スラムドッグ$ミリオネアのレビュー・感想・評価
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Reminds me of the Philippines
It would be more unforgettable if you actually have some personal experiences in developing countries. Some scenes are pretty heartbreaking but it is the reality of those countries. Hard to watch it again but still love this movie. It is one of the best movies I've ever seen. Highly recommend it. And seriously can't believe I've never watched this movie until today!
誰でも観易く楽しめる痛快作
いきなりジャマールの拷問から始まる「半分ネタバレ」でスタート。本気か?と思ったがこれがこの作品の肝。
ジャマールの幼少期から始まって、最終的にTVでヒーローになるのを描いても面白いとは思うが、物語に入り込むまでに時間がかかる。それを「何でこんなことになってるの?」と観客に思わせることが、非常に強い掴みになっている。
無学のジャマールが難問を、まあかなりしんどい経験値だけで解答していく。その際に多用されるフラッシュバックで描かれるインドのスラムは、ジャマールが生きてることがかなりラッキーだと思えるほど壮絶。彼らの生命力たるや凡人ましてや日本人の比ではない。その逞しく生きていく様を痛快に描いているところも素晴らしい。
ラティカに全く興味が無かったサリームが、その後彼女の近辺にいた図々しさには首を傾げたが、それもラストのためだったのかな。何はともあれ、流石のダニーボイルでした。
余談ですが、この映画を題材にしたクイズをダウンタウンのTVでやってましたが、あれは番組の1コーナーで済ませるのは勿体ないくらい面白かった。
貧しい少年がミリオネアで一発当てるというだけの話だと思っていたので...
貧しい少年がミリオネアで一発当てるというだけの話だと思っていたので、今まで見なかったが、いざ見てみるとその裏に多くのドラマが隠されていて非常に面白かった。
一瞬も目を話すことができなくて、最後までスリルが続いて一気に観てしまった。文句なし!!
頑張ってもう一回観た
インドの貧困層であった少年ジャマールはTV番組のミリオネアに出演す...
I felt difficult feelings...
原作の時点で☆5
タイトルなし(ネタバレ)
インパクトはある。
スラムの現実。カルカッタでは、親が片足切って子供に同情で物乞いさせたり・・・。生きていくにはちょっとした盗みもするし、仲間を見捨てることも。でもそうしないといけない現実。日本人の自分たちがその事件に対して偉そうに物申すことははばかれる、
そして宗教の現実。共存という概念はないだろうから、淘汰されてしまうんだろう。前インドに行ったとき、インド人から、カーストはヒンズーだけでなくイスラムにもあって、結婚も同じカーストでないとできない、と聞いた。
スラムや宗教のことはNGOに関わっているだけに知っていて、さして驚くことはなかったが、やっぱり映像のリアリティはすごく伝わってきた。
サリームやラティカは途中の数年空白になっているので、3人の動向を平行に並べて、それが1つにまとまっていくような内容にすればもっとよかったのでは・・・と思う。
これは見ごたえあり!
インド版サクセスストーリー
タイトルなし(ネタバレ)
日本のクイズ・ミリオネア思い出しました笑
主人公のジャムールが次々と問題を解いていくことがこの映画の醍醐味ではない。
問題がジャムールの人生に沿ったものであり、それを物語る所がこの映画の愛や勇気を感じさせてくれる。
最後の問題だけ、彼は答えられない。
三銃士の最後の1人だけ彼の人生の中で名前が出てこないのだ。
運だけを頼りに答え見事に成功する。
問題に答えられた事、彼女にまた再び会えた事。
この二つの奇跡が同時に起こったことに人生に勇気を与えてくれるのだと思いました。
しかし、インドの社会は悲惨だなと改めて思いました。盲目の歌手の方が2倍稼げる。そのために歌えた子供の目を奪うなんて……
インドの社会状況も知れるいい作品だと思います。
残酷過ぎる現実を越える純愛に生きる希望をもらえる映画
ずっと見たくてないなかなか見れなく、飛行機でたまたまやってて初めてみました。
今、自分に起きてるつらいことなんて些細な問題で、どんなにキツくても諦めないことの大切さと、人を本気で愛することの美しさをシンプルで衝撃的なストーリーだからこそ深く染みました。
スラムで育った一人の青年がミリオネアに出場し、見事に全問正解するサクセスストーリーですが、1000万ルピーを手にした時点で、番組の司会が詐欺罪で警察に突き出してしまう。
無学のシャリーフが全問正解まであと1問まで辿り着くのは確かに奇跡。警察も詐欺と信じて疑わず、そのミリオネアでの回答一問一問を見直しながら、なぜ解けたかを検証していくのですが、そこにはインドのスラムで育った壮絶で劣悪で、非道な経験、その中で出会った唯一の肉親である兄、幼馴染で恋心をいだくラフィアの3人で道を切り開き、成長していく。その過程が問題の一問一問にはまって、無学の青年が問題を解いていくというものでした。
ただ、このインドのスラムという環境…想像を絶する環境で、途中なんど目をそらせたことか…。ただ、これ、たぶん現実なんだよな…と改めて思うにつれて、心が痛くなる。
そして、その想像を絶する現実の中で、兄とラフィアは自ら道を切り開くことを諦め、現実的に生きることを選択する。シャリーフはラフィアと引き離されては探し出し、自らの運命を開いて行こうとする。
途中途中で、シャリーフがラフィアを見つけては、ラフィアは現実から抜け出せず、兄はマフィアの部下として弟とラフィアを引き離し続ける姿や、3人がスラムを必死で生き抜くすがたに、やはり生まれ持った運命は変えることができないという諦めを嫌という程感じらせられるし、ある意味で本当に救いのないほど現実に生きる事がつらいことであると思い知らされました。
誰もが、今の現実に甘んじるしかない環境の中、決して諦めずにミリオネアの最後の問題に到達した弟の姿に心を打たれた兄は、裏切り続けてきたシャリーフとラフィアに自らの命と引き換えに最後の手助けをし、シャリーフは最後の問題…全く回答がわからない中、4択を正解させ、ラフィアと運命の、そして、もう引き離されることのない再開を果たす。
最後のシーンでシャリーフがラフィアに「運命だよ」と言って、キスをするシーン…めちゃくちゃ泣いたし、ただのサクセスストーリーではなく、どんなに劣悪な環境に置かれてても、諦めずにひたすら行き続ければ運命を開くことができる…その劣悪な環境というのが、想像を絶する環境なだけに、その運命という言葉がより説得力を持ったラストシーンでした。
スラム街育ちで無学の男がミリオネアで億万長者になる。 がしかし、そ...
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