塔の上のラプンツェル

ALLTIME BEST

劇場公開日:2011年3月12日

解説・あらすじ

グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」をもとに生み出された、ディズニー・アニメーション・スタジオの長編アニメ第50作。金色に輝く魔法の髪を持つ少女ラプンツェルの冒険や成長を描く。

好奇心旺盛な18歳の少女ラプンツェルは、魔法の力を宿した彼女の髪を狙う悪女ゴーテルに幼い頃にさらわれ、高い塔に閉じ込められていた。ゴーテルを母親だと信じこまされて育ったラプンツェルは、一度も塔の外に出ることなく暮らしてきたが、毎年自分の誕生日に空に浮かぶきれいな灯りを見に行きたいという夢を抱いている。そして誕生日が近くなったある日、ラプンツェルの塔に大泥棒フリン・ライダーが逃げ込んでくる。ラプンツェルは、フリンに自分を塔から連れ出してほしいと頼み、2人で塔の外へと出ていくが……。

「リトル・マーメイド」「美女と野獣」のアラン・メンケンが音楽を担当。ラプンツェル役のマンディ・ムーアとフリン役のザカリー・リーバイが歌った主題歌「輝く未来」が、第83回アカデミー賞の主題歌賞にノミネートされた。監督は「ボルト」のバイロン・ハワードと、同じく「ボルト」ではストーリーを担当したネイサン・グレノ。日本語吹き替え版はラプンツェル役に歌手・タレントの中川翔子、フリン役に声優の畠中洋。

2010年製作/101分/G/アメリカ
原題または英題:Tangled
配給:ディズニー
劇場公開日:2011年3月12日

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第83回 アカデミー賞(2011年)

ノミネート

主題歌賞

第68回 ゴールデングローブ賞(2011年)

ノミネート

最優秀主題歌賞
最優秀長編アニメーション映画賞  
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映画レビュー

4.5 珍しく吹替版も好きになれました

2025年10月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

幸せ

ドキドキ

ディズニープラスで久々に鑑賞。
今回は4K画質で観たので、ランタンの夜空がより一層綺麗になって凄かったです。挿入歌「I see the Light」とも相まり、ロマンチックな光景に癒されました。

登場キャラは魅力的で、フリンがラプンツェルのために奮闘する高い行動力から勇気をもらいました。他にも、馬のマキシマスとのやり取りは面白くて笑いが止まりませんでした。

私は基本的に字幕派ですが、吹替版でラプンツェルを演じたしょこたんの演技がうまく、個人的にはそちらも好きになれました。

歌も日本語と英語でそれぞれの良さがあるので、気になった方は両方で違いを比較してみるのもおすすめです。

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Ken@

4.0 子供視点と大人視点で大きく見方が変わる作品

2025年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

子供と一緒に視聴したのだが、多分子供目線だとラプンツェルを利用する悪い母親程度なのだろう。だが、大人視点から見ると魔女ゴーテルはまさに毒親。ラプンツェルに事あるごとに毒を吐き、自分の都合のいいように思考を誘導し、外は怖いからと塔という籠の中に閉じ込める。誘拐した偽の母親であるというのが、救いでもあるというのが恐ろしいところ。世の中にはこんな毒親が実母という救い難い家庭も多数あるのだ。

そんなラプンツェルだが、外の世界に夢を抱き、たまたま塔に迷い込んだユージーンをガイドに旅立つ。旅立った直後は自己嫌悪に陥ったり、ハイになってしまったりと、不安定なまさに躁うつ状態を繰り返す。自分の親に違和感を抱きつつも、私のことを想ってやってくれていると思い込む傾向があるという、こんなところもリアルな毒親育ち感があって微妙に怖く感じた。

魔女ゴーテルなりにラプンツェルを大事にしているのは名前や誕生日を教えたり、プレゼントを贈ったりすることから伝わって来る。しかし、それは所詮ラプンツェルが若返りの道具として便利だからだ。塔を昇り降りする時も、わざわざ長い階段を昇らずとも、彼女の長い髪の毛でエレベーターのように昇降出来るからだ。本来の親のような無償の愛ではない。

その本来得るべき無償の愛を国王夫妻から受けられなかったラプンツェルが可哀想に思えた。親から無償の愛を受けているからこそ、自分も我が子に同じように無償の愛を向けられると思う。実際自分はそうしているつもりだし、それが出来ないといわゆる負の連鎖というものが出来るのだろう。中にはもちろん親を反面教師にする人もいるのだろうが、多くは愛着形成障害があり、人と関係を築くのが難しいらしい。

ハッピーエンドで終わるものの、火垂るの墓のように、子供視点と大人視点で大きく見方が変わる作品だった。是非とも我が子が大きくなった時に一緒に観て、魔女ゴーテルについての感想を聞いてみたいものである。

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森林熊

3.0 お母様のマインドコントロールがもっとグロかったらより楽しめた。ディズニーにそれを求めたらダメですが。

2025年8月14日
Androidアプリから投稿

またお母様の正体に気付くところも、必然性がなかったなぁ。
まあ歴代にあんまなさそうなセコさがにじみ出てる男は新鮮でラブコメ感あってよかった。ラプンツェルのヘアアクションは自由度が高くて面白かった。スマブラとかで使うと楽しそう!

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ディミトロ

3.5 2Dアニメで観てみたい

2025年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

公開時すでに大人になっており観ていなかったが今更鑑賞。
動きも歌もしっかりディズニーで、中々に楽しめる良い作品だった。

ただ、やはり3Dなのがどうにも寂しい。
2Dよりリアルに見えるためか、どこかおとぎ話感が薄くて物足りなく感じてしまう。
本当に悪くはないのだが「なんか違う」と感じてしまうのは懐古ゆえか。

ディズニーはもう2Dアニメ映画を作る気は無いのだろうか。
少し寂しいが今の子供たちが3Dアニメで楽しめているなら、きっとそれでいいという事なのだろう。
時代の流れと受け入れるべきなのだろうな。

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雪猫

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