ラプンツェル　あたらしい冒険

「ラプンツェル あたらしい冒険」は、「塔の上のラプンツェル」から「ラプンツェルのウェディング」までの間の物語であるTVシリーズ「ラプンツェル ザ・シリーズ」の始まりとなる物語です。

ということで、現在日本で見られるラプンツェル ザ・シリーズ シーズン3を10話目ほどまで見たうえでの感想です。

ラプンツェル ザ・シリーズは、おそらく後付け設定ながら、ラプンツェルの世界観が見事に構築されており、ラプンツェルの金色の髪のもととなった太陽のしずくの花の秘密を中心に物語が進んでいきます。

登場人物はラプンツェルの侍女であり友人となるカサンドラ以外ほぼ全員アッパラパーで能天気です。
そんな登場人物たちがお互いの関わり方を微妙に変えながら成長していきます。
特に全くの世間知らずだったラプンツェルは、次第に次期女王としての自覚や責任感を持つようになり、メリダやエルサやムーランにも勝るとも劣らない強くたくましい女性へと成長していきます。
シーズン２ではユージーン(フリン・ライダー)の過去も語られ、「塔の上のラプンツェル」の出来事が運命的であり壮大な物語の一部であったことがわかります。

ラプンツェル ザ・シリーズにはあっと驚く展開や素晴しい名曲も誕生していますが、楽しむためにはネタバレを避け、wikipediaやyoutubeで検索しないことを強くお勧めします。

とにかくラプンツェル ザ・シリーズは、ラプンツェル好きな人なら絶対にお勧めです！
特に過去のことが語られるシーズン２以降がめちゃくちゃ面白いです。
そしてラプンツェル ザ・シリーズのあとに「塔の上のラプンツェル」を見ると、また少し違った、より深い観点で観ることができると思います。

ただ、問題はシーズンが非常に長いこと！
本格的に物語が動き出すシーズン２までに、シーズン１だけで23話ありますから・・・。