GANTZ PERFECT ANSWER

劇場公開日:

解説

奥浩哉の人気コミックを、二宮和也、松山ケンイチ主演で実写映画化した2部作の完結編。黒いナゾの球体「GANTZ(ガンツ)」に召還され、異形の敵“星人”を倒すことを強いられる玄野と加藤の戦いは続いていた。戦い続け、生き抜く決意をした玄野と、暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定する加藤は対立するが、勝ち続けなければ脱出できないという理不尽な世界に対し、2人はある決断を下す。

2011年製作/141分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2011年4月23日

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(C)奥浩哉/集英社 (C)2011「GANTZ」FILM PARTNERS

映画レビュー

3.0幅広い役柄をカバーできるがゆえの ”雑味” が…

2024年6月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

単純

2011年、日本テレビ製作。 SFアクションマンガ『GANTZ』を原作とした、実写映画シリーズ2作目。 日本のほか、アメリカ、台湾、中国で公開された。 製作陣、キャストとも1・2作共通。 監督は佐藤信介、脚本は渡辺雄介。 主な出演者は、 玄野(くろの)計:二宮和也 加藤勝:松山ケンイチ 小島多恵:吉高由里子 西丈一郎:本郷奏多 岸本恵:夏菜 鮎川映莉子:伊藤歩 鈴木良一:田口トモロヲ など。 1作目は なぞの球体「GANTZ」から指示されるまま、 星人たちを抹殺するミッションをこなしていく玄野たちだが、戦い続けることに疑問を感じ始めた加藤は、千手観音に刺殺される。 本作は、 「GANTZ」の満点メニューにより、 大切な人の蘇生復活を目指す玄野たちだが、 「GANTZ」から玄野のガールフレンドである小島多恵を殺すよう指示が出てしまい… 愚息によると、 「マンガを実写化した映画としては、傑作の部類に入るだろう」 という。 マンガ(アニメ)は、原作ですでにキャラクターが二次元で表現されているため、実写化した際に、完全再現はできない。 二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子らは、 スキのない演技を見せて映画を締めているが、 それぞれの強みが最大限に活かされる役柄かと言うと 疑問ではある。 SFすべてがそうだが、 前提となる世界観を受容できるか否かで、 評価は大きく変わる。 さほど大きくもない黒い球体「GANTZ」が、 ◆人に命令し、 ◆働きを評価し採点する という不条理なシステムを飲み込めるなら あとは流れに身を任せて楽しむしかない。 松山ケンイチ、吉高由里子、と言えば、 幅広い役柄に対応する演技力が魅力だ。 性格俳優というと、曖昧な言い方で、 主演じゃないニュアンスもあるが、わたしは 「役柄に応じてその人格を表情、声、仕草、目線などをフル動員して表現できる人」、と定義したい。 松山ケンイチ、吉高由里子は 性格俳優の代表じゃないか、と考えている。 本作も、加藤勝、ニセ加藤と小島多恵をしっかり演じきっておりスキはない。 だが、2人とも様々な役柄をこなせるが故の ”雑味” も見え隠れしてしまう。 例えば、 加藤勝:仮面ライダー系俳優 笑 小島多恵:THE清純派女優 笑笑 でも良かったかな、と思ってしまうので☆3.0

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Haihai

5.0黒い玉とは何だったのか?

2024年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

興奮

前作に引き続いてBlu-rayで鑑賞。 原作とは全く異なる展開に向かっていく本作品です。 原作の「GANTZ」が大好きで、大きな期待を持っていた実写化前後編です。 根っからの映画好きの自分は、常に人が演じる実写化に好意的です。(まぁ、中には不満の多い作品もありますが) 漫画やアニメとは、また違う形での作品だと思って楽しんでます。 「GANTZ」に至っては、アニメも映画も原作とは異なる展開に進み、これはこれで楽しませてもらいました。 とは言え、原作のラストシーンを実写化してほしいという想いもあり、いつかリメイクされないかなって気持ちもあります。 さて、本編ですが、「GANTZ」の柱であるエロの部分が全くありませんが、アクション映画としてメチャクチャ面白かった一本です。 クライマックスの偽加藤との死闘も勿論ですが、電車内での戦闘シーンも最高です。 一般市民も巻き込んでの銃撃戦から始まり、ニュータイプのチャンバラへと進んでいく。 これが後の「るろうに剣心」へと繋がっていったんだろうと思うと感慨深いものがあります。 因みにこの作品の公開当時、始めて綾野剛という役者さんを知りましたが、鬼気迫るものを感じました。(今回、再見で気づいたのですが、本田美優ちゃんも出てたんですね。ビックリ) ラストシーンに関しては、批判的な意見が多いようですが、自分は好きですね。なるほど、こんな終わりかたもあったのか。って感じで楽しませてもらった一本です。

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ratien

4.0それでは ちいてんをつづける

2024年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

有り難いことに前回のあらすじから始まる。 鮎川映莉(伊藤 歩)の美しさ、小島多恵(吉高由里子)の可愛さが印象的。 山田孝之さんと綾野剛さんの存在と、ケイ(二宮和也)と小島多恵の恋愛パートのおかげで、面白さは前作以上。 小島多恵が漫画を描いている設定も良いし、戦闘シーンは迫力がある。 『家政婦のミタ』(日本テレビ系連続ドラマ)に希衣ちゃん役で出演していた頃の本田望結さんも地下鉄に乗っているのでファンは必見。 『バットマン』、『マトリックス』、『仮面ライダー』、『ドラゴンボール』、『バトルロワイアル』の風味を感じるが二番煎じにならず独創的で唯一無二の物語であった。 終盤、ヒロイン(吉高由里子)が走る(作品にまた出遭ってしまった)のは萌え要素。 黒い球体に表示される文字が、内容は毒舌だが憎めない、これも真似たくなるほど好き。 ラストは、プラスに考えてみると小島多恵がもし死んだら部屋に呼んで二人で過ごすこともできなくもない...それも有りかもしれない。

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Don-chan

2.0まあ大筋ではわかった

2023年12月31日
PCから投稿
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