インフェルノ

劇場公開日:2016年10月28日

インフェルノ

解説・あらすじ

ダン・ブラウン原作の世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続き、トム・ハンクスが三度、ハーバード大学教授の ロバート・ラングドンに扮したシリーズ第3弾。ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走するが……。ロン・ハワード監督と主演のハンクスが続投するほか、ラングドンと共に謎を追う女医シエナ役を「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが演じる。

2016年製作/121分/G/アメリカ
原題または英題:Inferno
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2016年10月28日

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映画レビュー

3.5 【”今、人類を半分に減らすか。100年後に滅びるか。”今作は現代世界の課題である人口増加問題をテーマにしたサスペンスアクションであり、コロナ禍を経た今観ると複雑な気持ちになる作品でもある。】

2025年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー 今作のフライヤーが、手元に三種類ある。一冊はインフェルノガイドブックと有り、シリーズの詳細が描かれている。そして、フライヤーに描かれている人物相関図を横目で視ながら鑑賞した。チョイ、ズルいけど、御免ね。-

■冒頭ある男が複数の男達に追い詰められ、塔の上から身を投げる。途中でその男が世界的な生化学者ゾブリスト(ベン・フォスター)で、人口を人為的に半減させないと人類は将来滅亡するという主張をしていた事が分かる。
 一方、数日間の記憶を失い、ある病院で目を覚ましたラングドン教授(トム・ハンクス)は、何者かの襲撃を受けて女医シエナ(フェリシティ・ジョーンズ)と共に脱出する。
 ”何故か”追われる身となった2人は、ゾブリストが人口増加問題の解決策として、新種のウイルスを使った伝染病の感染を目論んでいたことを知るのである。

◆感想<Caution!内容にやや触れています。>

・これは私見であるが、今作の評価が今一なのは、前二作と違い宗教絡みの展開ではなく、新型ウイルスによる人類虐殺を目論む科学者の陰謀に立ち向かうというストーリー展開が受け入れられなかったのではなかったかと思う。

・だが、コロナ禍を経験した2025年に今作を観ると、原作も含めて2016年に公開された今作の恐ろしさがジワリと効いてくる作品である。

・ストーリー展開も、二転三転する展開で、ナカナカ先読みが出来ない所も、ナカナカである。
 フェリシティ・ジョーンズ演じる女医シエナが、亡き恋人ゾブリストの想いを叶える為にWHOの要職にあるラングドン教授の知己であるエリザベス・シンスキー(シセ・バベット・クヌッセン)に、近付くために身分を偽って居た所などや、ゾブリストとの思い出がフラッシュバックするシーンは、狂信的な思想を持つとはいえ、恋の力の哀しき強さを考えてしまうのである。

<今作は現代世界の課題である人口増加問題をテーマにしたサスペンスアクションであり、コロナ禍を経た今観ると複雑な気持ちになる作品でもある。>

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NOBU

2.5 ネタ切れ感が否めない

2025年9月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」よりも、宗教や歴史の話が薄まった感がありました。人口削減の話なので、ちょっと陰謀論的なところもあります。なんやかんや言ってこういう話が好きなのかな。

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ミカ

4.0 記憶を無くしたラングドン教授

2025年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

トムハンクス扮するラングドン教授は頭を怪我してフィレンツェの病院にいたところを襲われた。

イタリアへ行くイメージ作りのために見直して観た。

まずはフィレンツェヴェッキオ宮殿、ヴェッキオ橋、ドゥオーモ、ヴェネツィアだったね。そしてイスタンブールへ行ったよ。

今回のラングドン教授は記憶を無くした事もあってちょっと精彩に欠けてたし、前作とはまたトーンが変わっていたね。

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重

4.0 推理の後はアクション

2025年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

ローマ、バチカンを舞台にした「天使と悪魔」に続いてはフィレンツェを主な舞台にした本作を鑑賞。

博士が夢でうなされた地獄絵図の映像は、トラウマになりそうなレベルの再現度で、思わず目をふさいだ。ストーリーについては、今回は狂気の犯人以外にも複数の人物や組織が絡んできて誰もが怪しく思え、私も推理が難航。笑。

ロケ地はフィレンツェだけでなく、ヴェネツィア、イスタンブールにまで及んで、旅情をかきたてられるし(これ見てたら、五百人広場の壁画の文字も、三階まで上がってダンテのマスクも、ちゃんと見たのにな…笑)、面白かった。

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spicaM

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