海の上の君は、いつも笑顔。

劇場公開日:

解説

「ライフ・オン・ザ・ロングボード」「サンシャインデイズ」などで海やサーフィンを愛する人々を描き続けてきた喜多一郎監督が、「神様のパズル」の谷村美月を主演に迎えた青春ドラマ。湘南で暮らす女子高生・汀は、思いを寄せる同級生・陸に話しかけられ、サーフィンが得意だと嘘をついてしまう。すぐにサーフィンの練習を開始する汀だったが、あっという間に波に飲まれて兄の形見であるボードを無くしてしまい……。

2009年製作/100分/日本
劇場公開日:2009年5月9日

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(C)2008 海の上の君は、いつも笑顔。製作委員会

映画レビュー

2.0湘南観光PR&谷村美月の笑顔鑑賞映画

2016年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

この映画、谷村美月に好意的な方か地元(湘南)の方以外は、ほとんど楽しめる要素が無いような・・・。 私は谷村美月目当てで鑑賞したので、間違いなく彼女の笑顔には癒されましたが、それ以外は特に褒めるべき点のない映画でしたね。 タイトルの「海の上の君は、いつも笑顔。」もちょっとおかしい、谷村美月はほとんど海のシーンはなく、大半が陸の上でしたから・・・しかも陸の上でもかなり笑顔でしたし。 でも笑顔はじける谷村美月を見ていると、元気だけはもらえます、結局疲れた時には彼女の笑顔と湘南の海を見て癒されましょう!的映画だったと言う訳ですね(笑) ただそれにしてもストーリーに盛り上がりが無さ過ぎでしょう、無くした亡き兄の形見のボードを探すだけで1時間40分弱引っ張るのは、いくらなんでもねぇ・・・。 一応、バスケ部のキャプテンに決まって云々、桜田通が演じたイケメン君に恋して云々と言った話もありはしましたが、ほぼ投げっ放しになってましたし、ホント映画としてはあまりにも物足りなさ過ぎな内容だったなと、そう思わずにはいられませんでしたよ。 しかも時々入る本編とは関係ない湘南PR的映像があまりにも多すぎて、もうゲンナリ。 一般人が海岸をゴミ広いする様子や、ダンスをしてたりする様子がふんだんに盛り込まれ、更には地元ラジオのナレーションや曲も多くかかってこれ何の映画?状態に。 エキストラや地元住民の方にはエンドロールでも紹介されて最高の映画かもしれませんが、縁もゆかりもない者からすればとにかく邪魔でしかないんです・・・それ削れば、おそらく75分程度の映画だったのかなぁ、それだと印象もまた多少は違ったと思うのですが。 とりあえず良かったことは、笑顔はじけて元気な谷村美月を見れたことと、ボード探しで出会った大杉漣が語った妙に心に響く台詞と(かなりクサイ台詞ではあったが)、お巡りさん役の津田寛治が大スベリも恐れずにはっちゃけていた姿だけは印象に残りましたが、それ以外は・・・。 谷村美月側も、後々この映画は無かったことにするのでは? でも、笑顔はホント可愛かったので、一応残しておいてください(笑)

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