つみきのいえ

劇場公開日:

解説

第81回アカデミー短編アニメーション賞や2008年アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリを受賞するなど、高い評価を受けた短編アニメ。監督は「R」「或る旅人の日記」など短編アニメを制作してきた加藤久仁生。海の上に建つ積み木のような家に住んでいるおじいさんは、海面がどんどん上がってくるので、家を上へ上へと建て増し続けていく。そんな不思議な家に住んでいるおじいさんの、家族との思い出の物語。

2008年製作/12分/日本

スタッフ・キャスト

監督
アニメーション
加藤久仁生
プロデューサー
日下部雅謹
秦祐子
脚本
平田研也
ナレーション
長澤まさみ
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受賞歴

第81回 アカデミー賞(2009年)

受賞

短編アニメーション賞  
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映画レビュー

4.0タイトルなし

2023年5月16日
Androidアプリから投稿

なぜか水没してしまった街
お爺さん水位が上がる度に増築
ウィンチェスターハウスみたいになってましたけど...
ナレーションあり·なし版どちらも見ました(10分ぐらいだし)ナレーション無しでも家族の思い出がよく伝わり、孤独が身に沁みるようだけど、とてもジワる
未来は上に、思い出は下に
お爺さんのダイブが背中からで本格的だったのと魚が澄まして泳いでいたのがツボりました

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ゆう

5.0見てあたたかい気持ちになる

2023年4月13日
Androidアプリから投稿

12分間でした。
作者の加藤さんはNHK「みんなのうた」で嵐の最後の曲「カイト」のアニメーションを担当していました。
なかなか見る機会のない人には絵本もあります。

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M

4.5ノルタルジックな絵作りの美しさ

2023年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アマプラで予備知識なしに見たので、独特の絵から、てっきり外国作品だと思っていました。ノスタルジックで味わい深い作品です。

舞台は水没しつつある町で、世界の終末のような雰囲気です。しかし、電気は来ているしテレビもやっている。宅配もあるので、そこまで悲壮感はありません。むしろ、現代の老人と同じような、人生の最後の日々を、淡々と過ごす様子が続きます。老人は、一人孤独に食事をしていますが、その心には何も無い、単なる虚無です。やがて、自分の人生を振り返る旅の後、自分が家族の思い出の上に立っていることを認識します。最後もまた一人で食事をしていますが、すでにその心には、たくさんの思い出が詰まっていることでしょう。

「カールじいさんと空飛ぶ家」の(あれも良かった)冒頭シーンを思い出しましたが、それとは違う方向性で、じーんと来る作品でした。短編なので、1回見た後、奥さんを呼んでもう1回見てしまいました。

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Ryunoshin Nakamori

えっ!日本アカデミー賞の間違いじゃない!?

2022年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 1件)
マサシ
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