ソラニン
劇場公開日 2010年4月3日
解説
累計70万部を突破した浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した青春ドラマ。音楽で成功する夢を諦めきれずにフリーター生活を送る彼氏・種田と暮らす芽衣子は、OL2年目で突然会社を辞めてしまう。不安定な生活を2人で支え合いながら、種田は「ソラニン」という曲を書き上げ、レコード会社に持ち込むが……。共演に高良健吾、桐谷健太、ロックバンド「サンボマスター」の近藤洋一ほか。監督は多数のミュージックビデオを手掛け、本作が長編劇映画デビューとなる三木孝浩。
2010年製作/126分/日本
配給:アスミック・エース
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2022年1月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
2021年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
原作未読。「ソラニン」「ムスタング(mix for 芽衣子)」を聴きながら。
きっと自分たち(だけ)は特別。でも実際はそんな人たち掃いて捨てるほどいて、本当に特別なのはほとんどいないわけで。でもそんな話を特別なもののように錯覚させてくれる。
ただし、ライブシーンはあれでよかったのか、もうステージ上の彼らそのままでよかったんじゃないか、とは思った。
あおいちゃん映画の中でも
ダントツで好きな作品!
それぞれの人物の感情を丁寧に描いてるなあと。
種田の
「ギター弾きてー!!!」て叫ぶとこ
芽衣子の
「会いたい、早く帰ってきて」て嬉し泣きみたいな顔と
ビリーの
「涙が止まんねえんだ」て男泣きするとこ
が特に好きです。
2021年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
浅野いにお原作、三木孝浩初監督作品。
自由に憧れ仕事を辞めた芽衣子と夢を追って音楽を続ける種田。
互いの幸せを考えてすれ違う毎日。
そんな時、種田はバイク事故にあって…
前情報入れてなかったので、種田の死はかなり衝撃的だった。
公式で種田の死があらすじに入っているので、ネタバレじゃないかもしれないが、知らないで見た方が芽衣子たちと同じ消失感を味わえるかも。
ソラニンってのは簡単に言うと、ジャガイモの芽の毒のこと。
互いの成長には必要不可欠だけど、料理として完成させるには毒になる。
芽衣子の家にジャガイモが溢れていたり、芽衣子や種田という名前だったり、意外に芸が細かいことには観賞後に気付いた。
種田の死をいつまでも引きずることなく、彼の意志を継ごうとするヒロインに好感が持てる。
そして、やっぱりライブシーン。
宮崎あおいの歌声がとても良い。歌い終えてからの間も。
ゴールは人それぞれ違って、人それぞれの生き方がある。
単なるライブかもしれないけれど、彼女たちは1番輝いていた。
前半のスローテンポと全体的に暗めの画だったのがちょっと観難かったけれど、余韻の残る良い映画だった。
鳳凰ビールにデブベース。
印象的なシーンはいくつかあったけど、中指コピーの破壊力強すぎてそれしか覚えてないわ笑
すめーん。
すべての映画レビューを見る(全104件)