インセプションのレビュー・感想・評価
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既視感の正体
誰が観ても「凄い」と言わせる説得力がある映画だと思います。
クリストファーノーランの作り出す世界観には毎度驚かされますが、この映画、なぜか既視感を感じませんか?
おそらくこの映画の狙いはその既視感にあると思うのです。
勝手な推測ですが、夢の中で高い所から落ちて目が醒める経験をしたことが誰しもあると思います。もちろん、世界的な名監督であるクリストファーノーランにだってあるはず。
あの誰もが経験したことがある、小さな「夢あるある」から生まれたのが、この『インセプション』という映画なのではないか?と私は思うのです。
人類共通の「夢あるある」から想像を膨らませた結果、これだけの超大作が生まれたのだとしたら??
クリストファーノーランって超凄いと思いませんか?
夢とわかった夢はとにかく疲れる
実体験がいくつかあるんですが
・夢の中で夢から醒めてそれが夢だとわかったことがある
・夢だとわかったので魔法を使ったことがある笑
・10年間に渡って6回シリーズの夢を見たことがある(勿論すぐあの夢の続きとわかる)
・夢の中で死んで目を覚ますと真っ白な世界にいたことがある
夢はあの世とこの世の境と言うけど
やはり彷徨うのは良くない
何度見ても震えるラストカット
公開当時の映画館で2回。その後のレンタルを字幕と吹き替えで2回。地上波の放送で1回。そして今回はアマプラで1回と、覚えてる限りでも6回目の視聴。
それでも色褪せない最後のシーン。
ピークエンドの法則と言って、最後の印象がいいと、その作品全体の印象も良くなるという効果がある。
まさにそれの典型で、このラストカットは過去最大級。
映画館で最初にみたときの興奮をよく覚えている。
エンドロールで早く友達に喋りたくてソワソワソワソワしてた気がする。
その昔、パイレーツオブカリビアンのデッドマンズチェストのラストカットも衝撃だったけど、それはシリーズものならではだったから、単発作品の方が衝撃的だよね。
考察はあんま得意じゃないので、このラストカットがどっちの意味を表してるのかは語れない。
でも、このどちらとも取れる演出がツボにハマった。
見事にノーラン作品のファンになってしまった。
好きな映画ランキングは毎回変わるけど、この時代、つまり2010年前後でつけるならば、間違いなくインセプションがナンバーワン。
ただ、これだけみてもイマイチ理解できない部分もある。
キックっていうのは、1つ上の階層で体を宙に浮かす(三半規管に影響を与える)と夢から覚めるんじゃないの?
つまり、夢の中でやっても起きないんじゃないの?
雪山でキックしたのはなんの意味があんの。
ホテルでキックしたから、雪山からホテルに戻れるんじゃないの。
アリアドネがキックに雪山に戻る理屈もよく分からん。
解説サイトをいくつか読んでもしっくりこないんだよなぁ。
ノーラン作品ではインセプションが一番好き
夢の中で人に新たな考えを植え付ける「インセプション」というミッションの成功と引き換えに家族と会いたい主人公がチームを結成し、深い夢の旅をしていく話。
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まず、このめっちゃかっこいいイケオジハリウッド俳優の中に渡辺謙がいるということがすでに胸アツ。私の中で『マッドマックス』とか『ヴェノム』のワイルドなイメージしか無かったトム・ハーディもめっちゃカッコ良いし。
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ノーランは男性をスマートにかっこよく見せるのほんと上手いよなぁ。(しかも、男の理想じゃなくて女性から見てもちゃんとちゃんとかっこいい)。さすが英国紳士。
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前なにかで、ノーランがなるべく実物で撮るわけは昔の映画でもCGだと技術の問題でちゃっちく見えるけど、本物なら古臭く見えないって言ってて、確かに今作約10年前の映画だけど今見てもすごい。サイトーが「飛行機会社買取った方が安いだろ」言うように、CG作るより実物で爆破とかさせた方が安いもんね(笑).
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あとはノーランのSFって多分ありえないけど、めっちゃ理詰めで説明してくるから本当に実現できそう感ある。何層もある夢で深い眠りでも"キック"をすれば絶対起きるから各階層で同じ時間に一斉に衝撃を受けるって訳分からんけどなんか納得できるもん。
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全然眠れないインソムニアと対を成す。
構成が複雑で一回じゃ理解しきれない、けど面白い
冒頭から展開が早すぎてついていけなかった。解説を見たり調べていると、サイトーにエクストラクションを仕掛ける前の話があって、webコミックでこの物語が始まる前のコボル社、フィッシャー社、サイトー率いるプロクロス社の利害関係がどうなっているかよくわかるらしい。コミックは見当たらなかったので、解説見るだけじゃよーわからん。
結局コブはコボル社からプロクロス社に依頼主を変え、ミッションをやり遂げた。結局現実世界に戻っても、コボル社から追われるんじゃない?サイトーが守るの?
色んなサイトを見たけどこの辺がわからない。。
世界観と設定は作り込んであって面白いと思う!
手に汗握る
ヤバいなこれっていう映画
観るのに頭を使うクリストファー・ノーラン監督。
夢がメインテーマだが、観ている自分自身も夢を見ているような錯覚に陥る。
没入出来ればできるほど、後味が変わってきそう。
考え過ぎると頭がついていかなくなるので、そこそこ頭を使いながら観る方が楽しめそう。
にしても、魅せ方やストーリーの構造が変態的に上手い。どういう人生送ってたらこういう発想が出来るんだろうか、、、鬼才ぶりを遺憾無く発揮している作品だと感じた。
ビューティフル・ドリーマー
毎度セットを壊しまくっていいのはアニメくらいでしょう!
「夢だから」という設定があるからと言って、何でもアリな状況をここまで貫くなんて!
最後はビューティフル・ドリーマーですね。
しかも最後は、夢なのか現実なのか、どっちか分からないという含みを持たせてるのは萌えます。
物語全体が、空想に対するジレンマだったり、創作物を作る人間が悩み苦しむことがメッセージとして伝わってきます。
ただ、「面白い」というより「凄い」という方が勝ってしまった感じが。
名作であることは間違いないです。
難しい...
すごい話が作り込まれていたし、世界観に圧倒されはしたが、1回目の視聴では理解が難しかった。
なにせ同監督のインターステラーも難しいと思った私なので。笑
夢が何層にも重なってて、行ったり来たり、、。難しい。
私は多分時間の流れを理解してなかったから、理解をより難しくさせたと思う。◎時間は〜では○分みたいな。
ちゃんと見とけ!理解しとけ!て話ではあるが。笑
コブに対して少しイラッとしてしまった。妻を想う気持ちは分かるけれど、それが作戦に影響すると少しでも思ったならチームで共有すべきだったと思った。
アーサーが好みでした!カッコいい😚
そして、恐らく潜在意識に落ちたであろうコブとサイトーのやりとりが最初に繋がっていて、アー!なるほどね!となった。あのおじいちゃん、サイトーだったのか!
最後の終わり方、皆絶賛しているが、私もその1人であり、考察を楽しめる終わり方でした。
2回目では物語の構造を理解できるかなぁ。
いつの日か
ちょうどよいノーラン具合
ノーランの作品を全部観ているわけではないので、
知ったかぶって言えないけれど、
個人的にはちょうどよいノーラン具合。
難解過ぎずに物語を楽しめる。
TENETとかメメントまでいくと観ていて脳が疲れすぎてしまう(汗)
最後のコマ、「え、どっち?どっちなのーーーーー!?」でのエンドロール。
もうドキドキが止まりませんでした!
現実に戻れたと信じたい。
評判は良かったけれど普通
夢を操り情報を盗むスペシャリストが次々と企業のいけない情報を盗んでいく話、、なのかと思っていたが、
実際はそうではなく夢のまた夢の夢の世界まで潜り込み息子に会社を継がせないよう誘導する話。
アクションは凄かったがストーリーが夢の3段階と言ってしまっているので、夢なんだな、と安心して見れたし捻りもないように感じた。
実はサイトーが本当に死んじゃうのか!?とか思ったけどそんなこともなく。
最後空港から降りて子供達に会ったのも夢(?)だったのにはモヤッとしたが綺麗に終わるよりはよかった。
Matrixの檻を多重にするとどうなるか
現実味のある夢
こういうことある
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