スプライス

劇場公開日:

解説

種類の異なる動物の遺伝子を接合させて、いくつものハイブリッド生命体を作ってきた遺伝子工学の研究者クライブとエルザは、製薬会社が禁止しているにもかかわらず、人間のDNAを使ってハイブリッドを作る実験を秘密裏に行い、“ダレン”と呼ばれる生命体を作り出す。すさまじい早さで成長する“ダレン”にエルザは喜んでいたが、やがて“ダレン”は人間を襲い始め……。出演はクライブにエイドリアン・ブロディ、エルザにサラ・ポーリー。監督は「CUBE」のビンチェンゾ・ナタリ。

2010年製作/104分/カナダ・フランス合作
原題または英題:Splice
配給:クロックワークス
劇場公開日:2011年1月8日

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映画評論

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(C)2009 GAUMONT - SPLICE (COPPERHEART) PRODUCTIONS INC.

映画レビュー

3.0良くも悪くも悪趣味で悪ノリ

2024年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品はいわゆるB級カルトムービー的な立ち位置になると思うが、カルトと言うよりも悪趣味な悪ノリ映画という印象だ。それなりに面白かったが低評価を付ける人の気持ちもよく分かる(笑)

とにかく主役のエルザがクソ過ぎて呆れてしまう。研究者としての倫理観も何もあったものではない。ただ彼女自身の生い立ちにもどうやら色々あったらしいのを何となく匂わせるものの、なぜかその重要な部分をそれ以上深掘りしない。だから彼女の暴走の真意が、研究者としての興味が倫理観を飛び越えてしまうという「よくある理由」で、それ以上の展開を見せないため物語に深みが生まれず、単なる胸糞研究者の理不尽なお話として終わってしまったのが実にもったいない。異種の性行為や生命誕生など歪んだ倫理観を表現するには、彼女の複雑な背景をもっと丁寧に描くべきだった。そこが抜け落ちたために「単なる胸糞映画」という評価になったのではないか。もし上手く感情移入出来ていれば、例えば「ローズマリーの赤ちゃん」のような傑作になっていたかも知れない。逆にこの嫌悪感と不快感こそが監督の狙いだとしたら、とても上手く行ったと言えるだろう。

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luna33

3.0人間が新たな生物を生み出す責任

2024年10月26日
Androidアプリから投稿

途中から話の流れも、落ちも読めてしまったけど、それなりに面白かった。
映画を見てる側の自分にとっては、女科学者のエルサは、実験の事しか考えてない勝手な人間に見えるけど、本気だからこその行動なんだろうと思った。にしても、対生き物や、生命を作り出すなどの実験では、これは問題なのだろうとも感じた。某映画の遺伝子に関するワンシーンの台詞で、「できるかどうかと言うことに心を奪われて、すべきかどうかと言うことは考えなかった。」と言うシーンを思い出した。

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ロッドユール

2.0異種生物近親相姦物(新ジャンルなのか)

2024年10月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

ある日の話、映画に関する質問を受けるマ王😶
宇宙人モノでエロくてフワちゃんみたいな顔したヤツが暴れる映画のタイトルを知らない?、と😐
マ王の脳ミソの深い部分を穿っても暴れるエロいフワちゃんというジャンルの映画が無い(趣味の濃いポルノ映画なら或いは)
それでも「悪魔の受胎」か「スペースバンパイア」か、まさか「スピーシーズ」なのか(女優陣に失礼)と相手に回答をぶつけてみる🤾
当然、どれもハズレなワケで悔しくもネット検索してみると「アレ?」と引っ掛かるタイトルを発見😳
そんな経緯の中、宇宙人も出ず大してエロくもないけどフワちゃんは出てくる映画「スプライス」を観ました✨

監督が「キューブ」のビンチェンゾ・ナタリでエイドリアン・ブロディ(「シン・レッド・ライン」「戦場のピアニスト」「プレデターズ」とかね)やサラ・ポーリー(「ドーン・オブ・ザ・デッド」でマ王は知ったけど最近じゃ監督もやってる)が出演している硬派な映画なのにフワちゃん?と思って観たら、いたねフワちゃん🤣
でもコメディ映画じゃ無いよん💦
内容は全編通してネガティブ⤵️
未来の食糧事情を鑑みての新生物開発なんだけど既存の牛とか豚を改良する発想は無かったのか?
どうしてリスクの高い方(DNAを操作する)を選ぶかね😑←映画だから
まぁ結果としてのフワちゃん誕生になる流れなんだけど考えてみればマ王、フワちゃんでは勃たない⤴️
そういう部分を半ば期待して観たもんだから(R15だったし)沢山の意味でガッカリです🌀

評価の割れる内容だと感じたがマ王の期待?に沿わなかったのもあったので点数は低め、ではなく映画としての出来で星を付けました😐
キーポイントは全編通して、フワちゃん、が物としてしか扱われてないトコにある😑
それは商品価値であったり人形的ポジションであったりダッチワイフな役割だったりなワケで、剰えペットのように愛情と飼育を混同されてもいる😶
テーマは生命なのか愛なのか、ソレを求める人間の悲喜劇なのか······
元々明確なオチを撮らないビンチェンゾ・ナタリ監督らしい作品に仕上がっているが、不明瞭な感情をテーマにしたのなら投げっ放しのエンディングって作品としては赤点なのでは?がマ王の感想です😬
この映画ってSF社会派スリラーだと思うんよね💦
難しい分野に手を出すんだったらもう少しシナリオを熟考すべきでは?と思ったのはマ王だけか🤔

「そうそう、そのタイトルだった🎶」
と相手は喜んではいたが説明時のたった一言、フワちゃん、の所為で本編の坊主頭に歪な髪型がチラチラと見えた気がして、マ王的にはエロコミカルバイオSF社会派スリラーという闇鍋みたいな映画になってしまいました😂

映画での鑑賞オススメ度★☆☆☆☆
エロ&R15度★★☆☆☆
箸休めはサラ・ポーリーの乳首度★☆☆☆☆

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マ王

2.0まあ、

2022年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

いろんな映画があるもんだな、と(笑)
夫婦の壮大な(笑)自由研究。

見た記録のためのレビュー。

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けい