キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語

劇場公開日:

キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語

解説

1947年のシカゴ、バーを営むポーランド系移民のレナード・チェスは、ギタリストのマディ・ウォーターズとハーモニカ奏者のリトル・ウォルターを雇い、彼らのブルースで客を魅了していた。その流れでレコード・ビジネスへ参入したチェスは、チャック・ベリーやエタ・ジェイムズなど数々のスターを生み出すが……。「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、「バスキア」のジェフリー・ライト、「ドリームガールズ」のビヨンセ・ノウルズら豪華俳優が、シカゴ・ブルース全盛期の時代に生きた人々を熱演。

2008年製作/108分/PG12/アメリカ
原題または英題:Cadillac Records
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2009年8月15日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第66回 ゴールデングローブ賞(2009年)

ノミネート

最優秀主題歌賞
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映画評論

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映画レビュー

3.5歌手を見極める目とレコードを売る腕

2024年2月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

エイドリアンブロディ扮するシカゴに住むレナードチェスには結婚したい女性がいたが、将来設計が無いため父親に女性が連れ去られた。レナードチェスは、レコード歌手を探す仕事にありつきジェフリーライト扮するマディウォーターズをレコーディングしないかと誘った。レナードは肌の色を気にせずマディと組んで音楽から金を生み出そうと南部へ行ってラジオ局に乗り込んだ。ふたりは家族だと言った。

そりゃあレナードが売れ始めたら嬉しいだろうね。レナードは歌手を見極める目とレコードを売る腕を持っていたんだね。ギターが弾けて歌が歌えればスターになれる。1955年に絶頂期を迎えた実話だそうだ。

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重

3.5ロックの源流?

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

実在したチェス・レコードを題材にした作品。1曲当てれば一生遊んで暮らせるかのような演歌的な1940年代のシカゴにタイムトリップが楽しめました。ご多分に漏れず、金が入ると酒にヤクに女に暴力…という典型的な展開はともかく、音楽がカッコイイので飽きませんでした。製作にも名を連ねているビヨンセの出演作はたぶん初めて観ましたが、さすがに魅力的でした!チャック・ベリーもこのレーベルでスターになったとか、ビーチ・ボーイズが盗作してたとか、後のロックに多大な影響を与えたとか、知らないことも多くて、とても興味深い内容でした。

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赤ヒゲ

2.050~60年代の音楽シーンを垣間見る

2020年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

5.0ブラックミュージックファン必見

2018年7月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画の起承転結がそのままブラックミュージックの歴史と対応する見事な構成
ブルース以前、チェスレーベルとブルースの誕生、ロックンロールとソウルミュージックの誕生、チェスとブルースの終焉
マディウォータース、リトルウォータース、ハウリンウルフ、チャックベリー、エタジェームス
伝説の巨人達がどうブラックミュージックの歴史を作りあげていったのか
生きた人間達の生々しいエピソードを積み重ねて見せてくれます
断片的にしか知らない文字だけの略歴が、彼ら彼女らの人生のストーリーとして本当に生きていた等身大の人間のドラマとなって描かれています
ビヨンセが本当にエタジェームスに見えるのがすごい
ミネソタファッツのエピソードは
映画ハスラーを見ていれば更に感慨深い
劇中クロスオーバーという言葉がキーワードとして登場します
黒人だけの人種限定音楽が、ブルースを経てロックンロールでチャートのページをクロスオーバーする
クロスオーバーの概念を視覚的にヒットチャートのページをクロスオーバーする様子で見せてくれたのは正直目からウロコ
素晴らしい表現だと感動しました

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あき240

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