借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想・評価
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この先、どうなるの?.....もっと先が観たい.....そんな作品でした。
借りぐらし......カリ....いろんな意味がありました....。
床下を借りて暮す、最低限暮らせるように狩りに.....。
平和に暮らすアリエッティ一家.....病気療養のためやってくる翔君...物語は、ここから始まった....。
今晩は、アリエッティが初めて狩り(借り)を許された日......見つかっていた....。
家庭の環境、重い心臓病から、翔君は、冷めたというか後ろ向きなセリフ.....
でも、懸命に生きるアリエッティに沢山の勇気をもらう....。
なんで、もっとこうしないんだろう....とか、こうならないんだろう.....と、歯がゆい感じでストーリが流れる作り込みも、ジブリ作品独特の良さだろう.....。
翔君が一言、「お爺ちゃんの頃から君たちの存在を知っていて、仲良くしようと・・・・」と言ってくれれば.....と、思いつつも、人間は、結局ハルさんのような行動をとるんだな.....と思うと、これで良かったのかも.....。
翔君の手術は成功するのか?アリエッティ一家は、無事新居を見つけられたのか?小人たちは、どのくらいいるのか?.....まだまだ、続きが気になる形で、美しいハーブの音色でエンドロール......グッと込み上げるものを抑えながら.....。
終始、美しい映像と音楽.....心温まる....。
特に、アリエッティの部屋は、羨ましいくらい美しく飾られていました....。
テーマ曲で床下で暮すとあるのに、予告編で窓からの美しい風景.....何故?
本編を見て分りました.....。
自然とどう接していくか.....色々考えさせられる作品でした.....。
うーん。。。
久しぶりのジブリ。
ご多分に漏れず、ジブリ作品はほぼ見続けているのですが。。。
今回も「あの感動をもう一度」って合い言葉とともに観てきました。
結果・・・
どーも中途半端感は否めませんでした(泣)
ゲドといい、ハウルといい。。。
むーん・・・
世界観と設定はいいのに、ストーリーがフラットで薄すぎる気がします。
小人からみた目線の高さとか、小人が人間の世界で暮らすという設定は好きなのですが、
残念ながらそれを十分に感じさせてくれるストーリーでは無い。
あとやっぱり「借りぐらし」じゃないし。
タイトルは「共存、共栄」ちっくなタイトルなのに、
劇中は「人間に見つかると滅びる小人」では、さすがに無理がある。
滅び行く種族、マイノリティの心の共有、喪失感の補完など、
話をじっくりじんわり読み込める設定が随所にちらばっている作品なだけに、
この仕上げについては残念きわまりない感じでした。
酷評が多かったので、期待せずに見に行きましたが・・・
先日、時間が空いたので、いい年して劇場へ見に行きました。
前評判が高く、でも、酷評が多かったので時間がなければ
たぶん見に行かなかったのでは・・・と思います。
少々構えて見始めましたが、いつしか中盤以降は映画に引き込まれていました。
とりあえず、自分的にはいろいろ考えさせられることもありましたし、
やはり少し薄っぺらい印象も感じましたが、
それは見た人がそれぞれ考えれば良いことなので
詳しくは言わないでおきたいと思います。
ただ、すこしだけ・・・
この映画のクオリティでここまで酷評が多いことに少々疑問・・・
確かに物語的には”薄っぺらい”感がぬぐえませんし、
人物の描き方についても、過去のジブリ作品と比べて浅い気がしなくもない・・。
(原作を読んでいないので、原作ファンには怒られるのかもしれませんが・・)
でも、この物語はなにげな日常の中で起こった少し不思議な”おとぎ話”・・・
これ以上細かく描いてしまったら、せっかくの物語の”余韻”が無くなってしまう・・
そんな気がします。
この物語の続きは、見た人それぞれが”想像”すれば良いのではないでしょうか?
僕的には、この後主人公の少年”しょう”君の手術が成功し、大人になって、
”こびと”たちと”共存”できる”人間”社会の構築に尽力してくれるのでは・・・
と望んでやみません。
そしてこれから鑑賞する方々に希望することは、
もっと肩の力を抜いて、”先入観”無しで見て欲しい・・・
そして鑑賞後、物語の”余韻”をもっと素直に楽しんで欲しい・・
そんな作品でした。
内容の薄い作品
ピュア
気分はほんわか
しみじみと、いい。
この郷愁感は何だろう。
心に沁みました~。本当、良かった良かった。
ラストにはウルウルしたし。ポニョ以来の素敵なジブリ体験でした。
いや実を云うと、ネットのレビューやら感想等が酷評に関しては徹底的に辛辣だったんで、少し身構えてました。自分的にも題材として、そこまで心惹かれるモノはなかったし。
だから鑑賞に臨む姿勢が、若干気持ち斜めってました。
うん、先入観はやっぱりよくないですねw
純粋に、ストレートに良かったです。
ストーリーも、小人という設定が特異だとしても、捻りがあったり急展開があったりということもなく、単純明快。子供でも分かるアッサリ味なお話。
それなのに、何でこんなに心に沁みてくるのか…
訴えかけてくる力量がハンパないんですよね。
兎に角、音の臨場感が凄い。セミの声やら台所の音、カラスの羽音、草花をそよがす風、川のせせらぎ。
あと観せ方も上手いです。小人視点からの人間界を見上げた景色。
自然や緑、草花が広がる風景も心落ち着く。
それをツマラナイと云ってしまえばそれまでなんだけど…
ジワジワと、本当ジワジワと来ます。
ノスタルジーが喚起されるって感じなんですかね?自分は好きな作品です。
この世の全ては借りもの
ジブリ最新作。
宮崎駿が監督ではないけれど、良い意味でも悪い意味でもジブリの説教くささは健在。
小人の少女と、病気がちな少年のお話。
少女が顔を赤らめたりするシーンはなんだかいけない恋愛を見ているようでドキっときた。
小人の借り(もはや狩り)というのは、基本的には泥棒である。
だけど、人間が困らない範囲でこっそりちょこっと拝借するのである。
「まぁまぁ小さいことで騒ぐなよ」って雰囲気は、現代社会に通ずるものがあるかと。
だいたい人間は何につけても消費し過ぎだし、自分が損をしていると思うと躍起になる習性がある奇妙な生き物である。
小人から見たら、なおさらね。
「RENT」でも同じようなことを言ってるけれど、この世の全ては借りモノなのである。
人間だって地球から一時的に資源やら食料やらを借りているのである。
時間だって幸せだって愛情だって、借りものであって永久に所有することなど不可能なのである。
だからこそ人生に死が訪れる時、それら借りモノをいざ世界に返すのならば、その時がくるまでなるべく大切に扱いたいものである。
穏やか
ナウシカ・ラピュタ好きには・・・
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