ホノカアボーイ
劇場公開日:2009年3月14日
解説
ハワイ島の小さな町ホノカアで青春時代の数カ月を過ごした吉田玲雄が自らの体験を綴った同名小説を、「ハルフウェイ」の岡田将生主演で映画化。失恋したショックで大学を休学したレオは、かつて恋人と訪れたことのあるホノカアの映画館で映画技師として働くことに。ちょっと風変わりだけど温かいホノカアの住人たちとの交流を通し、レオは少しずつ成長していく。共演には倍賞千恵子、松坂慶子、蒼井優ら豪華キャストが揃う。
2009年製作/111分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2023年4月20日
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鑑賞方法:VOD
■他人との距離がうまく取れないレオは、彼女に言われるままハワイ島へ旅行に来る。
それから半年後、レオはその旅の途中で出会ったホノカアで映画館の映写技師の仕事をして暮らしていた。
そんなある日、レオは町でも有名なイタズラで偏屈な老婆(倍賞千恵子)と出会う。
◆感想
・日曜日の晴れた午後に、自宅でゆっくりと見たい映画である。
・ストーリー的には大きな展開はない。(小さき事は多数起きる。)
・作中の料理を担当したのは、高山なおみさんである。ピッタリである。
ー 私事で恐縮であるが、高山さんの著作は”日々ごはん”を始めとして、ほぼ総て持っており、料理の際に参考にしている。飾り気のない料理であるが味は抜群である。-
・若き岡田将生さんが彼女(蒼井優)から、別れを告げられ、彼はビーさん(倍賞千恵子)に拾われ、彼女の家に住むようになる。
ー この辺りの描き方が何とも可笑しい。80になってもエロ本をレオに取り寄せをお願いするお爺さんとか・・。
ホノカアの映画館の人達も常に居眠りしているお爺さんや、お菓子が好きな女性(松坂慶子)さんであったり。-
<心や身体が疲れている時に、ぼんやりと見たい映画である。(大いに褒めています。)
因みにハワイもお勧めであるが、(本島はちょっと・・、だが。)ニューカレドニアの離島(沢山あります・・。)なども、誰もいないリゾート地としてはお勧めである。(敢えて、島の名は記載しない。)>
2022年11月26日
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ハワイの島で暮らす日系の人々の暮らしを描くヒューマンストーリー。
映画館を営む食べてばかりの女主人や映画技師、日本のエロ本好きのお爺さんなど、面白いキャラの人物がゆったりとした時間の中で、自由に暮らしている。
あー、こんな生活、素敵だなぁ。やってみたいなぁときっと誰でも思うだろう。
倍賞千恵子の演技が最高。主人公のイケメンと仲良くなって、彼の好きな子にちょっとヤキモチ妬いたりして、でもそれが事件になってしまった。女の子になっちゃってるお婆さん役が本当に可愛らしかった。
2022年10月24日
iPhoneアプリから投稿
人の家に入り、勝手に鍋の中の物を食べる主人公になんじゃそりゃとなり、この人々の生活の成り立ちに非常に?が付いてあーほんわかほっこり系で誤魔化し気味な感じでついていけない。まぁ倍賞さんは良い評価がつくと思うが私的に松坂さんが良かった。終わり方が何となくいいなぁと思い、星⭐️一つプラスして3で
2022年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
女主人のエデリ、ポップコーン売りのジェームズ、映画技師バズ。近所の人も日系人が多いハワイ島ホノカア。映画館に客なんて来るのか?というほどの人口だし、近くにレンタルビデオ店もあったりする。まったり、スローライフ、フィルムが焼けても客は起こらないホンワカホノカア。折しも荻上直子作品の『かもめ食堂』や『めがね』が流行っていたから、スローテンポの映画も受入れる土壌があった頃の作品だ。
ネコの餌でさえ美味しい倍賞千恵子の料理。エロ雑誌やエロDVDが送られてくるのを楽しみしている87才の老人・喜味こいし・・・等々個性的なメンバーが楽しい。
わずか2千人強の街だけど、死をも超越したかのような、魂が通っている・・・上手く表現できないけど、終の地に選んでみたくなるような・・・そんな土地。とは言え、オアフ島、マウイ島をとりあえず訪れてから行きたい。