つみきのいえ

劇場公開日:

解説・あらすじ

第81回アカデミー短編アニメーション賞や2008年アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリを受賞するなど、高い評価を受けた短編アニメ。監督は「R」「或る旅人の日記」など短編アニメを制作してきた加藤久仁生。海の上に建つ積み木のような家に住んでいるおじいさんは、海面がどんどん上がってくるので、家を上へ上へと建て増し続けていく。そんな不思議な家に住んでいるおじいさんの、家族との思い出の物語。

2008年製作/12分/日本
劇場公開日:2009年3月7日

スタッフ・声優・キャスト

監督
アニメーション
加藤久仁生
プロデューサー
日下部雅謹
秦祐子
脚本
平田研也
ナレーション
長澤まさみ
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受賞歴

第81回 アカデミー賞(2009年)

受賞

短編アニメーション賞  
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映画レビュー

5.0自分にもおなじような人生の経験がいろいろあったなあ。 この映画を見て妻のことをさらに愛おしく感じた。

2025年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

動画配信で映画「つみきのいえ」を見た。

2008年製作/12分/日本
劇場公開日:2009年3月7日

監督
加藤久仁生
ナレーション
長澤まさみ

おじいさんは背中が曲がっている。
おじさんは一人暮らしだ。

テレビを見ながら、
ワインを飲み、
食事をする。

就寝した。

翌朝、おじいさんが目を覚ますと、
家が浸水している。

おじいさんは煉瓦と漆喰を注文すると、
家を増築しはじめた。

誤ってパイプを水中に落としてしまった。

パイプを拾うためにおじいさんは潜水服を着た。

潜って行ってパイプを拾った。

パイプを拾ったときに妻のことを想いだした。

妻はもういない。

おじいさんはさらに深く潜って行く。

妻が寝ていたベッドを見つける。

さらに深く潜る。

娘夫婦と孫と記念写真を撮ったリビングルームがある。

さらに深く潜る。

ひとり娘が娘婿を連れてきたときの情景。

娘が家から巣立った日のこと。

妻と二人で娘を育てたあの日々のこと。

ついにおじさんは海底に降り立った。

そして幼いころに妻となる女性と出会ったことも蘇ってくる。

青年になり、妻にプロポーズし、そして夫婦になった。

妻と二人で、煉瓦と漆喰で小さい家を建てた。

その家でワインを片手に妻と食事をする。

懐かしい思い出がよみがえる。

我に返ったおじいさんは転がっていたワイングラスを拾った。

住居スペースに戻ったおじいさんは自分のワイングラスと、
妻のワイングラスの両方にワインを注いだ。

自分にもおなじような人生の経験がいろいろあったなあ。

この映画を見て妻のことをさらに愛おしく感じた。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

5.0想う

2025年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人生の中で去っていった人たちを

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悠

4.0せめて記憶を守るために

2024年12月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ムー大陸は水没している。その理由は分からない。

今作は、回想シーン(人が住んでいた頃)と、(何からの影響で水没した)現在。台詞も説明も無しで、絵と音のみで表現している本編僅か12分の日本製のアニメ作品。
Amazonプライムビデオにて視聴。

50歳以上100歳未満のひとりの男性(多分)は、思い出に浸るだけではない。
水に浸りきっていない家の上部にレンガを積み上げているのだった。

何故そうするのかといえば、彼は記憶の保管をしようとしていて、彼は家族を何度も思い出し、忘れないようにしている…などと想像したりできる。

絵も音も美しいし、大変な状況にも関わらず前向きに活動しているので、何度も視聴できる。

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共感した! 5件)
どん・Giovanni

5.0心に沁みた

2024年11月30日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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ジュディス