと思わせるくらい、上手に使っていたと思います。
エイブラハム監督の作品はそんなに観たことなかったけど、たしかに実力ある人なんだろうなと思いました。本作を作るにあたって、エイブラハム監督はスピルバーグの過去の宇宙人ものにかなり敬意を払っていたとか。そりゃ、このジャンルのパイオニアですもんねえ。
でも、それが意外性を奪って、作品全体の緊張感に水を差していたような気もするなあ。まあ、もちろん、こんな作品は作られて然りだとは思いますが。
いずれにせよ映画代はちゃんと帰ってくる作品ですよ。
懐かしい大作?
子供たちの純粋な気持ちを楽しみたい映画でした!
もちろん、冒頭の列車衝突シーンなど、
劇場ならではの迫力を感じられる「手に汗握る」場面もありますが…
やはり、いつの時代も変わらない子供の姿が一番胸に沁みます。
想像を超える出来事には、少し説明不足な感じもありましたが
映画全体のスケール感を重視すれば気にならないでしょう。
どこかで観たような気がする映画、
懐かしい気持ちになる映画、
言葉は悪いですが、今の時代はそんな作品で十分です。
そんな作品を撮ることが、難しいような気もしますし。
奇を衒わず、映画の王道を歩む人々に愛される一本だと思いました。
コンセプトはオシャレ。だけど.,
もっとSFパニック系だと思ったが、意外に淡々とした青春群像劇。
少年少女が映画制作の夢を追っかけるストーリーは確かに素敵。
スピルバーグ、エイブラムスもああだったのかな。
●宇宙人が出てくるけど、それでもヒューマンドラマに焦点が当たり続ける。
●言葉も通じないコワそうな宇宙人が、実はいい奴。
こういう、「宇宙人が出てくる映画の既成概念をガラッと変える」ような作品にしたかった意図は分かるし、オシャレな視点だとも思うけど、失敗しています。
なので、興業映画として数スクリーン占領するような作品ではないし、鑑賞はDVDで十分。
8mmフィルムとスピルバーグへの愛が込められた映画!
スピルバーグだったら、離婚して母親に育てられている男の子が主人公だろうが、こちらは母を亡くして父親と暮らす男の子が主人公。父親は仕事が忙しくて、子どものことまで手が回らない。そんなさびしい主人公には8mm映画を撮る仲間がいる。エイブラハム監督の自伝的な内容らしいが、本当に映画作りが好きで好きでたまらなかったのが伝わってくる。そして映画自体の内容は、スピルバーグが撮ったSF映画を彷彿とさせる作りになっていて、オマージュになっている。傑作というわけではないが、映画好きなら誰でもわかりうる愛すべき映画と言えよう。
子供向け
何というか完全に子供向けの映画ですね。
まぁ多分そうだろうなとは思ってましたが、ある意味全く予想を裏切らなかったw
全体的にかなり中途半端な仕上がりになっています。感動もしないし、驚きも無く、笑えもしなかった。でも悪い映画かと言うとそうでも無くて、なんというか、突出した部分が無いんですね。唯一盛り上がったのは列車の事故のシーン。そこの部分でちょっと「おっ!」と思わされましたが、その後は特に、、、。
でも小中学生のお子様には良い映画だと思います。家族連れで行くならお勧めの映画ですね。
全149件中、81~100件目を表示