インセプションのレビュー・感想・評価
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映画館で観ればよかった
異次元のストーリーに触発される異次元の感情、子供の頃に描いたような妄想を大人の物語として昇華し、細部まで抜かりない(あったとしても設定上の許容範囲)。
何よりこの規模と映像美は映画というメディアを最大限に活かしており、2時間強のあいだ全く緩めることのできない緊張と高揚で、観た後はどっと疲れる。
こういう作品を、最高の映画って言うんだろう。
世界観がほんとに素晴らしい!!
クリストファー・ノーラン監督の最新作品。
ノーラン監督の作品は、「ダークナイト」や「メメント」など素晴らしい作品が多い。だからこそ期待値も高い。
主演はレオナルド・ディカプリオ。
最近観た「シャッター・アイランド」がヒドイ駄作だったので、レオ様が主演ってのは個人的にはイメージが良くないが、レオ様は良い役者ではある。「ブラッド・ダイヤモンド」は名作だったし。なので、脚本がしっかりしてればしっかりと役をこなしてくれるはず。
と、色々と期待をして観に行ったのだが、今回は大当たり!!!
すごく面白い映画だった。
ストーリーは、ターゲットの「夢」から情報を引き出す(エクストラクトする)産業スパイの仕事をしているレオ様扮する「コブ」が、一度情報を引き出すのに失敗してしまった渡辺健扮する「サイトー」に、逆に仕事の依頼を請ける。仕事内容は、市場をほぼ独占しているある敵対企業の社長が死の間際にいるため、その社長の息子に対して「会社を解体させる考えを埋め込む」ということ。
その行為がタイトルの「インセプション」。
正直、この辺りの細かい環境設定は作品評価にとってはどうでもいい。結局「サイトー」の会社名も明かされないわけだし。
条件付けのための設定でしかない。
ストーリーよりも、世界観の構造が複雑。
まず「夢」の世界だが一層ではない。合計5層まで出てくる(ちなみに第3層までは設計された世界)。
ネタばれにはなるが、それぞれの層を書き出してみる。
現実世界 飛行機の中
第1層 白いバンでのカーチェイス(ユスフの夢)
第2層 ホテル(アーサーの夢)
第3層 雪山(イームスの夢:推測)
第4層 モンのいる世界/年老いたサイトーのいる世界(?)
第5層 虚無(実は・・?)
そして、夢の層は深くなるほどに時間軸が長くなっていく。
第1層の数分が、第4層では数十年になる。
「夢」の世界では「キック」と呼ばれる刺激を受けることで、上層へ戻ることができる。また、「死ぬ」ことでも上層へ戻ることができる。ただし、「死」による上層復帰は、第1層のみ。第2層より下層だと、「死ぬ」ことで「虚無」へ落ちてしまう。
そして、第5層(最下層)は「虚無」と呼ばれる世界。
構造化されていない「夢」の世界に、意識のみが捕らわれてしまい、2度と現実世界に戻ることができない。
この設定自体、すごくよく出来てる。ほんとに面白い。
こういう世界観の構成は、日本人は不得意。素晴らしいと思える構造化された世界観は、日本映画ではめったに観られない(アニメ監督の押井守さんは、構造化された作品を作れる数少ない日本人監督の1人)。よって、見る側も不得意。おそらくこの「世界観の理解」が、この作品の評価の分かれ目になるように思える。
さて、「コブ」の奥さんの「モン」は、夢の世界に捕らわれてしまい、「夢:バーチャル」と「現実:リアル」が反転してしまった結果、上層世界へ戻ろうとして、現実世界で自殺してしまう。それが「コブ」の深層意識に深く刻まれてしまい、以来「コブ」の「夢」には「モン」が現れて色んな邪魔をしてしまう。
「コブ」は元々「夢」の世界を設計する「設計士」なんだが、「モン」が邪魔をしてしまうため、新たな「設計士」を雇い、「サイトー」の依頼を果たすためにチームを組む。これがまた、「ミッション・インポッシブル」みたいで面白い(笑)。「設計士:アリアドネ」「偽装士:イームス」「調合士:ユスフ」。この辺り、各キャラの役割は実際に映画観てみてくださいな。
途中は省くが、結果的に「コブ」は「サイトー」の依頼を果たす(果たしたように見える)。
「コブ」の最終目的だった、子ども達との再会も果たす。
で、ラストシーン。
これがまた物議を醸す終わり方をしてる。
現実世界に戻った際に、そこが「夢」ではないことを確認するために、「トーテム」と呼ばれる小道具を使って確認をする設定になっている。「トーテム」は各々が異なる。「コブ」の「トーテム」は小さなコマ。このコマが「夢」の世界では止まらず回り続けるが、「現実」では当然止まる。
で、最後のシーン。
この「トーテム」が回り続けて止まりそうな瞬間で終わる。つまり、そこが「現実」か「夢」かわからないように暗示して終わるのだ。
「コブ」は最終的に「虚無」に落ちてしまい、子ども達との再会を果たしたという「夢」を見てるだけじゃないのか?
これは意見が分かれるところだが、私は最後のシーンは「夢」だと思う。
というのも、いくつか腑に落ちない点があるため。
まず、「夢」の第1層に落ちた際に、列車が出てきたり、敵に襲われたりする(第2層以降の「敵」は、息子が情報を守るための防御意識として説明できるかな?)。第1層では敵に襲われるはずが無いのだが、これは「コブ」の深層意識が「現実に戻りたくない」からこそ、現れた「敵」のように思えた。これが1つの複線。
そして、一番腑に落ちないのが、「キック」。
アリアドネはコブと一緒に第4層まで落ちるわけだが、最後ビルから飛び降りて「キック」され第3層に戻る。そして、さらに雪山の基地が崩れてさらに「キック」され第2層に戻り、ホテルのエレベーターから「落ちる」ことで「キック」され第1層に戻る。
で、一番わからないのがココ。
「なぜ第1層で目覚めたか?」ということ。
第1層でも「キック」するために白いバンを川へ落とす仕掛けをしていたはず。そして、見事バンは川に落ちた。つまり、その段階で、第1層からも「キック」され、「現実世界」に戻らないとおかしいんじゃないのか??
アーサーも含めて何故か第1層で目覚めてしまう。そもそも最初から第1層で目覚めるつもりなら、バンを川を落とす必要はなかった。
これも「複線」になってるんじゃないかなーと思う。
そのまま「現実世界」に戻ってしまっては、最後のシーンが「現実」か「夢」かはっきりしてしまう。アリアドネ達は「コブ」と「サイトー」が目覚めたかどうかがわかるので。だからこそ、筋は通らないが、強引に第1層で目覚めさせた。
ということは、最後のシーンは「夢」なんだろう。
この辺り、ちょっと展開が強引過ぎて、最後脚本を少し変えたようにも思える。あまりに切ない終わり方になってしまうという理由で。。。
この作品は、何よりも、普遍的な命題「現実よりもリアルな「夢」であれば、それはすでに現実ではないか?」という問いを示してくれる。これがこの作品の主題(テーマ)なんだろう。作中でも、「コブ」が「モン」に「インセプション」して悲劇につながってしまった考えだが、これは結論の出ない問いだな。。。
とにかくこの作品は世界観が楽しめました!
ただ、ある程度の予備知識が無いと1回だけだと難解かもしれない。2回観て楽しめる映画。
まだ観てない人は、多少ネタばれになるが、ここに書いた「階層」については理解して観た方がより楽しめると思います。
つかみどころのない世界を描いた上質なエンターテイメント。
創造される建造物・街…。
崩れ落ちる建造物・街…。
滅びの美学。
天地創造への高揚。
創造主になったようなエモーショナルな映像をベースにして、
緊迫感煽る展開、音楽。
一瞬とも目が離せない。
そんな冒険譚に並走する、親子のテーマ、夫婦のテーマ。
冒険譚と親子・夫婦のテーマ、どちらが隠し味なのか、本道なのか。
突っ込みどころは満載。否、この映画を理解するためのトリガーなのか?
今、誰の夢をベースにして話が進んでいるのか?
なぜ、コブの投影だけが侵入してくるのか? 潜在意識はすべての人間にあるのに。 メンバーは訓練されていると仮定しても、サイトーとアリアドネは訓練されていないのに…。
モルにとっての子どもの意味は? 「母なら」という私の固定観念?
親子・夫婦のテーマは掘り下げ方が足りないのは、構成の都合? それともコブの想いにだけ焦点を当てているから?
なぜ、隠れ家に電話?
なぜ、サイトーは参戦する? 単なる好奇心にしてはリスクが…。猜疑心なら、なぜ夢に悪影響がでてこない? インタビュー記事では、あえて無国籍的な得体の知れない人物っぽくとあったけれど、それはなぜ?
そして、あのコマ…。
考え出すと、迷宮に入り込む。
夢…。
フロイトやユングをはじめとする臨床心理学の夢分析等からみると、この映画の夢は整然としすぎている。
”設計”されているとはいえ、こんな単純なものではない。
意図せず”夢”に表現されるもの。すべて表現されているようにみせかけて、巧みに隠蔽されているもの。前意識と無意識、集合的無意識。さりげなく転がっている石にすら、そこになんらかの夢主にとっての意味があり、その意味付けは1つではないのだが。
「”潜在意識”に働きかけて行動変容を」って、催眠術・サブリミナル効果でも取り上げられるテーマで、古くから取りざたされたテーマ。
でも、直接頭の中をジャックするって発想が、怖くも面白い。
俳優陣の声でその演技を堪能したいのだが、
字幕だけでは物語の設定を理解しきれない。
吹き替え版を見てやっとわかったところもある。
予告の字幕と、本編の字幕と違うところもあるし。
マイルズが「Please」と懇願しているように言っているのに、字幕は命令調だったり。
英語が判ればもっと楽しめるのにとジレンマ。
脚本、この組み立てで合ってます?
ありがちなラストでいいんですか?いいんです。
何が現実か
どうせ夢だ ぶちかませ!
ノーラン監督映画に慣れるための第一歩。おうち鑑賞ですが、すごい興奮して面白かったです。
夢の20分は現実の3分(数字は違ってるかも)実感できます。無重力の中、一人で頑張るアーサー、かっこよかった!誰かか何かを守りたいために私は夢の中でよくパンチを繰り出すのですが、全然当たらない。それは夢の中が無重力だからなのか~と自分勝手に納得しました。でも、ボクシングジムに通って実際にミット打ちをするようになったらそういう夢は見なくなったんです(そのお気に入りジムは会長の都合で閉店して残念)!夢の中で自分が何語を話しているかも、現実と関係あって私ができない言語(圧倒的にほとんどできないが)は夢でも絶対喋ってない。死んだ人には会える。知らない人や見たことない人には多分会ってない。人間は何でも意識的に行動していると思っているけれど、実は行動の大半は無意識に支配されていると、心理学専門の人が例を出して説明してくれたことを思い出した。
マリオン・コティヤール「コンティジョン」でも素敵だった。ソレンティーノ監督の「グランドフィナーレ」主役の指揮者のマイケル・ケインに会えるとは!!ロバートのお父さん、ついこの間みた「ユージュアル・サスペクツ」のコバヤシ!そしてアリアドネ(エレン・ペイジ)は「ローマでアモーレ」(ウッディ・アレン)で親友の彼をたらし込む嫌な奴だ!と、知っている役者さんが沢山出ていたので、ほっとしました。ノーラン監督の映画、見ていける自信が少しつきました!
話題のテネットは?名作?迷作?どうなんでしょうか?
ザ・セルとか?記憶探偵と鍵の掛かった少女とか?
はたまたマトリックスも?ある意味ではそうかも?
〜な、いわゆる脳内潜入物の本作。
映画ドットコムの皆さんは、Cノーランと言えばダークナイトなんでしょうが?
ウチ的にはインターステラーと本作です!
確か?本作は?劇場の大スクリーンで見て、ガチでおったまげた!
それ位素晴らしかった!!!
2020年の今、結末を知ってて見返しても素晴らしい!
伯爵の品質保証作品!名作!
☆評価はネットの無料視聴水準にて、最初のシーンから一秒たりとも逃さずにね。
見ながら飲みたいお酒】
ウイスキー!!!
併せた肴】
濃厚なチーズ!ハードなのか青カビか?
エレンペイジちゃんのデビュー作?出生作?
バッドマンの秘書?アルフレッド?のMケイン?
マリオンコティヤールに?
今や世界の!ケンワタナベ渡辺謙!
映画偏差値も映画経験値も高め!!!
しかと見届けろ!名作だど(=´∀`)人(´∀`=)
見終わった後の心地良い疲労感。
まさに!これが映画だ!!!
夢を現実とすり替えた人間の悲しさ
現実を認識するのも、夢の中で自由にふるまうのも脳だが、その脳が見せる光景が本物かどうか判断する手段を、私たちは持たない。夢を見ている間は夢を見ていることに気がつかない。
私達は結局、脳の囚われ人なのだ。
肌に触れてる感触、温かみ、唇の湿り気も脳が判断しているのなら、そこに対象となる人間が実在していなくても(理論的には)いいのかもしれない。
しかしどんな理想郷も、元々現実世界で経験したことをベースとして成り立つ。
人間を生まれてからベッドに縛りつけ、目を隠し何も教えず何も触れさせずにいたら、豊かな世界を脳内で描けるだろうか。
身体という容れ物をコブとモルは遠ざけてしまった。やってはいけないことだ。
モルの存在の正体がはっきりしたとき、何ともいえない感情が湧いた。
何年も何年も、自分達の美しい世界に入り浸っていた二人。
コブのモルへの語りかけは、自分自身への言葉なのだろう。モルが自分の世界から消えてしまったら、もうはっきりと彼女を思い出せないかもしれない、という恐れ。
そんな人間の弱さや愛を余すところなく描いたこの作品は、圧倒的なSF作品なのに夢世界のギミックな部分はあくまで脇役で、人間という不思議で悲しい生き物をたっぷりとした情感で描いている。
この映画の視覚効果はその仕掛けを楽しむべく追求されたものではなくて、2人の美しい悲劇を描くために追求せざるをえなかったことが、結果として完璧な作品となった。
夢か現か幻か
【248832】
世界に最も蔓延している「アイデア」の寄生がインセプションする瞬間は無数にある。
この映画のように謀略を巡らすまでもなく、思い込みはそうだし、僕達はインセプションからは逃れることはできないはずだ。
人を好きになる瞬間はロジカルなものではないし、
愛情、
後悔、
恐怖体験、
強迫観念、
失望、
郷愁、
きっと、トラウマや、
何らかのコンプレックス
だってそうだ。
心の隙間に様々な思いが寄生していくのだ。
この映画の中に出てくる、
「サイトーだったら犯罪経歴を消せるはずだ」とか
「故郷のアメリカに帰れるかもしれないのだ」とか
「保証はないが飛び込むだけだ」
も、心の隙間に入り込んだ思い込みのように思える。
この作品は、コンセプトを通じて、アイデアとは何かを考えさせながら、映画の登場人物の思い込みを対比させ、現実と夢、現実と妄想、その境目が曖昧になる場面は、そこかしこに転がっているのだと教えているかのようだ。
阿片窟のようなところで寝て夢を見て過ごし、それを現実のように感じていたいと願う老人達。
ゲームの世界で過ごす時間が圧倒的に多くを占めるようになった人はどうだろうか。
似たようなものではないのか。
最愛の人とのコブの夢の中に作り上げたビルが林立する世界はゲームの世界と同じではないのか。
また、ネットの世界で自分の作り上げた世界のルールを、あたかも正義のように外にぶつける誹謗中傷を厭わない連中や、人権が法律で守られた世界で、差別的発言や行動を厭わないレイシストも妄想の世界で生きる輩と同じはずだ。
こうして人は夢と現実の境目を曖昧にしていくのだ。
ゲームやアニメの中のキャラクターを本当に愛せるのか。
Twitterの中で匿名であれば、相手に誹謗中傷のような特殊な正義をぶつけても許されるのか。
そんなことはないだろう。
現実に対して、
一層目の夢の世界では12倍の速さで時間が流れる、
二層目では144倍、
三層目では1728倍、
四層目では20736倍…
一層目の夢で、橋からバンが落下し着水するまで、時間はどれくらいかかるだろうか。
それが、四層目ではどのくらいの時間の長さになるのだろうか。
仮に、バンが水面に達するのに3秒かかるとしたら、3×1728=5184秒、つまり、86.4分。
作戦遂行には十分だ。
2秒であっても可能だろう。
そして、サイトーを救う為に、コブが更にその下の五層目の夢の階層まで降りていく。
そこでは、現実に対して、248832倍の速さで時間が流れている。
サイトーが歳を取るはずだ。
クリストファー・ノーランはすごい。
夢という誰もが持っている自分だけの世界。
その唯一の世界を映画として限りなく膨らませた、その発想とストーリーがとにかく凄い。
前半部分はインセプションの独特なルール、その説明だけでもかなり難解。とっつきにくい。だが、トーテムやキックなどを含めた、細かな設定がとにかく素晴らしく秀逸。
何となく理解し始めた頃にストーリーは動き出し、どんどんその世界観に引き込まれていく。
幾重の夢の世界を、上手く時間描写で表現しつつ、登場人物たちがしっかりと自身の役割を認識。細かなカットを挟み、時間経過を意識させつつ、その時間の危機感を高めていくのはさすが。
主人公コブの妻モルに対する揺るぎない愛、そして後悔、最後まで渇望し続ける子供達との再会。どの夢の中でも現れてしまうモルが、コブの愛と後悔の深さを物語っているのが悲しい。
観客すらインセプションされる計算されたラスト。"最後の30分をじっくり味わう"為の興奮の2時間。観た人の記憶に残り、あれこれ考察したくなる。名作。
夢、夢、夢!?
当時、映画館にも行きそびれ、DVDも借りる事なく、気になりながらも観そびれ今に至る、、、せっかくのノーラン祭りも明日まで。もう今日行くしかない‼️
普段はまず自分のレビューを書いてから、皆さんのレビューを拝見するのですが、今回はどうにも難しそうで脳内パニックは確実だろうと、先に読ませて頂きました。予習したにもかかわらず、わからない😭
夢が3層になっているのはわかるが、、、ややこしい、どういうこと?????
途中で匙を投げた🥄もう私の頭では無理だ!映像だけを楽しもう🧐夢の中の景色は圧巻。特に街がサイコロのように折り畳まれるところは感覚がヘンになりそう😳
ラストもやはりわからない、現実なのか夢なのか、、、コマは回っている。
インセプションが理解できないとテネット、大丈夫だろうか。いや、絶対無理だな🤣でも観よっ‼️
難解だったけど、凄い斬新な映画。
『インセプション』鑑賞。
*主演*
レオナルド・ディカプリオ
*感想*
クリストファー・ノーランの最新作がもうすぐ公開されるにあたって、この作品をアマプラで鑑賞しました。インセプションの他に「インターステラー」を公開当初、映画館で観に行きましたが、難しくて自分には合わなかったのを覚えています。
レオナルド・ディカプリオ主演ということで、期待してました。噂ではこの作品も難解ということで、見る前は多少、覚悟してましたが、やはり難解でした。。(^^;
難解でしたが、ん~なんとなーく解るようで分からないw
解説見てもいまいちピンと来なかったですw
要は、夢の中に入ってアイデアを取るスパイのお話ってことで合ってるのかな?
ラストは確かにモヤモヤ感ありました。
キャストも凄い豪華だったな~
ジョセフ・ゴードン=レビット、渡辺謙、トム・ハーディ!ていうか、脇が主役級じゃん!トムハが出てたとは知らなかったな。。
夢の世界の描写の迫力が凄いし、町の中に突然列車が突っ込んできたり、街が逆さまになったり、なんかもう・・・ドクターストレンジかよ!って思ってしまいましたね。(笑)
インターステラーより、インセプションの方がギリギリ解りました。でも、難解作品でした。
最新作のテネットも難しいのかな~w
うぅ、、、でも、観に行きたい!(^^)
情報の連続
インセプションは今まで見たことなく、アクションがすごい映画かなとしか思ってなかったが
同じ監督の新作映画が公開されるということでインセプションを見てみることにした。
最初は夢に入りアイデアを盗む、それを繰り返す映画かと思ったが、話が進んでいくうちにただ夢に入るだけではなく、より深く奥に入り込むことが必要となっていき、盗むのではなく植え込む。
インセプションをすることになっていった。
そこからが目も離せないようなストーリーの連続であり、頭をフル回転しながら鑑賞していた。
そして最後まで見終わった時、部屋の中にはいてられず外に出てしまった。
夢の中へ行ってみたいと思いませんか、うふっふー
私は本格的(?)に映画が好きになってまだ1年ほどです。
したがってお恥ずかしながら、クリストファー・ノーラン監督作はもちろん、IMAXというものも実は初めてで、結構身構えて行きました。
インセプションの前に最新作TENETの冒頭映像が流れました。
鳥肌がたった。
心が震えた。
あれ、これから観るのはイン…ターステラーだっけ?
いいえ、インセプションです。
いざ。
夢の中の夢の中の夢の中へ。
発想はごく身近な『夢』だし、実際夢の中の話なので、現実世界では大したことは起きていない。
にも関わらず、ここまで出せる臨場感。
どうしたらこんなストーリー、世界観を思いつくんでしょうか。
本当にノーラン監督素晴らしいと思いました。
時間、空間、夢、現実、重力。
さまざまなものを感じ取れる今までに類を見ない映像体験になりました。
映像は評判からの期待を遥かに超えてきましたし、音楽、役者の演技、どれをとっても欠点が見当たらない。
よく難解といわれるノーラン作ですが、分かりやすい方なんじゃないかなと(他の作品観ていないのに偉そうなことをすみません)。
テーマが夢ということや東京が舞台で渡辺謙さんがメインで出ているということで、割と実感が湧くし、一部ん?となる部分はありましたが、展開の流れは大体取れました。
ただ、IMAXの映像、音響によって映画の世界に引き込まれ、あのストーリーを集中してみなければならないので、結構疲れましたね。
映画冒頭、いきなり日本語で話し始め、それに英語字幕がついたので、違う映画か吹き替え版を観ているのかと焦りました。
主要キャラクターは皆魅力的、その中でもやはりディカプリオの存在感は凄かった。
彼のJesus Christにはかなり心を動かされました。
虚無での妻との対話のシーンは涙が出ました。
何の涙なのかもはや分かりませんが、物凄い感動に襲われることは間違いないと思います。
再現したくなるようなアクションシーンも満載。
個人的にはやはり第二の夢のアーサーのように無重力で飛んでみたいかな。
ラストで空港に到着するところは、まるで民衆が英雄を称えているかのようで、夢を見ていただけというのが信じられませんでした。
正直、最終的に夢から覚めるまで夢を見ていたことを忘れるほどです。
パンフレット買う予定はなかったのですが、買ってしまいました。
インターステラー、TENETも観なくては!
追記
エンディングでJRを発見(新幹線ですね)。
最後はスクリーンいっぱいに
INCEPTION
字幕:アンゼたかし
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